本当に『センスの良い人』は、何をしているのだろうか?センスの良い情報を集め続けること

  • 28 January 2017
  • のぶやん

どうすればセンスの良い人間になれるかを考えてきて、それは『センスの良い情報を集め続ける』という事だと気が付きました。

センスをずっと磨いていく

何故、人は『コレクション』として何かを集めたり、保有したりしたくなるのでしょう?それが財産と思えるのは確かですが、それ以上にセンスを磨けるからというのもあるでしょう。自分が気に行っているものが、何年もずっと気に行った状態にあれば、それは自分というものを示すものにもなりえるからです。

信念というものが人のセンスを良くしていくのです。信念がない人は、ぶれやすく、人生を他人に操られる存在になってしまいます。テレビを見ていても、センスが良いものなど集まってくるはずがありません。自分の足でセンスの良い物を集めないといけないのでしょう。記憶として集めたり、日記を書いてコレクトしたり。インスタでコレクションする人もいますけど、他の人の目を気にして集めて、本当にセンスの良い物ができるとは思えません。

自分がどうあるべきか

他の人に共感したりするのではなくて、自分がどうありたいかを表現するということがセンスが良くなる方法。だけど、実際には演技する役者などは、自分のキャラクターと一致しない役を引き受けたとしてもうまく演技ができないでしょう。単に演技したところで、偽物みたいな演技になってしまって、感情移入ができないからです。

生き生きと自分らしくやるというのは、ドリフターズの志村けんみたいなものだろうか。加藤の付き人だった志村は、付き人なのにやたらと偉そうで、それでも加藤が持ち上げてドリフターズに入ったという逸話があります。いかりや長介と仲が悪かったという事ですけど、それでも志村けんは、とにかく自分を突き通して人気者になった。

センスの良い作品が色あせない

自分が良いと思っているものであったとしても、1年後、2年後に振り返ってみると、『実際には、大した事がなかった』と感じるものがあると思います。自分のセンスが磨かれる中で、1年前、2年前に見たもので『大した事がなかった』と思えば、その作品というのは、やっぱり大したことがない作品なのでしょう。本当にセンスがある作品というのは、10年を経ても、色あせない作品の事です。

映画作品であっても、名作と言われるものは、何十年も楽しまれているものが多いです。『ローマの休日』『ロミオとジュリエット』『ゴットファーザー』『ローマの休日』など。有名であっても、後から印象に残らない作品であったり、インパクトだけで勝負した作品などは、後から見ると陳腐に見えてしまいます。細部にこだわりがないからという事と、現実味がない作りものだからでしょう。

1年後、2年後、5年後に同じものをまた聞きなおしてみて、それでもなお良いと思えたら、それはやはり最高の出来栄えという事なのでしょう。

Katie Herzig - Best Day Of Your Life


東京新聞の切れ味が鋭い

最近の東京新聞の切れ味ある記事が多くの人に評価されるようになってきています。それに比べて、同じリベラル派と呼ばれる朝日新聞、毎日新聞などは、全く読む価値すらなくなってしまっています。この差は何かと言えば、読者の方を見ていたかどうかという事があるでしょう。自分たちでも気が付かないうちに、情報収集に熱心ではなくなって、どこからか聞きかじったような情報ばかりになってつまらなくなってしまった=センスがなくなっていたのです。

目先の部数にばかり気を取られて、自分たちが追及すべきジャーナリズムというものを忘れてしまうと、周囲から見ても魅力が完全に失われて、自分の価値を失います。周囲と同じ競争にさらされる事になり、紙面記事が共有される事も少なくなり、自滅への道へ向かっていくでしょう。

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