Drupal

Drupal(ドルーパルは、プログラム言語PHPで記述されたフリーでオープンソースのモジュラー式フレームワークであり、コンテンツ管理システム (CMS) である。昨今の多くのCMSと同様に、Drupalはシステム管理者にコンテンツの作成と整理、提示方法のカスタマイズ、管理作業の自動化、サイトへの訪問者や寄稿者の管理を可能にする。 その性能がコンテンツ管理から、幅広いサービスや商取引を可能にするにまで及ぶことから、Drupalは時々「ウェブアプリケーションフレームワーク」であると評される。

Drupalは洗練されたプログラミング・インターフェースを提供するものの、基本的なウェブサイトの設置と管理はプログラミングなしに成し遂げることができる。Drupalは一般に、最も優れたWeb 2.0フレームワークの一つであると考えられている。

Drupalは、近い将来に完全マイナー化する。Drupal8リリースに大失敗したCMSの末路。

  • 9 April 2021
  • のぶやん

Drupal7からDrupal8にアップデートしたのは、大きなミスを伴いました。

Drupal7で運用していたサイトは、Drupal8にアップデートするのに膨大な手間と時間がかかり、多くのサイトでは、その技術的なアップデートにかける手間を取れないために、Drupal8の利用を諦めざる得ない結果となりました。それは、Drupalの大規模サイトで商業化して、かなりの時間をかけられるというのであればいいのですが、それほど時間・お金・労力をかけられるサイトは多くないのです。

普及しないDrupal8

Drupal8は、その導入の難易度がDrupal7に比較しても更に高いので、導入ハードルが高すぎて(コストが高い)、それに見合うリターンが得られないという点から、導入しない個人・企業も増えています。モジュールを整理するのも膨大な時間・コストがかかるので、それに対応する時間・人員・お金を出すのにあまりにコストがかかりすぎるのです。

結果として、Drupal8を導入したのは、Drupal7の5分の1ほどのサイトにとどまっています。最盛期に100万サイト以上で運用されていたとDrupal7は、Drupal8になって20万~30万サイトで頭打ちになっている状況です。技術的なハードルが高くなりすぎたおかげで、普及しなくなってしまったのです。

Drupal全体がオワコン化

Drupal7の運用サイトに減少が続いて、その上にDrupal8の運用サイトも減少していくでしょう。

 

DrupalがCMSとしてWordpressに負けて衰退している理由

  • 2 May 2018
  • のぶやん
Drupal 10年チャート

Drupalは、CMSとして衰退を続けていて、10年後に存続しているか分からないような状況になっています。

Drupal 10年チャート

習得に時間がかかりすぎる

Drupalを使いこなすには、独自の様々な概念を理解しなければならず、習得に多大な時間を要します。Wordpressのようにインストールして、少しのモジュールを入れて、すぐに使えるような代物ではありません。様々な大量のモジュール(少なくとも10以上)をインストールしないと使いものになりません。

使いこなせるようになるまでに時間がかかる上、使いこなせるようになってからも、デザインを強化したりするのに膨大な時間がかかり、それなりの知識が要求されます。マニュアルがインターネット上に用意されているとは限らず、モジュールによってはテストに非常に多くの時間がかかります。日本語での情報は全く期待できないので、英語が多少なりできないと話になりません。

更新が頻繁で非常に面倒

Drupalの更新は非常に頻繁に行われますが、そのセキュリティのアップデートだけで多大な時間がかかります。時間はコストなので、それだけサイトの運用コストが跳ね上がるようになります。酷い時には、コアが1ヶ月に2回以上もアップデートされる事があり、それはサイトメンテナンスの負担を高める事になります。

このDrupalにおける多大なる労力のコストを嫌って、ホワイトハウスがいよいよDrupalをやめてWordpressに移行してしまいました。毎日のようにモジュールがアップデートされて、バックアップを取ったり、モジュールテストを繰り返すのは、それだけで膨大な手間になり、多大なコストがかります。Drupalでは、モジュールの数が増えるだけその作業も膨大です。

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Drupalは、Drupal8にアップデートを失敗してオワコン化。

  • 26 March 2018
  • のぶやん
Drupalトレンド

高機能CMSとされてホワイトハウスでも利用されていたDrupalですが、Drupal7がリリースされてからDrupal8になるまでに開発が遅れて、Drupal8で利用者が激減しています。Drupal7からDrupal8にアップデートするメリットよりも、Drupal8を新しく扱うコストの方が高いからです。

Drupalが利用されたピークは2009年から2011年頃にかけてDrupal7が出た時であり、それ以降に下降曲線をたどっています。

Drupalトレンド

学習コストが高いDrupal

Drupalを扱うには、非常に高い学習コストを必要としています。簡単なサイト・ブログレベルであれば、DrupalよりWordpressが選ばれます。もちろん、Drupalの方がWordpressと比べ物にならないほど高度な機能を実践出来ますが、その開発に様々なテストと学習を必要とします。

Drupal7の学習コストが高かったのに、さらにDrupal8を学習してサイト構築してもマネタイズできる保証がどこにもありません。学習コストをかけるのであれば、それに見合ったリターンが得られないと学習する意味がないからです。残念ながらDrupal8にDrupal7から切り替えるメリットを感じさせるほど魅力がありません。

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高度CMSであるDrupalの衰退が鮮明に!Drupa8アップデートが大失敗

  • 1 February 2018
  • のぶやん
Drupal

Drupalは、Wordpressより利用するのに相当の時間がかかるCMSです。その難しさによって、利用者数を激減させています。Google Trendsを見ると、Drupalの下降ぶりが明らかであり、2010年ピーク時の4分の1にまで落ち込んでいます。

Drupal8の大失敗

Drupal8の開発が始まってから既に7年以上を経過していますが、Drupal8がリリースされた後ですら『非常に不安定な状態』に陥っています。

Durpal7まで成功していた開発は、Drupal8になって方向性が定まらないまま迷走する事になります。

複雑になりすぎたDrupal

Drupalは、複雑化しすぎて『誰もが使える』という状況ではなくなっています。Drupalのサイト開発にあまりに時間がかかりすぎて、それだけコストが増大するという結果を招いてしまっています。

Drupalの管理を行う事も非常に手間がかかり、Wordpressのようにコアのアップデートを自動で行う事もできません。

改善すべきだったUI

最も改善すべきだったのは、ユーザーインターフェイスの部分でした。全体の機能としては、Drupal7の段階で既に十分なコア機能・モジュールが提供されていました。しかし、ユーザーインターフェイスを変更するのにコードの改変が必要でした。

このユーザーインターフェイス(FromのUIなど)については、Drupal8でもほとんど改善されずないで放置されました。その結果、ユーザーが使いやすいサイトにする為に膨大な作業が必要になってしまったのです。

 

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Drupalでサイトを作成するのにかかる技術習得の時間は?まともに使いこなすのに半年から1年ほどの学習が必要

  • 3 September 2017
  • のぶやん
Drupal

Drupalは、CMSの中でも最も使うのがメンドクサイCMSになっています。Wordpressのようにブログや簡易サイトとして人気がありますが、DrupalであればWordpressでは出来ないようなユーザー管理から、コンテンツの多角的なマネジメントに至るまで、様々なプロジェクトを行う事ができます。CMSの中では最強と言えるかもしれませんが、それだけ扱いの難易度が高くなり、ほとんどの人はまともに扱えないままやめてしまいます。

まともに使いこなすには、半年~1年ほどの学習時間が必要になるでしょう。Drupalの資格のようなものは存在していませんが、資格があるとすれば、使いこなすのは大学4年時点~大学院に入学して半年ぐらいに学習する内容になると想定しています。

Drupal

 

英語が出来ないとダメ

Drupalの日本語情報は限定的なので、ある程度の英語ができないとお話になりません。Wordpressのように日本語ユーザーが多い訳ではないので、トラブル対処はほとんど英語で検索します。英語で情報を検索して、英語で状況を把握する必要があります。

Drupalの場合には、多言語化を備えているので、デフォルトの英語から日本語をインストールして使う事になります。ただ、英語のまま使った方がトラブルなどを把握できて便利なので、英語のまま使う事を想定してもやはりそれなりの英語力は必要になるでしょう。

学習時間が非常に長い

Wordpressが簡単に扱えるのに対して、Drupalでそれ以上の機能を実現しようとした場合には、長期間の学習時間がかかってしまう事になります。Drupalに必修であるViewsモジュールであったり、Feedsモジュールなど、大型の必修モジュールを1つ使いこなすだけで1週間以上、場合によっては1ヶ月も時間がかかる事があり、学習コストは非常に高いと言えるでしょう。

誰かが教えてくれるか?と言えば、ユーチューブにアップロードされた使い方動画が役に立つ事が多いです。自分がやりたい事を実現する為には、あまりに多くの事を学習しなければいけないので、プログラマーの人では、プログラムを書いた方が早いのでは?と思う人もいるようです。

学習者が少ないので独学

Drupalは、日本人の学習者が少ないので、基本的には独学になってしまいます。独学だと、学習速度も非常に非効率的になって、学習できる範囲も狭いものになってしまいます。多くの人と情報交換しながら学習するのが他のCMSに比較すると難しいという事があります。それでも利用者が多いのは、学習を終えて使いこなせるようになると、かなり強力なツールとして機能するからです。

独学で何よりも役立つのは、ユーチューブにアップロードされた動画(ほとんど英語)です。ユーチューブの動画を見ながら学習を進める事によって、効率的にDrupalの学習を進める事ができます。しかし、ユーチューブでボランティアがアップロードしている動画の量にも限界があり、全てを動画で学習する事は困難なので、実用的に使いこなすまでには、やはり学習時間がそれなりにかかってしまう事を覚悟しなくてはいけません。

モジュールがとにかく多い

Drupalには1万を超えるモジュールがあって、ブログ以上のサイトを構築しようとすると、モジュールテストだけで莫大な時間がかかってしまう事になります。本当にうんざりするほど時間がかかるので、多くの人は、Drupalを使うのは面倒だと思ってやめてしまいます。

モジュールには、様々なバグがある場合があり、パッチをあてたり、devバージョンを使うなど、モジュールを確認して使う必要があります。また、バージョンアップなども頻繁にあり、その都度、テストを行って適用する必要があります。

それでもDrupalを使う理由

Drupalを多くのユーザーが今でも利用しているのは、その難易度が高いにしても、代替とするものが存在していないからです。Drupal自体は、使うのが非常にメンドクサイものではありますが、それの代替となるものがない限りは、Drupalを使い続けるしかありません。そして、Drupal自体が発展しているので、それを超えるものを出そうとするのは、簡単には行かないという事です。

Wordpressでは、サイトをサクサク作ることができますが、出来る事に限界があるので、高度な事をやろうと思った時に新規プラグインの作成を行うなどの作業が必要になってしまい、コストがかかってしまいます。Drupalでは、場合によってカスタマイズが非常に柔軟な面があり、新規プラグイン作成よりもコストを安く抑える事ができる場合もあります。

大量のコンテンツを扱う

ワードプレスは、基本的な設計が『自分でコンテンツを書く』と言う事を基本にしています。最初にブログサイトから派生しているので、自分でコンテンツを書くという事は、書けるコンテンツの量に限界があります。Drupalの場合には、Feedsモジュールなどを使う事で、コンテンツをインポートしたり、大規模なコンテンツを扱うような設計になっています。この場合には、自分でコンテンツを書くのとは違って、Viewsで並べ替えたり、取りだしたい情報のみを切りとったりと、より機械的な操作を行う事が出来るようになっています。

Viewsを使えば、データベースに格納した情報を好きなものだけを簡単に取りだして、表示する事が可能になっています。

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VPSでDrupalを動作させる場合の学習時間

  • 29 January 2017
  • のぶやん
Drupal

日本では馴染みの薄いDrupalですが、アメリカを中心に世界では多くの国で利用されています。

Drupal

Drupalでサイトを運用する

Drupalの特徴としては、Wrodpressと比較にならないほど多様で高機能なサイトが構築できるという事です。しかし、それだけ学習時間・学習コストは膨大で、しかも日本語マニュアルがほとんどないので、ハードルとしては、Wrodpressと比べ物にならないほど高い物になります。Wordpressの学習時間が1週間ぐらいでほとんどの機能を使いこなせるようになるのに対して、Drupalを効果的に使いこなす為の学習時間としては、半年~1年ぐらいかけてじっくりと勉強しないと使いものにならない場合が多いです。

Drupalでこのブログのようなサイトを作ることは比較的簡単ですが、単にブログのような使い方をするのであれば、Drupalを使うよりWordpressを使った方が簡単で良い場合もあるでしょう。Drupalが向いているのは、もう少し複雑で『ユーザー投稿型サイト』であったり、ユーザーコミュニティサイトなどが求められる場合です。また、ページ数が1000ページを超えるサイトであったり、複雑な構造になればなるほど、Drupalが威力を発揮します。

・英語が出来ないと難しい
・学習時間は、半年~1年
・学習に時間がかかる
・プログラムは出来なくても大丈夫

VPSの学習にかかる時間

レンタルサーバーと違って、VPSの学習時間がかなり必要になります。レンタルサーバーでまともな運用をしようと思うと、サイトの規模が大きくなってくるとコストが跳ね上がります。

あまり中途半端な知識でVPSサーバーを運用してしまうと、セキュリティに問題を生じさせてしまう場合があります。例えば、Rootユーザーのままで運用してしまったりするなど、最低限のセキュリティチェックなどを怠る可能性が出てきます。そういった意味では、安いVPSを借りるなどして、自分で学習する時間を作らなくてはいけないので、学習時間とコストがかかるようになります。

・レンタルサーバーよりコスパ高い
・学習コストがレンサバより高い。
・英語が出来なくても大丈夫
・セキュリティ設定を確実にしないと危険

VPS学習は情報が多い

VPSの学習する時には、Drupalのように情報が少ないという事はありません。日本でも、多くの人がVPSを利用しているので、情報は少なくありません。エラーが出たとしても、日本語で検索しても何とかなります。

おすすめの海外サーバーVultr

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人気の2大CMSは、WordpressとDrupalと言っても、2つのCMSは全く別物なんだけど。

  • 24 December 2016
  • のぶやん

クラウドワークスの中にあったコラムみたいな文章において、WordpressとDrupalが比較されていますが、全くDrupalを使った事がない人が書いた文章というのはすぐ分かります。ほとんどの場合にはウェブサイトの製作者にWordpressをお願いする事はできても、Drupalをお願いする事は出来ません。それは、Wordpressに比較すると、Drupalの方が使いこなすのが圧倒的に難易度が上がるからです。

単なるブログサイトであったWordpressは、多くの人が利用するようになって、かなりのプラグインが出回るようになっているので、既にWordpressで出来る事というのもかなり増えています。以前であれば、Drupalを使わないとできなかった事であっても、Wordpressで出来る事が増えてきている事は確かです。しかしながら、大規模サイトとなると、Wrodpressで出来ないこともかなり多いです。その1つが投稿型サイトであったり、コミュニケーション型のサイトでしょう。



制作会社側からすると、Wordpresで手軽に『ホームページを作った感じ』にして、難しいことは『出来ません』というのが一番楽なんですね。それで、相場より少し高めの金額を要求しておく。Drupalになると、学習コストなどを考えるとどうしてもWordpressより高額になるので、簡単なサイトを作るとDrupalの方が価格が高くなってしまいます。Drupalを使うと後からの拡張性があったり、あとから他社よりも優位になるであろう事を理解していても、そんな事は顧客が理解できるはずもなく、安く作れて見た目がいいなら良い!とほとんどの場合にWordpressになる訳です。

まあ、Wordpressで作るなら制作会社に依頼しないで、『友達に依頼しても同じぐらいのホームページが出来る』場合が多いんですけどね。それで、デザインだけ大学生に3万円で依頼すればいい。Drupalならばそうはいかないんですけど。

WordpressとDrupalの違い

Wordpressの場合には、単なるホームページであったり、軽いブログなどの利用を想定しているのに対して、Drupalはウェブのフレームワークを目指しているところがあり、単なるウェブサイトであったり、ブログなどに利用するには高度すぎるのです。しかし、Wordpressで出来ない事もDrupalならできるので、拡張性を考えるとDrupalの方が良いという事になります。

Drupalの方が拡張性が高いので、ウェブの将来の事を考えると圧倒的にDrupalの方が良いということになるのですが、その事を理解する自体、Drupalを使った事がない人にとって容易な事ではないでしょう。使ってみた良さというのは、良く使ってみないと分からないものなのです。

価格はDrupalの方が高い

インストールだけであれば、WordpressのインストールとDrupalのインストールは、同じぐらいの価格(インストール5~10万円)で引き受ける事は可能でしょう。そこからカスタマイズするとなると、Drupalの方が国内で扱える人が少ないという事で希少性から難易度が高くなるので、同じことをやったとしてもDrupalの価格がWordpressの数倍という事はあり得る話かなと思います。ただ、簡単にホームページを作るぐらいなら、結果が同じなのでほとんどの場合にWordpressを勧める会社が多いでしょう。その結果、日本国内でDrupalを使っている会社はほとんどありません。

会社でWordpressなどを使うというのは、1日で誰でも簡単に設置できるという点で悪くはないのですが、ウェブサイトを作った事にほとんど価値がありません。Wordpressで作られた同じようなサイトというのは、既にどこにでもあるものであり、ウェブサイト上に競争力を持たせることが難しくなっているからです。その点では、Drupalであれば、日本国内において使う人も少ないので、Wordpressよりシステム面で競争力を持つことが出来ますが、研究・開発費がそれだけかかるので、場合によっては、最初から自分たちで開発した方が良かったという事もありえます。

コンテンツからシステムの戦いへ

NAVERまとめで、いくら新しいコンテンツをキュレーションで仕上げたところで、アクセスが全く得られなくなっている訳です。似たようなコンテンツばかりになっていて、記事の半分以上はアクセスがゼロの状況です。Nanapiだって10万本の記事を持っていると話していますが、1日のアクセス数が2万ぐらいなので、ほとんどの記事に対してアクセスがゼロという事になります。記事がどれだけあっても、それはアクセスに繋がるとは限らないという事です。WELQが上位に表示されたのは、パクリなのに自分たちのオリジナルに見せかけたためで、著作権法違反の疑いが濃厚と批判されました。

Wordpressのようなものに記事を単に放り込んでアクセスを得ようとした所で、大量の記事による記事のインフレが起きていて、記事をいくら生成してもアクセスが得られない状況に陥っている訳です。もう、ワードプレスにコツコツ記事をあげて金になる時代は終わったと言えるでしょう。これからは、ユーザーに携帯から投稿させたり、CSVとAPIを使って今まで以上に大量のコンテンツを生成する事に時代が変化してきています。

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情報資産ブログの移転を検討中

  • 20 August 2016
  • のぶやん

シンプルに記事を書くスタイルの『ブログ形式』では、Wordpressの方が既に圧倒的に便利になってきており、Drupalを利用するメリットはほとんど皆無になっています。こうやって単にブログをかきかきするだけのサイトでDrupalを使う事はメリットがほとんどありません。

Drupalは、アップデートが頻繁なのですが、それがモジュールに合うかどうかのテストに多大な時間がかかってしまって、それが凄まじい負担になります。テストを繰り返さないと使い物にならない代物になっていて、既に複雑すぎるのです。

ブログサイトにDrupalが利用できない

Drupalを利用した方が良い場合として、会員制サイトであったり、更に大規模な投稿サイトなどがあります。そういった投稿型サイトであったり、Feedsで取得してきて並べるようなサイトを構築するにあたっては、Wordpressでは『事実上できない』ので、Drupalの出番はまだあるでしょう。しかしながら、残念なことにGoogleは自動化したサイトをほとんど評価してくれなくなりました。

そもそも大規模サイトであれば、シンプルに設計するのであれば、Drupalを使わない方が簡単に設計できる場合も多くなってきていて、Drupalのアップデートに合わせてチェックしなおしたりする事は、ウェブ管理者にとって大きな負担になってきています。それでも、自動化するにはDrupalであった方が良い場合もあるのですが、それは割合的に見ると非常に少ないと言えるでしょう。ユニークなコンテンツを求めているのは、Googleだけではなくて、ユーザーも同じだからです。

メディアのリンク先を指定したりするのでも、WPでは3秒で終わる事なんですけど、DrupalではField Linkなどを入れて、更に作業をして、それでテストして、、、、という作業が待ち構えています。ブログで当たり前に使いこなすには、あまりにも大変な作業量なのです。絶対に必要な機能まで省かれていて、90%以上の人が使う機能も後から付けないといけないので負担が大きいのです。

Wordpressの進化で見やすく

Drupalがアップデートを失敗したのに比較すると、Wordpressは上手にモバイルに対応できた気がします。それは、Drupalのように全体が複雑化せず、シンプルであったからなのですが、DrupalがOrganicGroupなど『ほとんど使われないモジュール』に時間を使っているうちに、見やすさであったり、モバイル対応などが遅れて、旧式のシステムになってしまった事は否めないでしょう。特に遅れたのがテーマのモバイル対応の点です。

モバイルにおいて重要になるのは、単にResponsiveという点だけではなくて、全体的な文字の見やすさであったり、写真の挿入が容易かどうかなど、総合的なところが求められます。特にDrupalが遅れてしまったのは、写真・ビデオの挿入です。Viewsであったり、Displaysuitなどの大型モジュールの開発が進んだ一方で、Drupalの『メディアシステム』は、今でも旧式のままで、それが致命傷となっています。

Drupal8アップデートの失敗

Drupalユーザーの中では、Drupal8の方向性に疑問を持つ人が多くいます。そもそも、CMSという『コンテンツマネジメントシステム』の原点というのは、コンテンツをいかに簡単に投稿して見やすく表示するかという事にあった訳ですけど、そういう事をやるのにあまりに多くのカスタマイズが必要になるDrupalは、『それなら自分でプログラム書いて構築した方がいいよね』となってしまうわけです。プログラマーの間では、CakePHPなどと既に競合し始めてきました。

細かいところをモジュールに任せるという発想自体は良いのですが、それがコア自体の進化を阻む要因になってしまったようです。Drupal8からコアにViewsを入れるようにしましたが、コア自体の進化はほとんどありませんでした。他のモジュールとコア部分のバッティングが発生する事も多くなっています。モジュールが限定された環境でしか使えないような事が増えているのです。

投稿のしやすさ・見やすさ

Drupalの構築のしやすさは、Dランクであり、更に更新のしやすさもDランク、管理の手間もDランクです。使って良いと考えられるメリットは、大規模サイトに対応できるという事ですけど、それも管理がこれほど手間がかかると、やる気がなくなってきます。アップデートだらけで本当に大変だし、使うモジュールが多くなればなるほど訳がわからない状況に陥っていきます。多くの人が求める投稿のしやすさ・見やすさで言えば、Wordpressの方が良くなってきている訳です。

自分で情報を沢山抱えている人であれば、自分がサイトの管理者になるよりも、投稿だけに集中した方が楽です。もちろん、サイト管理者としてやっていくならDrupalも選択肢の1つではあるでしょうけど、それなら誰かにシステム構築を依頼してお金をかけて作った方がシンプルな投稿サイトが出来る気がしてきています。

Wordpressの『メディア』の評判は悪いですが、Drupalの場合には、メディアという概念が作られたのは後付けなので、メディアがコンテンツの各Fieldと上手に結合できず、結果的に中途半端なものになってしまいました。

プラットフォームがどうあろうと、大量に投稿して見やすく表示するのが早くできて、サクサクと大量のサイトを完成させられないと、困る訳です。何でも良いから情報を出して、見やすく表示しておかないと、自分のPCや頭脳上に情報があっても無意味ですから。

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