映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が噂通りのつまらなさ。

  • 6 October 2015
  • WEB情報屋

インターネット上で凄い失敗作品と言われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』を見たのですが、さすがに噂通りのつまらなさでした。自分の目でしっかりと映画を見たうえでレビューしようと思って、映画を見たのですけど、やっぱり評判通りのつまらなさ。

いいカメラをつかっているのか、画面自体は綺麗に仕上がっているし、CGも良くできているとは思いますが、それだけです。ストーリーが優れている訳でも、奥が深いわけでもなかったです。単に混乱した中途半端な世界を描いたという感じで、何だか「ゲド戦記」みたいな非常に中途半端でつまらない作品になっていると思いました。

映画で表現しきれていない細かいところ

巨人の表情などが人間すぎて、アニメの進撃の巨人とのギャップがあって、リアル感じが欠けていました。あとは、見せ場である立体起動装置なども、表現しきれていませんでした。更に言えば、中世の雰囲気を出すために馬に乗るシーンがまったくなくて、装甲車に乗ってる時点で、もう終わってます。中世の街並みで装甲車に乗っちゃったら、雰囲気はぶちこわれてしまいます。装甲車という大型の車を作るには、それなりの技術力・生産力が必要で、資源も爆薬もないという状況で不自然すぎます。

監督の実力不足なのでは?

樋口真嗣監督というのは、ゴジラをやったことがある監督だったらしいのですけど、進撃の巨人の世界観というものをほとんど理解できていなかったのだと思います。巨人が出てきた時にゴジラのような音楽では、全然雰囲気が合わないのです。本当に恐怖を感じる時というのは、静かな音楽が合うという事があるでしょう。

映画評論家の前田有一さんも試写会を見て酷評していて、それを樋口真嗣監督が「何をどう考えたらそういうキチガイじみた筋書きになるのか」と切って捨てた上で、100点満点の40点と酷評しています。

PVの出来が非常に良くない

どのPV製作会社が作ったのか分からないですが、PVの出来栄えとしては映画よりも最低レベルで、素人が作ったレベルです。カメラワーク、音響、ナレーション、そして画面の切り替えの全てにおいて非常にレベルが低いPVに仕上がっています。ナレーションと画面も全くマッチした感じがせず、それが致命傷になっていると思います。途中に「屈辱を」というシーンで黒い画面が入るのですが、それからすぐにまた黒い画面を入れて、バランスも非常に悪いです。そして、「東映」の文字が入るときの非常に不自然な音楽。これは、ゴジラを作っていたという経験がある監督が進撃の巨人とゴジラをごちゃまぜに考えた結果だと思います。

進撃の巨人で表現されるのは、中世の雰囲気が出ている中での悲劇なので、音楽がもっと中世の静かなオーケストラとかクラシックのイメージで構成されるべきなのだと思います。このPVは本当に大失敗。作った人は素人。物語に深みを出すためには、やはり舞台装置・舞台設定をしっかりとできないといけないと思ったのでした。雰囲気は完全に中世で、しかも魅力的な街並みとか雰囲気だって進撃の巨人に出てくる訳です。そうしたものを無視して勝手に世界観を作り上げようとしているので、中途半端で陳腐なものしかできていません。

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