アフィリエイトを脱却して、クリエイターとして稼ぐ時代

  • 27 August 2012
  • のぶやん

10年ほど前であれば、「アフィリエイト」と言えば、A8ネットやバリューコマースなどでウェブ上に販売を仕掛ける「安い労働力の販売代理店」のような仕事でした。ほとんど全てが成果報酬であり、クリックがあったとしても1円-2円といったもので、とても稼げるようなものではありませんでした。

このような中で、アフィリエイターと言えば社会からは軽く見られて、ネット上で懸命に営業を仕掛ける事から「詐欺をしている」ような悪いイメージすらありました。アフィリエイトというと、今でもプラスのイメージで捉える人ばかりではないはずです。

インターネットで稼ぐ手法の変化

しかし、そのインターネットでお金を稼ぐ方法少しずつ変化を見せるようになりました。Google Adsenseが参入した事によって、クリックで稼げる市場というものが出来上がり、ウェブ上で販売代理店をする必要はなくなりました。良いコンテンツを作って広告を掲載しておけば、特に自分から営業をかける必要がなくなったのです。クリエイターは、良いコンテンツ作りに集中できるようになりました。

また、Youtubパートナーのように動画に広告を掲載してお金を稼ぐ方法も発達してきたので、良い動画を作ればお金が貰えるというシステムも出来上がりました。更に3年前にNAVERまとめが誕生した事によって、2年ほど前からは、「インターネット上にある情報を上手にまとめる」ことで稼ぐという手法も生まれています。
 

従来のアフィリエイトという用語はもう古い?

従来のアフィリエイトというのは、主に営業活動を行う事によって稼ぎを得るというものでした。最近では、この営業活動が存在しないクリエイトによって稼ぐ手法が盛んになってきています。Youtubeでもアフィリエイトという用語を使わずに「アドセンス」という用語を使ったり、NAVERまとめなどでも、アフィリエイトという言葉を使わず「インセンティブ」という用語を使っています。

アフィリエイトが「稼ぎ出す為の営業コンテンツの作成」が主流だったのに対して、最近のYoutubeであったり、NAVERまとめというのは、コンテンツを作り出す所をメインとして、良いコンテンツに人が集まると収益化できるというスタイルとなっています。

アフィリエイターとクリエイターの違い

アフィリエイターとクリエイターの最大の違いは、コンテンツを保有しているか否かの違いです。アフィリエイターというのは営業員としての役割があるので、リンクを沢山掲載して稼ぐ手法が主流になります。この方法だと、しばらくしてリンクが切れたら、また新たにリンクを作る必要が出てきます。

一方のクリエイターは、コンテンツ自体をメインに作るので、コンテンツに著作権が発生して、コンテンツに広告を掲載したり、コンテンツ自体を売却する事も可能になります。これがこのサイトのメインテーマとしている「ウェブ情報の資産化」と言えます。

知的クリエイターの発達

ウェブサイトがマネタライズでビジネスになってきたのは、ウェブサイトでクレジットカードのやり取りなどが可能になるセキュリティ技術の発達などを伴っての事でした。現在では、ウェブ上で決済するのが当たり前の時代になってきており、インターネットのお金の受け渡しが当然のようになっています。ウェブサイトで書籍を購入するだけでなくて、電子書籍で直接的に誰かに販売する事も可能になりました。

多くの知識を持った若者がインターネットを大学などで盛んに使っていますが、インターネットが仕事のメインとして使うという人は多くありません。多くの大学生が「知的な仕事」を就職先として求める中で、学生が就職したい先の知識を彼ら自身が持ち合わせていない事に気がついていないのが現状です。つまり、大学生の多くは知的クリエイターを目指しているのに、そこからお金を得る手法が分からないのです。

具体的なクリエーターの紹介

愚弟的にどのようにクリエーター活動が行われるべきか1人の例を紹介したいと思います。ご自身が経営する宝塚関係のお仕事の傍らで、世界中を旅されている旅行の様子を紹介している「カリスマ旅ブロガー」のRikiyaさんです。自身のお仕事の傍らで、クリエーターの活動をしているところが注目です。

Rikiya Blog
http://www.rikiya.com/
リキヤさんが運営されておられるブログで、世界50カ国に行った旅の様子をレポートされています。

機内食ドットコム
http://www.kinaishoku.com/
旅行を趣味としている筆者がありとあらゆる航空会社の機内食を扱っているサイトです。これだけ多くの機内食を集めたサイトは、恐らく日本ではここだけでしょう。日本でこれほど機内食だけを集めたブログがないので、アクセス数はそれなりに集まっている事でしょう。

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