2ちゃんねる(2ch.net)を創設した西村ひろゆき氏が既に所有権を喪失?!

  • 2 February 2017
  • のぶやん

本家である2ch.netの内容をそのままコピーして反映させる「2ch.sc」を2016年4月に開設していますが、この事が2ch.netの運営側であるジム氏に気が付かれて、コピー防止策を取られてしまいました。コピー防止策を取られた事によって、2ch.scが過疎化しています。

2016年8月には、ドメインが不法に取られているとして、ひろゆき氏が世界知的所有権機関(WIPO)に申し立ててを行っていましたが、この訴えが却下されるに至りました。『2ch.net』のドメインは、ひろゆき氏が一時的に『貸した』と主張しているRace Queen社がドメインを保有している状況となっています。

2ch.netの主張(2ちゃんねるトップページより)

2ちゃんねる(2ch.net)ドメインの行方

西村ひろゆき氏は、数多くの裁判に負けていて、賠償金が20億円にも達しています。そこで、『自分は2chの運営者ではない』と言い張る為に、2ch.netのドメイン所有者名をサーバー運営会社であるジム氏に移したのです。しかし、そのジム氏が運営しているRace Queen社がドメインが自分のものだと主張しているので、16年に「2ch」「2ちゃんねる」の商標権を取得してから、WIPOに訴えていました。

WIPOは7月28日付けの裁定で、ひろゆき氏の申し立てを棄却した事に寄って、ひろゆき氏が厳しい立場に立たされている事は間違いありません。

2ちゃんねるビューア個人情報流出事件

2013年の8月、電子掲示板「2ちゃんねる」の有料サービス「2ちゃんねるビューア」(通称●)から個人情報が4万件も流出する事件がありました。

この2ちゃんねるビューアは、会員から月額33米ドルの会費で運営されていて、2011年6月から3600円でコンビニ支払いが可能になっていました。4万人×3000円=1億2000万円(年)という収入は、2chにとって非常に大きな収入源(具体的には収入の半分)になっていたものとみられています。

西村博之氏の収入源

西村博之氏の収入源は、2chからのものとなっていますが、その実態は謎とされてきました。上場企業のドワンゴの取締役ですが、報酬を『貰っても差し押さえられるだけ』として、報酬ゼロです。表に名前が出ている有名人ながら、収入源が裏側にあるという何とも変わった人である事は間違いありません。

読売新聞によると、損害賠償の金額が11億円(2009年時点)に達していて、現在は更にその金額が膨らんでいるはずで、30億円を超えていてもおかしくありません。

ひろゆき氏の送金手口は、広告料の流れなどから明らかになっています。

2013年8月の時事通信によると、2009年に掲示板の運営権を海外の会社へ譲渡したと公表して以降も、広告収入約3億5000万円を受け取り、うち約1億円について東京国税局から申告漏れを指摘されていたという事です。パケットモンスター社というシンガポールの会社に対して譲渡を行って、2ちゃんねるの権利を手放したと言った後も、実質的にひろゆき氏が収入を受け取っていた事が明らかになっています。

西村ひろゆき氏は、2億円の所得があったと税務署に申告して、お金を納付していますが、税務署側は『パケットモンスター社というペーパーカンパニーに残る1億円以上についても、実質的にひろゆき氏の所得にあたる』として追徴課税をしたのです。

2ちゃんねる商標権の出願

ひろゆき氏が2chを創設した事は分かるのですが、『私は2chの運営に全く関わっていません』と主張しておきながら、2014年に『2ch』の商標を出現するというのは、どうなのか?と思う訳です。その前に2013年にも西村ひろゆき氏は、「2ちゃんねる」の商標登録出願(商標 2013-008081)を行っています。

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