ニコニコ動画がYoutubeにぼろ負けしている現実

  • 8 December 2016
  • WEB情報屋

1つの参考として、Google Trendsで『ニコニコ動画』と『ユーチューブ』を検索してみると、2013年頃にユーチューブが一気に上昇しています。その後は、ユーチューブの完全に優位な形になってしまっていて、ニコニコ動画のユーザー数は、ジワジワ減少している事が分かります。これはパソコンのデーターなのですが、とにかく日本においてユーチューブが力を強めた事が分かります。2006年に開始されて10年を経たニコニコ動画は、大きく成長しましたが、その成長がストップした状況になっています。

動画ビジネスの難しさ

ニコニコ動画は、日本の動画ビジネスとしては、珍しく成功したビジネスモデルです。動画ビジネスというのは、インフラの維持に非常に大きなコストがかかるので成功しづらいとされていたのですが、ニコニコ動画の場合には、有料会員をしっかり集められたことで、収益を黒字化する事に成功しています。しかしながら、何故か知りませんが、そのお金をインフラの再投資に使わず、インフラが貧弱なままになって放置されていました。

Google社が収益化に悩んでいるほど、動画ビジネスというのは、金がかかる割に収益を得るのが難しい分野なのです。Google社の展開しているYoutubeもあまり儲かっていないという事ですが、先行投資としてユーチューブはその規模をどんどん拡大しています。

ニコニコ動画のユーザー数

ニコニコ動画のユーザー数は、推測によって2015年に半減したと書いているサイトもありましたが、それも確固たる証拠があった訳ではありません。しかし、明確に言えることとしては、『ユーザ数は増えてはいない』という事です。横ばいになっているか、減少しているかという事です。発表されているプレミアムユーザーの数も増えておらず、横ばいの状況です。一方、ユーチューブは右肩上がりでユーザーを伸ばしています。

ニコニコ生放送のランキングなどは、ほとんどゲーム実況で占められていて、多彩なチャンネルがある状況ではありません。ただし、この傾向はユーチューブも似たようなもので、ゲーム実況がユーチューブにおいても人気がある事は間違いありません。資本力で勝負するならば、Googleならいくらでも金を出せるので勝負になりませんけど、ニコニコ動画の場合はプレミアム会員に課金して黒字の事を考えると、インフラ整備に更にコストをかけても良い気もするのですが、内情のところは良く分かりません。

アベマTVにユーザーを取られる可能性

アベマTVが無料で放送を開始した事は、アニメを放送する事によってプレミアム会員を増やしてきたニコニコ動画にとって脅威でしょう。アベマTVでは、アニメを放送すると視聴者が既に100万人を超える事が出てきていて、アニメが人気コンテンツとなっています。ニコニコ動画が放送して人気となって来たアニメコンテンツですが、今度はアベマTVが無料・高画質で放送するので、アベマTVと衝突していく事になりそうです。

アベマTVのチャンネルは多彩で、動画をずっと1日中視聴する事が出来るようになっています。ニコニコ動画のプレミアム会員と似たような形になるので、アベマTVにユーザーが流れる可能性が非常に強くて、ニコニコ動画としては、何らかの対策が必要になってくるでしょう。今までお金を支払っていたユーザーが離れると、先行投資などがしづらくなるなど、将来性が懸念される事態になりかねません。

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