日本人の労働力は、毎年のようにジワジワと給与所得が下がってきており、その一方で社会保障などの負担は増加しています。多くのサラリーマンがお小遣いが本当に少ないような状況で、大変な家計の状態になっています。




工業製品がしっかりと作られていた時には、日本においても工場労働者が高い賃金を得られた時代もありました。労働力として懸命に働けば、それなりの賃金が得られて、家族を養う事もできたという時代があった訳です。その時代はグローバル化で人材の豊富な中国に沢山の工場が作られて、安価に中国人労働者が雇われるようになった90年代から状況が一変するようになりました。




日本人がサラリーマンとして生きる事で豊かになれたのは、高度経済成長の時でした。高度経済成長の時は、日本国内に企業が立地して、日本国内で消費が行われる状況でした。今ではグローバル化の進展とインターネットの発達によって状況は大きく変化しました。

サラリーマン




日本人の仕事クオリティは、どんどん落ちています。その事は、少しずつ起こってきている事なので、あまり気が付かない人も多いですが、細かい所にそれが出てきています。コンビニの店員などでも、『真面目に働け』とオーナーは思っているかもしれませんが、従業員に渡される賃金は非常に安いものなので、従業員はほどほどに手を抜かなければやってられないのです。全力でコンビニの店員をやっていたのでは、人生がボロボロになってしまいますからね。




日本企業では、少子高齢化によって新卒の採用が困難になってきています。良い人材と思わなくても、どんどん採用を与えていかないと、新卒を採用できないような状況になっています。はっきり言って、大手企業以外に競争などほとんど存在していないような状況で、会話ができれば採用口には困らないような状況になっているでしょう。移民を受け入れていない事もあって、日本国内にほとんど人材における競争がないような状況になっています。




単純作業は、ロボットに置き換わるという話が盛んに出てくるようになってきました。現状、単純作業はロボットに置き換わっている訳ではありませんが、多くの作業であ賃金が下落しています。




サラリーマンの最大の欠点は、会社を辞めたらたちまちのうちに収入源を失ってしまう事です。資本の全てを会社に保有されてしまっていて、会社を辞めたら資本を使う権利を失ってしまうからです。どんなに優秀な営業マンであったとしても、売っているのが会社の商品であれば、会社を辞めて残るのは『営業力』のみです。会社の商品であったり、顧客情報を使う事はできません。




以前に『悲惨すぎるコンビニオーナーの実態』という記事を書きました。三井さんというエリートサラリーマンが退職してセブンイレブンの加盟店として事業を起こしたけど、その実態がブラックすぎて告発するという内容です。300万円を用意すれば『オーナー』という肩書きになれますが、そこに待っているのは、『24時間365日営業・15年間』という契約です。本部だけに都合がいいシステムという事ですが、簡単に始められたらそんなものでしょう。




本来、自分の時間を自由に決める事ができるはずの人間ですが、会社に勤務していると、出勤の時間が決まっているので、朝は必ず定時に起きて会社に出勤しなくてはいけません。もし、定時に起きて出勤しなければ、会社をクビになってしまうっでしょう。

ローマ時代の奴隷というのは、『資産』であり、『所有物』として扱われました。現代社会では、会社の奴隷と表現されても、資産・所有物とまでは言えませんが、使用者、被使用者という言われ方は今でもされています。労働力を使用する物と使用されるものがある事は明確です。




大企業に勤めて、30代、40代ぐらいになってくると、年収450万円~年収600万円ぐらい貰えるようになって、生活水準としてはそれなりに安定します。一方で、フリーター・派遣社員になっていると、年収150万円~250万円ぐらいから抜け出す事ができなくなり、40代になって大企業社員と派遣社員の収入差が驚くほど大きくなるのが今の日本社会と言えるでしょう。だだ、大企業を辞めてしまえば、企業社員だった人の収入が落ちるのが普通です。




税金の無駄使い3兆円東京五輪は中止


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