工業製品がしっかりと作られていた時には、日本においても工場労働者が高い賃金を得られた時代もありました。労働力として懸命に働けば、それなりの賃金が得られて、家族を養う事もできたという時代があった訳です。その時代はグローバル化で人材の豊富な中国に沢山の工場が作られて、安価に中国人労働者が雇われるようになった90年代から状況が一変するようになりました。




サラリーマンがやっている職業は、基本的に代替可能であり、誰でもできるような仕事がほとんどです。

大学のインフラが起こっているので、普通の大学を卒業したからと言って『能力が高い』と言われる事はなくなりました。日本の企業が新卒採用に熱心なのは、育てたいと思っているのではなくて、『安価で使える労働力がほしい』と思っているだけだったりするのです。会社に入社しても単純作業しかやらせて貰えないとなると、何か実務を学べる事を期待して入社する新卒と大きなギャップが起こってくるので、すぐに会社を辞める新卒も増えています。




日本人がサラリーマンとして生きる事で豊かになれたのは、高度経済成長の時でした。高度経済成長の時は、日本国内に企業が立地して、日本国内で消費が行われる状況でした。今ではグローバル化の進展とインターネットの発達によって状況は大きく変化しました。

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日本で良くサラリーマンが二極化すると言われていますが、中国では1年間に600万人もの大卒者がでる(日本は60万人ほどなので約10倍)ので、中国の大量に出た大卒者の能力が日本と同じだとすると、日本の労働者の賃金は下がって当然という事になってしまうでしょう。




日本企業では、少子高齢化によって新卒の採用が困難になってきています。良い人材と思わなくても、どんどん採用を与えていかないと、新卒を採用できないような状況になっています。はっきり言って、大手企業以外に競争などほとんど存在していないような状況で、会話ができれば採用口には困らないような状況になっているでしょう。移民を受け入れていない事もあって、日本国内にほとんど人材における競争がないような状況になっています。




サラリーマンの最大の欠点は、会社を辞めたらたちまちのうちに収入源を失ってしまう事です。資本の全てを会社に保有されてしまっていて、会社を辞めたら資本を使う権利を失ってしまうからです。どんなに優秀な営業マンであったとしても、売っているのが会社の商品であれば、会社を辞めて残るのは『営業力』のみです。会社の商品であったり、顧客情報を使う事はできません。




高い給料を貰ったり、会社で良いポジションに就ける為には、確かに会社の中での人間関係は確かに大事です。しかし、それは会社の内部での話で、会社を辞めたらそんな事は全く関係のない事になってしまいます。会社で出世すればいいというのであれば、上司と飲みに行っていればいいでしょうが、そんな事をしても社外で使える実力は何も身に付きません。

自分で家に帰って勉強をしたり、反省点をノートに書き出して向上するなど、自分で向上する方向性を作っていかないと、会社を辞めた時に初めて自分が何もできない事に気が付く事になるでしょう。




金持ちの多くは、労働によってお金を得ている訳ではありません。その収入の大半を株式の配当所得であったり、株式を上場させたキャピタルゲインから得ています。

大金持ちの配当所得は、毎年のように配当所得が得られるので、有能な経営者を指名して、あとは本を読んだり人脈を築く時間に充てればいいのです。上場廃止になって保有株が紙くずにならないように、配当金を蓄えて、その株で新たな株式を購入するなどして




本来、自分の時間を自由に決める事ができるはずの人間ですが、会社に勤務していると、出勤の時間が決まっているので、朝は必ず定時に起きて会社に出勤しなくてはいけません。もし、定時に起きて出勤しなければ、会社をクビになってしまうっでしょう。

ローマ時代の奴隷というのは、『資産』であり、『所有物』として扱われました。現代社会では、会社の奴隷と表現されても、資産・所有物とまでは言えませんが、使用者、被使用者という言われ方は今でもされています。労働力を使用する物と使用されるものがある事は明確です。




派遣社員が急増していて、『正社員で働きたい』という人は多いですが、現実として正社員になる事は、それが勝ち組になる事ではありません。正社員になれば、確かに派遣社員よりは待遇面では多少は良くなるかもしれませんが、正社員になったからと言って、それだけ努力し続けなければ、会社が傾いた時に派遣社員に『格下げ』になってしまうので、全く同じ事です。




税金の無駄使い3兆円東京五輪は中止


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