Nanapiが1億2千万円の赤字という衝撃!キュレーションサイトが全く儲からない事実が判明!

  • 27 August 2015
  • のぶやん

NanapiがKDDIグループに株を取得されてその傘下になったという事ですけど、ほとんど儲かってないことが明らかになりました。Nanapiが広告モデルで儲からないことは以前のブログでも指摘した通りですが、Nanapiが儲からない理由としては、検索エンジンのみに依存するところが強すぎるという事があります。

アクセスを大量に集めるのが難しい

Nanapiのスタイルでは、ライフスタイルのものが多いので、アクセスを集めるのには限界があります。そもそも、競合がNAVERまとめのようなコンテンツプラットフォームなので、その競合に打ち勝ってライフスタイル分野で検索上位を維持していくのは非常に難しいことです。何故なら、NAVERまとめのライターというのは、インセンティブの配分を受けた、セミプロがやっていて(まあ、私もその1人か)、検索エンジンを考えたタイトルと内容にしているからです。それに比べて、ナナピは一般のライターが書いたものは対策が不十分です。

さらに言えば、ライフスタイル分野だけで集まるアクセスというのは、日本市場ではやはり限界があります。ライフスタイルのほとんどの分野において、ナナピは十分な記事を持っていると思うのですが、それでも検索エンジンの上位に表示させられないというのは、内容がつまらないとか、独自性がないとかそういう事でしょう。なんか特化された切り口じゃなくて、適当にライフレシピが並んでいるだけだとみる気がしないんですよね。

検索エンジンに強いだけでは儲からない

検索エンジンだけが流入だと、かなりビックキーワードを大量に抱えていないとアクセスを取ることができないのですが、検索エンジンに強いだけでは、既にアクセスを集めるのが難しい状況になってしまっています。検索エンジンと、ツィッターでの拡散が非常に重要になります。フェイスブックは、ツィッターをに流す為の材料にはなりますが、それほどアクセス数は期待できません。言ってしまえば、ツィッターがまだまだ威力を持っているという事でもあります。

ナナピの記事というのは、一般的過ぎて面白みにかけるので、ツィッターでツィートする人が少ないのです。ツィッターで話題にならないという事は、インターネット上のコンテンツの狭い市場の中においては致命傷になってしまいます。日本におけるほとんどのコンテンツビジネスを行う人は、ツィッターをかなり重視しているからです。


 

事業規模に比べて多すぎる社員数

ナナピは、言ってしまえば大きなブログみたいなもので、効率的に運用しようと思えば5人ぐらいで運用できそうなブログ(後から始まったアンサーについては知らないです)なのですが、ナナピだけのサービス展開だった時から、資金調達を行って、ばんばんお金を使っていました。バイラルメディアなんて、3人ぐらいのメンバーでツィッターの拡散を使ったりして儲けているわけですけど、それに比べると効率が悪いなと思う訳です。

投資段階だから・・・・と言い訳するのはいいんですけど、やっている事業がナナピというサイトなのに対して、会社の規模とか社員数とかが多すぎるよなと感じるのです。無駄で派手なのが好きなのかもしれないですね。とにかく、どんな事業であったとしても、利益がでなければ存続することは難しいでしょう。

ナナピの雰囲気がダサい



人の事を言える立場かどうか分からないんですけど、けんすうさんとか、ラフな格好でナナピの雰囲気とかも、ちょっとダサいなと感じるわけです。もっと女性受けがするような、サイバーエージェントみたいな雰囲気があった方が、いいサービスができると思ったりするんですよね。SEALDsが受けたみたいな感じで、動画がかっこいいとか、ラップが入ってるとか、女性が可愛いとか。

YoutuberのヒカキンとかYoutuberで人気になっている人の多くも「若さとカッコよさ」があるよなと思う訳です。そういう、若さとか、カッコよさとかの追及が必要なんじゃないかなと思ったりします。

ナナピ

 

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