nanapi(ナナピ)は、Supership株式会社が運営するノウハウ(ライフレシピ)の共有サービス。かつてはサイト名と同名の株式会社nanapiが運営していたが、2015年に株式会社スケールアウト・株式会社ビットセラーと合併し、Supership株式会社となった。かつては、IGNITIONと言われる英文で人物などを扱うサービスを行っていましたが、2016年6月30日をもってサービス終了。Anser(アンサー)という質問アプリも行っていましたが、2016年9月30日をもってサービス終了。

nanapi(ナナピ)は、2014年1月に月間1800万のユーザー、10万件以上の情報があるとされていましたが、2016年に急速にアクセスを落としたなどとネットで書かれるようになり、2016年12月現在におけるユーザー数は、以前の数分の1まで落ち込んでいるとみられています。



KDDIは、ハウツーサイトのNanapiというサイトを77億円で買収したという事で、市場を驚かせました。

このNanapiというサイトですが、今の状況は完全に個人サイトレベルのアクセス数しか集めておらず、Similarwebで見ると日本で1万位にも入っていない状況となってしまっています。77億円という数字がガチであれば、KDDIにとっては、1億円以下のものを77億円で購入した事になって買収は完全に失敗だったと言えるでしょう。

Nanapiのアクセス数が落ちたと言われていた時には、『計測方法がおかしい』などネット上でも多少の議論になりましたが、もう計測状況がどうだと言えるレベルではなくなってきています。アクセス数から見ると、個人サイトのレベルになってしまっていて、収益が全く上がらない中をSupershipという会社に混ぜ込んで何とか運営を維持している感じに見えます。

2009年当初は、NAVERまとめのようにAPIを使って画像を自由に追加したり、簡単に文章を書いていけるような使い勝手の良いシステムというのは、多くの人にとって大変に魅力的なサービスでした。更にNAVERまとめでは、2010年にインセンティブ制度を始めて、これが多くのキュレーターに支持を受けて、爆発的にヒットする要因となりました。

DeNAの執行役員をしていた村田マリ氏は、業界では『iemo社を高値で売却した人として有名人であり、News Picksでも『村田マリがシンガポールに移住した理由とは?』という形で取り上げられていました。確かにシンガポールにいながら事業をするなんて、傍から見たら凄いことをしているようにも見えますし、iemo社を売却しただけではなくて、子育てをしながら大手IT企業とされるDeNAno執行役員まで引き受けるなんて、これまた凄い。

NanapiがKDDIグループに株を取得されてその傘下になったという事ですけど、ほとんど儲かってないことが明らかになりました。Nanapiが広告モデルで儲からないことは以前のブログでも指摘した通りですが、Nanapiが儲からない理由としては、検索エンジンのみに依存するところが強すぎるという事があります。

コンテンツのハウツーサイトのNanapiの評価額が77億円もするらしい。KDDIが40億を出資して過半数を握るそうです。

Nanapiがリニューアルを行って、トップページにニュースの情報が提示されるようになりました。日本人は、特に新しいもの好きとされていますので、Nanapiも常に新しいものがあるサイトとして、何度もアクセスさせようという意図があるものと思わせます。また、ライフレシピだけではなくて、モヤモヤという質問ボックスであったり、特集なども掲載するようになってきています。

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