生産性

サラリーマンが『仕事をした気分』になって給料を貰える時代は終わった!

  • 23 February 2018
  • のぶやん

インターネット社会でダイレクトに取引が行えるようになってくると、求められる仕事が『収入に直接的に結びつく仕事』になっていきます。バックオフィスの仕事は、コンピューターに任せるようになっていくからです。

何をしても全く稼げなくなってくると、職場に行って新聞を眺めたり、パソコンを眺めているだけになります。日本軍が敵を1人も倒さずに単に玉砕に向かっていくのと同じ行動です。






サラリーマンで楽したい人たち


独立して稼ぐのが大変な時代

サラリーマンを辞めて独立して稼ぐ事も大変な時代になっています。

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誰も教えてくれない仕事に価値がある。マニュアル化された単純作業は労働力として安い

  • 8 December 2017
  • のぶやん
美女の笑顔

日本の教育は、ルールに従った中において能力を発揮する事を求められてきました。しかし、経済的に世界で先進国と言われるまで成長した日本では、中国などで大卒の人材が輩出される中で、今まで従来通りのやり方では、成長できないどころか、生活レベルが逆にどんどん下がっていく中にあります。

資本家・企業であれば、中国人・日本人の有利な方を選ぶ事ができますが、労働者が受けた教育がクリエイティブなものでないと賃金低下に見舞われます。クリエイティブな仕事とは、ユニークな仕事の事であり、それを行う実力を身に付けるには、努力と、ある程度の時間を要します。

美女の笑顔

求められるクリエイティブな仕事

中国のように人口が多くて若者が溢れている国とグローバル市場の中で競争していく為には、日本市場でクリエイティブな仕事を行っていく必要があります。しかし、日本の実態はクリエイティブどころか、高齢者がテレビ視聴者となって、毎日のようにテレビをダラダラと見るようになっています。これは、クリエイティブ社会と逆行しています。

日本全体が原発を再稼働させたり、日銀に国債を買い取らせるなど、延命措置に懸命です。大学の無償化など『若者にお金をかけてクリエイティブで高度な仕事をして貰おう』と考えるよりは、『若いんだから単純作業で金稼げ』という雰囲気が蔓延してしまっています。日本で大卒は簡単に就職する事ができますが、仕事の内容は(例えば証券の営業マンなど)クリエイティブとは程遠いものが多くて、延命措置をとっても、いずれ仮想通貨のような技術革新が起こって、能力ないものが淘汰されるとみられます。

日本の多くの企業は、クリエイティブというよりアメリカ企業をパクっただけのサービスも多いので、グローバル展開する事ができません。資本力があっても、企業の人材や考え方が貧しいとクリエイティブな仕事になりません。企業で先輩から聞いた事と言うのは、企業の内部でマニュアル化されたものに近くて、最もクリエイティブと遠い仕事になります。

マニュアル化された工場

流れ作業の工場では、多くのアルバイトが雇われていて、中国などでは大規模工場で大勢の人材が1ヶ月あたり数万円で出稼ぎ労働者として働いています。多くの日本企業も、その中国の労働力を求めて海外に工場を移転したり、中国・台湾系企業に外注するようになりました。中国における工場労働者の賃金は、上昇を続けて今では3000元(5万円)以上となっています。

日本では、最低賃金を1000円として1日8時間働いて、20日働いたとすれば16万円になりますが、田舎だと最低賃金800円ぐらいなので12万8000円ぐらいにしかなりません。この10~20年ほどで日本と中国の格差が縮まって、日本では、単純労働で得られる賃金は、中国の2倍ほどでしかなくなってしまったのです。しかも、日本は生活費が高いので、日本人の低所得者の労働者と、中国の工場労働者では、可処分所得が同じぐらいになっている可能性があります。

中国の工場で働くという事は、単純労働であったとしても農村部にいてお金に困っているよりも幸せな事と考えられていて、そのお金を元にして様々な夢を追いかけるという若者が多いという事です。今の中国を支えているのは、そうした若者の希望と言えるでしょう。

日本でホワイトカラーの賃金下落

日本においては、この20年間の間に平均賃金が下がり続けています。ホワイトカラーの賃金水準が下落して、逆に社会保障費・税金などの負担が増しているので、労働者の生活が苦しくなってきています。毎年、中国の大卒は日本の10倍のペースで卒業しており、若くて、優秀で、日本人よりも安い人材が供給され続けています。いわゆる『人口ボーナス期』の状態にあります。

日本では、懸命に働いたからと言って、給与が大きく上昇する見通しがなかなか立ちません。懸命に働いても中国などの労働市場からのプレッシャーは大きなものがあり、賃金レベルを前年度のレベルに保つだけでも大変です。日本で親の世代と同じようなやり方をしていても、給料水準が毎年のように下がっていって、40代・50代ではリストラが待ち構えているのです。

誰も新しい事をしない組織

組織が硬直化してくると、誰も新しいことをやりたがらなくなります。新しい事をする事は、メンドクサイだけで自分の評価に繋がっていかないからです。今の給料で満足しているというのに、新しいことを始めるとメンドクサイ事で失敗したら大変だと考えるからです。

新しいことをしても、今まで行ってきた既得権益と同じぐらいの利益を確保するのは難しいからです。良い例として、新聞社がインターネット企業に事業転換していくのは、ほとんど無理だと言えるでしょう。オンラインで紙媒体の新聞と同じだけの収益を得るのは、非常に難しい事です。アメリカでも、多くの新聞社がリストラを行って身売りしています。

イノベーションによる駆逐

新聞社がインターネットの登場によって、かなり危機的な状況になっているのと同じような状況は、他の業界でも起きています。携帯電話からスマートフォンに切り替わった事で、今まで日本の製造メーカーと電話会社が癒着して販売していたものが崩れて、携帯電話の生産から日本企業が次々に撤退する事態になりました。また、今では仮想通貨が流行ってきたことによって、銀行業務が不要になると言われています。

組織に所属して能力を伸ばしたとしても、イノベーションによって組織自体が不要になれば、自分自身の仕事がなくなる可能性が強くなってきました。特に40代・50代になって稼ぐ能力が中途半端だと、どこにも就職できずにコンビニなどで単純作業を行うハメになってしまいます。

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ソ連の経済に似てくる日本の姿!政府が日銀を通じて間接的に株式市場を支配

  • 30 July 2017
  • のぶやん
ユニクロの大株主が日銀

労働者というのは、工場であれば一糸乱れぬ動きでロボットのように活動すればいいのですが、それは工場である場合です。現在、日本で工業は20%ほどのGDPしか生み出しておらず、サービス業が発展している状況になっています。この世な中においては、ベンチャー企業のようにサービス業で伸びる企業を伸ばしていく必要がありますが、大企業が個人であったりベンチャー企業が成長する事を恐れてそれを妨害しており、日本の成長は完全にストップしています。

日本では、日銀がETFを大量に購入し続けているので、日銀がファーストリテイリングの株を15.3%も保有するという異常事態になっています。このようになると、多くの企業において日銀が筆頭株主になり、国有企業化されて行く事になります。国有企業化されたような企業では、株主による監視が働きづらくなり、生産効率が下がってしまう可能性が高くなってしまいます。
ユニクロの大株主が日銀

付加価値の高いサービス

付加価値の高いサービスというのは、人にしか出来ない事を言います。例えば、講演会に頻繁に呼ばれている学者などは、知能を持って付加価値の高いサービスを提供しているとも言えるでしょう。ただし、知識の背景を持たないにも関わらず、テレビに出演して知名度だけ上げている人も大勢いて、そういうのは偽物と言えます。

今は、インターネット上でお金の流通が手数料などがかかって容易とまでは言えない状況なので、評価を換金するシステムは十分に確立されていません。しかし、今後はGoogle社が広告のクリックでお金を生み出すシステムを開発したような形で、いいね!などに応じて収益を個人に分配していく仕組みなども整っていくと考えられます。

効用の最大化を判断

インスタグラムに掲載する『写真の選択』であったり、ツィッターにアップロードする文面などは、ユーザーの共感と共有を得られるようなものを情報として発信します。これは、相手の効用(満足度)を最大化する必要があるので、Botで行うのは非常に難しいと言えるでしょう。もちろん、Botで行うのは不可能ではありませんが、それで多くのユーザーを集めているアカウントはほとんどありません。

日本では、個人力が高いような教育を行ってきませんで、工業化時代の集団化された教育に力を入れてきました。そして、そのような教育システムの上では、個人が面白いような情報であったり、個性を持つような人が生まれにくい状況になってしまって、結果として世界の競争力を引っ張る人を欠いてしまうような状況になってきます。個性をどんどん潰したり、個人事業を潰したりしているのが今の日本です。

生産効率を上げるにはどうするか

生産効率を上げていくには、大勢でやっている仕事を少人数で出来るようにマニュアル化すればいいのです。大勢で行っている仕事の多くが非効率であり、ロボットができるところはロボットにお任せした方が良いのです。また、同じ作業であったとすれば、海外の方が安くできる場合が多いので、海外に拠点を作って安くします。例えば、コールセンターなどが海外で激安で行われています。

例えば、テレビ局が10人で番組制作を行うよりは、Youtuberが1人でインターネットで流して同じ視聴率であれば、明らかにYoutuberの方が生産効率が高いという事になるでしょう。1人の人が情報発信して大金を稼ぐという時代になっています。日本のテレビ局がそれでも生き残れるのは、高齢者がインターネットではなくてテレビから情報を取得するのが主流になっているからです。今後は、ますますインターネットが発達して、テレビ局が生産効率でどんどん負けていくでしょう。

個人が稼ぐ力を削ぐ集団主義

個人・個人が稼ぐ力を持つことが大事ですが、その為には個人が生産する努力をしなくてはいけません。日本の高齢者の多くが退職してテレビばかり見ている状況になってしまうと、国の経済力が落ちて当然になる訳です。テレビを見ているよりは、ツィッターを行って感想でも書いていた方が生産を行っている事になります。国民が何らかの生産に関与して、かつ意欲的に関与すれば成長していく事ができます。

成果主義による個人プレー

アメリカでは、その多くが成果主義の個人プレーになってきています。それは、集団というものが非効率で、効率化を高めようとすると、企業でも個人と契約した方が安上がりになり、質も保てるからです。成果が上がるかどうかも分からないような社員を抱えておくのはリスクで、成果に応じてお金を支払った方が効率的と考える訳です。

アメリカでは、SNS上で人気が高い「インフルーエンサ―」と呼ばれる人たちが影響力を持ち始めています。日本の芸能人でも人気が高い人は相当に影響力があり、アメブロなどのブログで稼いでいる芸能人も多く出ていますが、今後は日本においてもさらに個人プレーが重視されるようになっていくでしょう。事務所などを辞めたとしても、仕事が得られるという場合もあります。

流動化して変化するものの強さ

SNSの人気というのも常に流動化しており、3年もすれば人気アカウントも変化していきます。そうした時に企業は、その人に渡していたお金を切り替えれば良いという事になっていく訳です。例えば、人気Youtuberであったとしても、いつまでも人気を保てるとは限らず、人気になった時にお金を貰って、その後の責任は『本人の自己責任』という事になっていきます。競争の方法が変わってきたという事です。

日本の企業が弱体化したのは、インターネットの情報革命に乗り遅れたからとも言われていますが、インターネットの主要分野をアメリカ企業に取られてしまっています。また、LINEも韓国企業であり、ライブドアが潰されてLINE社に買われてしまいました。世界中において発生しているのは、オンラインにおける情報需要であり、それに応じてオンラインの情報量が急速な勢いで伸びています。それは、日本におけるアマゾンの台頭など、小売業界の売り方の大きな変化をもたらしています。

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仕事の生産性とはどういったものか

  • 30 August 2014
  • のぶやん

仕事が激務であればあるほど、仕事をしたつもりに陥りやすいと言われています。アルバイトなどを考えてみると、忙しく働いているように見える人であっても、時給が1000円で8時間働いて1日僅か8000円しか稼げていない事になります。それで、1か月間に20日ほど働いて16万円の収入、手取りで言えば僅か13万円、14万円ぐらいにしかならないのです。

アルバイトの場合では、普通に稼いでいると時給1000円ぐらいで働いたのでは、15万円ぐらいが普通に稼げる金額なので、収入をあげようと思うと、更に時間を使って働いたり、深夜労働にしたり、つまり「更に忙しい状態」というのを作り出さなくてはいけないという状況になります。目先の労働ばかりを重視するようになって、一生懸命に働くので、生産性など考えたりしない状況になります。

仕事をしたつもりとは?

仕事をしたつもりというのを簡単に言えば、改善点が全くないような状況です。普通であれば、仕事というものは、時代に合わせて日々の改善が求められて当然のはずです。1日、1日の日報を書くのは、改善していく努力が求められているからです。そうした日々の改善が、最終的に大きな成果となる場合が多いのです。顧客満足度を高めるには、細かい配慮が必要で、そうした配慮を日々改善点として取り入れる事ができます。

仕事をしていると、必ず何か「問題点」というものが出てきます。その問題点が出た場合には、改善点を打ち出して、チームで情報共有を行っていく必要がでてきます。そのチームで改善を共有できない場合には、再び同じ間違いが起こってしまいます。もしくは、問題点がでなくても、こうした方が良いという事があれば、積極的に改善をしていくべきなのです。

チームとしての向上心

チーム力というのは、何らかの問題点が出てきた際に情報を共有できるかが重要になってきます。日本で良く言われるようにホウレンソウ(報告、連絡、相談)をチームで共有しておく必要があります。報告、連絡、相談を気軽にする為には、日頃からのコミュニケーションが重要になってきて、ギスギスしている職場だと、そういった業務に支障がでる可能性があります。つまり、リーダーが固い顔ばかりしていたのでは、報告、連絡、相談もうまくいかない場合が多いのです。

特に最近では、部下になるような人材は、ゆとり世代とされている草食系が多いでしょう。こういった草食系を管理するためには、怒鳴りつけたり、怒ったりするようなやり方では、報告、連絡、相談に支障をきたしてしまうのです。

正社員とアルバイトの違い

正社員とアルバイトの違いは、正社員が業務に対して改善を求められているのに対して、アルバイトというものが業務の改善を求められていないといっても良いでしょう。言いかえれば、正社員は企業の為に仕事を持ち帰って家でやるサービス残業の分を加えたような給与体系になっているのに対して、アルバイトであれば、その場だけの労働を考えて給料を貰っていれば良いという事になるでしょう。

正社員であれば、常に顧客、企業の将来性を長期的に考えた仕事を求められますが、アルバイトはその場限りでやれば良いというのが一般的です。最近では、アルバイトでも企業の将来性を考えてと言われる事があり、それは従業員にとってチャンスの場合もありますが、多くのアルバイトは迷惑だと感じるでしょう。それは、仕事のスキルが向上しても将来性が薄いという諦めがある場合が多いからです。

取り組んだ仕事が好きか

仕事について「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、自分が取り組む仕事について好きでなくてはいけません。好きでもない仕事をやっても、向上心など生まれてくるはずもなくて、仕事をどのように好きになるかを考えなくてはいけません。そして、多くの場合には、仕事の喜びを顧客の満足度の向上=自分のスキルの向上と同意義で考えていく必要があります。自分の持てるスキルを発揮するだけではなくて、気が利いたサービスを行う事で、顧客の満足度を少しずつ向上させていくのです。

最近では、職場に正社員、派遣社員、アルバイトなどが混在する事が増えてきて、職場のチーム全体がバラバラで、共通の話題も特になしで、世代もバラバラという事が増えてきています。更に言えば、アルバイトなのに年長者が来たりする事だって増えてきているのです。そんな中でチームとして余裕を持ってニコニコしながら幸せに仕事をする方法は、各個人の意識が高くて楽しんでやるようでないとやっていけません。

自主判断と行動の大切さ

繰り返しになってしまいますが、現在の企業において大事になってくるのは、各自が成果をあげる(顧客満足度をあげる)為に努力を行っていく事です。指示を受ける前に行動していく、もしくは率先して許可を取りに繰るような考えを持った積極性のある人材が必要になってきます。大きな変更を加える場合には、単なる思い付きではなくて、ある程度の納得できる根拠を示せるかどうかも大切になります。

根拠が示せないような提案であれば、旧日本軍のインパール作戦のように大失敗する場合もあるでしょう。思いつきだけではなくて、余裕の持った戦略をとって行く為には、普段から努力しているという姿が見られる事が大切です。普段の努力なしには、単なる思い付きになってしまう可能性が強いからです。普段の努力を見ながら、改善点を提案してくるような人を伸ばしていくのが組織としては良いでしょう。

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