自立型の個人が日本システムを崩壊させる?日本人に広まっていた悪しき習慣の数々

  • 8 September 2017
  • WEB情報屋

日本のシステムを批判している東京大学教授の安冨歩さんですが、その安冨歩さん自身は、東京大学という組織の中の人間となっています。結局のところは、大きな組織から出て、収入源を得るという事は非常に難しい事です。組織の中にいて歯車を狂わせるのが大事という事も確かにありますが、組織に収入を依存した状況で出来る事は限られます。

ナチス・ドイツを考えてみると、親衛隊になった時点においてユダヤ人を虐殺しないという選択肢をとった場合に自分が死刑になることになったでしょう。しかし、虐殺する組織の中にいなかったオスカー・シンドラーは、実業家として親衛隊と仲良くなる事によって、ユダヤ人を救う事に成功しています。

人工的に作られるトレンド

長期のトレンドというのは、人口統計から形成されるトレンドです。日本の人口というのは、歴史上で2004年までの間ずっと増加を続けてきましたが、日本では2004年以降は人口減少に転じていて、人口増加による経済成長というものが役に立たないものになってきています。国が人口をコントロールしたのは、中国の1人っ子政策などに例がありますが、日本は制限を加えていないにも関わらず、急速な少子高齢化が起こっています。

原発は、既に世界の潮流ではなくなっているにも関わらず、日本は原発にこだわって、世界のトレンドに逆行しようとしています。世界のトレンドに逆行しようとすれば、そこに余計なコストがかかってくる事になるので、そのトレンドに逆光しようとすると、東芝のように企業が危機的な状況に陥ってしまいます。それは、ビジネスとして考えた時に、原発がどう考えても高く付くからです。

国家トレンドを作る研究機関

大学という研究機関は、このトレンドを作り出す事に加担しています。大学がなかったとしても、企業は研究を行えますし、社会で多くの人がインターネットを使って知識を共有していく事でしょう。現代の大学という教育期間は、研究と称して国家を思想面からサポートする役割があると考える事もできます。

本来であれば、国民の税金が出される大学というものは、学生だけでなく社会全体にもっと開かれていくべきですが、今でも大学は閉鎖的な環境を保っています。国立大学の授業は、全てインターネットで配信されてオープンになるべきですし、社会人入学などを容易にする事も大切になるでしょう。

人々の過ごし方と習慣

日本人は世界で最もテレビの視聴時間が長いとされています。テレビを見ながらご飯を食べたり、テレビでプロ野球を見たり、毎晩のようにテレビを付けてニュースを見たりしています。こうした1人1人の国民の習慣は、テレビ局の電波利権を確実なものにしています。また、日本人は、世界でも新聞が大好きな人たちで、全国に整備された新聞配達システムによって、新聞によって情報を仕入れる人が多い事実があります。

日本人が新聞が大好きである結果として、新聞が社会の潮流を作って洗脳してきたという事があります。最近では、新聞を読まない人たちも多くなって、インターネットで情報を仕入れられるようになった事で、自分の好みに合わせた情報の取捨選択を行う事ができるようになっています。

人々の過ごし方を決める広告

日常的に多くの広告に接する事によって、その広告効果で日常の過ごし方を決められてきました。自分で生き方を選択しているように感じていますが、実際は広告に洗脳されてきたのです。原発の安全神話を作ったのも電力会社によって繰り返し行われている広告であったと言われています。

テレビを見ていると、15分ごとに広告が流れてきます。また、自分が全く関心がなくても1日中プロ野球の結果であったり、ゴルフの事など、自分の人生に全く関係がないであろう広告が流れてきます。このようなプロパガンダ放送をずっと見続けていると、自分の本来は有意義に過ごせるはずの人生まで誰かに吸い取られてしまう事になります。また、自分で考える事を辞めて、話せることはプロ野球やゴルフの事になってしまいます。

少子高齢化による労働者不足

日本において、少子高齢化が急速に労働人口が減少する事で、労働者不足が発生していると言われています。労働者不足が起こっているとされる日本ですが、その労働者の賃金は上昇せず、労働者の賃金がますますカットされて『ブラック労働』ばかりになっています。労働者の年収が200万円以下が当たり前のようになりつつあります。

少子高齢化によって労働者不足が発生していますが、高度なIT業務であったり、知的労働が海外で行われるなどして、日本には安いサービス労働ばかりが残って、労働者の賃金が安くなっていく傾向にあります。

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