海外投資

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海外に投資する場合の投資手法を考えてみる

  • 17 June 2017
  • のぶやん

海外に投資するというのは、日本国内で通貨暴落などが起こった時に有効です。

ロシアでは通貨危機が起こった時には、銀行封鎖されて国内銀行では外貨の引き出しすら難しくなりました。それを考えると、国内の銀行・証券会社に預けている資産を外貨にしておいたところで資産の分散になるかは疑問が残ります。やはり、外国にお金を預けておく事は、それなりに資産を分散する上でかなり有効な事である事は間違いありません。ただし、それをコントロールする能力が必要になります。

現地に知り合いが複数いること

私の知り合いで海外不動産に投資している人は、外国人の妻がいる人がほとんどです。それ以外であれば、現地に友達という人もいますけど、友達のレベルにもよりますけど、普通のビジネスパートナーレベルではあてになりません。相手の事を良く知っているという事は、最低でも相手の親ぐらいは知らないとお話になりません。

日本人で、フィリピン、マレーシアに投資する人は多いですが、フィリピンやマレーシアで非常に信用できる友達を持っている人は少ないでしょう。現地にお金を共有しても大丈夫なぐらいの友達がいない場合には、海外投資は大変に難しくなります。日本人でハワイ投資が容易なのは、日本人がアメリカにアクセスしやすいという事と、何かあった時にすぐに行くほど距離的に近いという事もあります。航空便も多く、航空券も安いので日本人がハワイに不動産を保有しやすいのです。

自身が現地の事情に精通していること

現地の不動産を購入する前には、必ず現地に半年以上、出来れば1年以上住んでみる必要があるでしょう。日本国内であればまだしも、現地の事情が良く分からずに買う不動産ほど危険なものはありません。マレーシアであれば、英語が出来れば、現地でそれほど困る事はなさそうなので英語ができれば大丈夫です。ヨーロッパでは、フランス語、スペイン語など英語以外の言語が必要になる事もあるでしょう。

一部の日本人は、中国での資産運用を行っています。中国語が必要になることと、政治的なリスクがあるという事もありますが、中国の今後の経済成長を考えると有力な投資先の1つである事は事実でしょう。とにかく自分が現地の言葉を話せて、現地の情報に精通している事がとても大切です。

投資信託を使った投資

海外に信頼できる知り合い(10年以上の付き合い)がいなくて、投資を行うあてがない場合には、気軽に投資できる海外の投資信託を利用するのが良いでしょう。SMAM投信直販ネット は、スマートフォンを使って1000円から気軽に投資信託を購入する事ができます。 少額の取引から始めれば、勉強しながら投資を行う事ができるので、初心者にも向いている投資方法であると言えます。また、商品の種類も豊富に用意されているので、様々な種類の投資信託から自分の好みにあったものを選ぶことができます。

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現地語が出来ないけど海外不動産を買いましたという馬鹿げた話。海外不動産の話に騙されるな。

  • 16 January 2017
  • のぶやん

『英語は良く分かりませんが、アメリカの不動産を買いました』なんていう話を聞きます。

英語分からないのに海外不動産を買うかな?と思いますね。300万円ぐらいで買うならまあ、安いからいいか!と思うかもしれませんけど、補修しないとすぐに空室になってずっと埋まらないような物件で、それをどうする事もできなくなって、さて、ババを掴まされてどうしましょうという日本人は、実は結構多いのです。

(1)英語は意思疎通レベルで出来てあたりまえ
(2)現地に友人がいるのは当たり前
(3)何度もその現地に行って精通しているのは当たり前

このぐらいの当たり前の事が揃わない限りは、海外不動産なんて買わないでしょう。海外の人に『良い物件』を紹介するなどというお人よしの人がいるはずがありません。どうしようもないババを掴まされるのがオチです。日本人だって日本の不動産で失敗するのに、外国人がなかなか成功できないのと同じです。まして、現地語が出来ないというのでは、お話にもなりません。

海外口座のトラブル

友達が香港の海外口座を凍結されてしまって、凍結解除をどうすればいいかという相談されました。友達が言うには、HSBCとかチップが入った端末が必要なんですけど、その端末が古いものしか持っていなくて、新しい物は実家に送られたらしいけど見当たらないと。そのまま、香港のカスタマーセンターに電話してあげて、全部英語なんですけど電話で状況を伝えてやり取りするのはメンドクサイですけど、英語が出来れば何とかなるんですよ。口座の凍結を解除して貰いました。

海外口座を持つメリットがあるのは、富裕層なのだと思うのですが、その人は特に富裕層という訳でもなく、英語もできないのに香港の口座を持って何をしようとしたのか不明です。香港の口座は、金融取引を行う場合にはメリットがあるとされていますが、普通のサラリーマンが持っていたところで、大したメリットがありません。

国際感覚が欠如した東芝

国際感覚が欠如した東芝の経営陣が購入を判断したウェスティングハウス・エレクトリック(WH)で東芝が大損していく事になりますが、これも英語ができない経営陣が海外事情を良く知らないままに決断したという国際感覚を欠いた事例として紹介されるべきでしょう。

ソフトバンク孫さん、楽天の三木谷さんのように、少なくとも英語を自分で聴いて、話せるぐらいのレベルの人じゃないと、国際業務でお話にならない事が明らかになりました。ババを掴まされるんですね、普通に。まあ、孫さんも米国の携帯会社スプリントがババかどうか知りませんけど、少なくともトランプに会いに行って自分で話すぐらいの事はできます。

日頃から実力を高めておかないといけないというのは、こういう事なのかと思います。

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