NAVERまとめの検証

  • 7 June 2012
  • のぶやん

Quantity(量) and Quality(質)

ウェブサイトは、NAVERまとめに限った事ではないですが、Quantity(量)とQuality(質)が重要になります。一般的に言われているのは、Googleを重視するのであれば、質よりも量が重要になるという事です。とりあえず文章があるページを大量に用意すれば、GoogleからPVの流入はとりやすいと言われています。しかし、最近ではFacebookやTwitterがあって、これは「人間が見て良いもの」に焦点が当てられているので、大量にページを生成してもButtonを押して貰わなければ意味がなくなってきています。つまり、人が見て良いものが拡散される仕組みです。

具体的にアクセスを集める方法

どの情報がアクセスを集めるかは、実際には自分でも良く分かりません。多くの人は、はてなブックマークなどでアクセスが集まったものをまとめたり、2ちゃんねるの情報を基にして、そのままコピーしたりしています。このアクセスの集め方は悪くないのですが、この方法だとどうしても2番手になってしまって、数万PV程度しか集められなくなってしまいます。NAVERまとめで狙いたいアクセス数は、数十万アクセスなので、そういったアクセスを狙う方法も考えていかなくてはいけません。

私のやり方としては、先にQuantity(量)を重視して、見たニュースや情報を適度にまとめておきます。その中でGoogleで上位表示などで「アクセスが集中してきたまとめ」というものを集中的に情報強化します。最初は単なるリンク集であったとしても、アクセスを見ながら情報強化していけば、数十万PVのまとめに仕上げる事ができる可能性があります。こうして仕上げたまとめは、長期的に収益に貢献してくれます。この手法はNAVERまとめに限った事ではなくて、ウェブページ全体に言える事です。

小さいものから大きく発展させる

ベンチャー企業もそうですけど、小さいものから始めて、注目が集まった所に資金と人的資源を集中させて利益に結びつけるという事が重要になってきます。ウェブサイトで言えば、1つのサイトにこだわり過ぎず、複数のサイトを運営しながらアクセスの集めるサイトに集中して記事を投下していきます。また、NAVERまとめでも注目が集まる記事に集中して記事の質を向上させて行くという姿勢も重要になるでしょう。

安いコストで生産した記事によってユーザーの反応を確かめて、ユーザーのニーズがあるようであれば、そこから拡大していくというやり方です。これはコンテンツ産業に限らず、例えばウェブアプリを作る方法としても、アメリカで一般的に取り入れられている手法です。マーケティングして1つの商品を投入するよりは、幾つかの商品を投入して試してみて、その中で売れ行きが良かったものに後から付加価値をつけて改善していくという手法です。

自分の「面白いと思っていること」であったり、意見、考えなどをまとめて、それを多くの人に見て貰えるようにするというのが重要だろうと思います。そうすれば、ウェブで100万人200万人の人に影響を与えられるかもしれないですからね。

ページ内部リンクの重要性

NAVERまとめでは、ページ内部に自分のリンクを置くことを嫌っている(少なくともレギュラー会員になる条件にそれがない事を掲げている)ようです。その為に収益の分配ポイントもPVではなくて、ユニークユーザーを基準にしたポイントと収益配分を行っています。しかし、現実的に良いまとめを作って短期間で注目を集めるには、どこからかリンクされる必要があります。

良いまとめを作ったのであれば、自分の注目されたまとめにリンクを掲載して、そこからアクセスを集めるという方法が最も良い方法になってきます。そうすれば、ユニークユーザーとしてはカウントされずに収益になりませんが、リンクして貰ったページが良ければTwitterやFacebookを通じて新たなユーザー確保の可能性が広がります。

はてなブックマークが無意味に

はてなは、人力検索に良く書き込んで使っていたのですが、リニューアルの後から見づらくなったので使うのをやめました。あとは、自分で質問を消せないという事が非常に不都合になる事があったので、その仕様を嫌って書き込むのをやめたというのもあります。「はてなのトラッキング問題」もありましたが、この企業はユーザー本位ではないのだと思います。5年後はどうなっているか分かりませんが、10年後に残っている企業ではなさそうです。

楽天ソーシャルニュース

楽天ソーシャルニュースというのも使っているんだけど、こちらはピックアップ記事に表示されたとしても、アクセスが1000ほどしか増えないので役に立たないですね。既に開始からしばらく経っていますが、このまま楽天ソーシャルニュースの人気がない状況が続けば、サイトの廃止される事でしょう。そもそも、ソーシャルニュース自体が既に古いものになりつつあるんですね。Diggも投稿するのはハードルが高いとされていたぐらいなので、楽天ソーシャルニュースに投稿するメリットは何?という感じです。自分のサイトの宣伝にだったら使いますけどね。

10万PVのまとめを作るには?

簡単にまとめた程度では、せいぜい数万PVが限度で、10万PVのまとめを作るのは大変です。10万PVのアクセスを稼ぎ出すには、1日5000PV以上などの「大量アクセス」を「継続的に」集めなくてはいけません。1日のPV数が1000を超えるまとめを幾つ保有できるかというのが自分のアカウントのPV数をどこまで伸ばせるかという事にも繋がります。1日1万PVのアクセスを叩き出すまとめが幾つかあって、それらのまとめが長期的に役立てば、1つのまとめで100万PVも夢じゃないですね。

カテゴリ: 

Plain text

  • No HTML tags allowed.
  • Web page addresses and e-mail addresses turn into links automatically.
To prevent automated spam submissions leave this field empty.
CAPTCHA
スパム防止用です。記号をクリックして下さい。
Target Image

アドセンス広告

関連記事