検索エンジン

検索エンジン(けんさくエンジン、英語: search engine)は、狭義にはインターネットに存在する情報(ウェブページ、ウェブサイト、画像ファイル、ネットニュースなど)を検索する機能およびそのプログラム。インターネットの普及初期には、検索としての機能のみを提供していたウェブサイトそのものを検索エンジンと呼んだが、現在では様々なサービスが加わったポータルサイト化が進んだため、検索をサービスの一つとして提供するウェブサイトを単に検索サイトと呼ぶことはなくなっている。広義には、インターネットに限定せず情報を検索するシステム全般を含む。

狭義の検索エンジンは、ロボット型検索エンジン、ディレクトリ型検索エンジン、メタ検索エンジンなどに分類される。広義の検索エンジンとしては、ある特定のウェブサイト内に登録されているテキスト情報の全文検索機能を備えたソフトウェア(全文検索システム)等がある。 検索エンジンは、検索窓と呼ばれるボックスにキーワードを入力して検索をかけるもので、全文検索が可能なものと不可能なものとがある。検索サイトを一般に「検索エンジン」と呼ぶことはあるが、厳密には検索サイト自体は検索エンジンでない。

Googleが1998年に稼動させたGoogle検索は、従来の検索エンジンがポータルサイト化へと進む流れに逆行し、独創的な検索技術に特化し、バナー広告等を排除したシンプルな画面と2000年にYahoo!のロボット型検索エンジンに採用されたことにより、急速に人気を集めた。いつしか[要検証 – ノート]ウェブページ検索の世界シェアのトップに躍り出たとされている。また日本においても、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用すること=「ググる」というネットスラングが生まれた。この状況に危機感を募らせたYahoo!は、2004年にロボット型検索エンジンを独自技術Yahoo!Search Technology (YST)(Yahoo!が買収したInktomiとAltaVista、Overture等の技術を統合した)に切り替えた。同年、GoogleやYahoo!のエンジンに匹敵すると言われるTeomaを利用した検索エンジン、Ask Jeeves(現・Ask.com)が「Ask.jp」として、2005年、オーストラリアで誕生したMooterが日本に進出し、検索サービスを開始した。

検索エンジンと「並列の情報」とは?人間の感情は主観的で『美女』もいろいろある

  • 13 May 2013
  • のぶやん

Googleでは、情報が「検索ランキング」として提示されます。キーワードで検索した時には、情報が重要度の高いものから上位に表示されて、重要度が低いものが下位に・・・・というような具合になっています。しかしながら、この方法では、ユーザーの満足度を高める事ができなくなってきてしまった事は明らかです。

例えば、「美女」について

例えば、「美女」と検索した時には、以前の団塊の世代であれば、テレビで見た「山口百恵」が美女だったかもしれません。画一化された美女の像というものを国家やメディアが作り出して提供するというのが「経済成長」と位置づけられて、ある程度の決まった範囲の中で選択していけば良かったのです。例えば、乗り物なら品質の良い自動車を作り出していけばよかったように品質を高める事が重視されていました。

しかし、今の若い世代の美女と言えば、「AKB48」かもしれないし「ミランダ・カー」かもしれないし、「上戸彩」かもしれなければ、「YUI」かもしれません。美女のタイプが全く違うものを美女でランキングする事には、ほとんど意味をなしていない事がわかります。いくら検索の品質を高めたところで、それが自分の需要にマッチするとは限らないのです。自分が欲する情報というのは、「品質の良い自動車」ではなくても、もしかしたら「空飛ぶ自転車」かもしれません。自分にとって有意義な情報が提示されなければ、検索は何の役にも立ちません。

例えば、「ラーメン屋さん」について

ラーメン屋さんについて言えば、ラーメン屋さんの数が少なかった頃は、「おいしいラーメン屋」と言えば、誰が言っても同じようなラーメン屋さんが出てきたかもしれません。しかし、最近の傾向は「おいしいラーメン屋さん」というだけではなくて、ラーメンに対する考え方も変わってきています。例えば、ラーメンは食べたいけど塩分が気になるので「健康に良いラーメン屋さん」を探している人がいるかもしれません。また、「今まで見た事がない面白いラーメン」を食べたいと思っている人がいるかもしれません。

単に「おいしいラーメン」と並べて見た所で、「健康に配慮したラーメン」と「男性が食べる体に良いとは思えないこってりラーメン」をランキング化して同じグループで並べるほど無意味な事はありません。しかしながら、Google検索で行われている事というのは、その無意味な事であり、もしかするとランダムでホームページを見るのとあまり変わらない可能性すらあります。

並列の情報における特徴

沢山の女性の中から選ぶと言っても、その女性の特徴が必要になるように、何かに特化された「特徴」というものが分からなければ、単にランキングで並べただけだと価値がないものになりつつあります。例えば、美女の写真を並べた場合には、「AKB48が好きな美女」のように特徴を知らせたり、ラーメン店の場合には「とんこつのうまいラーメン屋」のように特徴が出せていた方が検索としては意義があります。

特徴を出すのは良いのですが、特徴を出すとボリュームが薄くなるという欠点も抱えます。例えば、とんこつのうまいラーメン屋なんて、東京や大阪の大都市圏なら沢山ありますが、地方なら1軒あるかないかという状況です。そう考えると、情報のボリュームと並列とを考えていくと難しい課題に突き当たる事になってきます。

並列の情報は、どう並べようと同じ

並列の情報というのは、情報価値がどの情報も似たようなものなので、それを「並べる」行為であったり、「並べ替える」行為に意味はありません。例えば、Googleが何とかアップデートした所で、ユーザーの満足度はほとんど高まない状況になっているのです。

どのサイトがスパムで、どのサイトがスパムでないかという情報は、Googleが決める事ではなくて、ユーザーが決める事だからです。これは、NAVERまとめにも言えた事で、単なる画像まとめであったとしても、あるユーザーには満足度が高いという事が分かっています。まさに、ある一定のレベルに達した情報であれば、どのような情報でもユーザーに意味があるかないかというのは、ユーザーが決めるべきなのです。

「ユーザーが満足する最高の情報を上位に並べたい」というGoogleの意図は分かりますけど、誰もが満足するような情報を置いているページなんて、ほとんど存在していないのです。Google Adsenseで情報の作り手を支援しましたが、それでも誰もが満足する情報が次々出てくるに至っていません。それは、Googleの取り分が多すぎたのかもしれません。

NAVERまとめにも必要な並列の考え

NAVERまとめは、現在は「ラーメン屋」で検索するとGoogleと同じようにラーメン店のまとめが出てくるようになっています。それだけではなくて、今後は「ラーメン屋」と検索した時に並列関係として、塩ラーメンのおいしい店、味噌ラーメンのおいしい店、醤油ラーメンのおいしい店と出てくると面白いかもしれません。さらに言えば、東京のおいしい店、大阪のおいしい店、名古屋のおいしい店と出てくればいいですね。検索から文字でチョイスするのではなくて、検索結果を画像にして、画像の中からチョイスするというスタイルが出てきてもよい気がしますね。

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検索エンジンにおける情報のターゲッティング

  • 3 April 2013
  • のぶやん

Twitterにおいて、「渋谷なう♪」とぶつやいたとします。友達と一緒にいて、美味しいお店を探すというのは、頻繁に起こる行動です。以前であれば、リクルート系の「ぐるなび」を使ってクーポンで検索していたかもしれませんが、この方法だと口コミは恣意的に歪められ、不味い店に入るという結果が良く起きました。そこで食べログになりましたが、結局は自分があったお店を探すには時間がかかりました。

口コミが信用できない

ぐるナビの口コミは、店側が書き込みを行っていた事が大きな問題となりました。また、クーポンのシステム自体が広告費と合致するので、店側がクーポンシステムを悪用しているような状況になっていました。それでも「グルメ情報をまとめたサイト」というのが無い時代は、「情報はないよりもあった方が良い」と言うことで、多くの人がぐるナビを活用していました。

クーポンシステムの失敗というのは、グルーポンの業績にも現れています。少し前に爆発的に話題になったグルーポンは、結局の所は店側にも、客側にもメリットをもたらす事のない中間搾取サービスの広告代理サービスでしかなくて、業績はすぐに伸びなくなりました。ぐるナビからクーポンを使わない口コミサイトの食べログに舞台が移っていきますが、そこでも口コミが今ひとつ信頼されていません。場所によって口コミ5件という情報では、とても客観的な情報ではないからです。

人々の嗜好が異なる

美味しい料理屋と言ったって、デートで使う料理店、友達と行きたい料理店、ビジネスで使いたい料理店、学生が使う料理店は全く異なる需要が生じてきます。これは料理店に限った話ではなくて、ホテルでもそうです。普段は1人で宿泊するビジネスマンであれば、ホテルなんて3000円のホテルで良いと思うかもしれません。しかし、恋人と一緒に宿泊するとなれば、3万円のホテルに宿泊したいと考えるかもしれません。

都内のホテルと検索しても、その状況に応じたホテルが検索されるとは限らず、「誰と」「どのような」といった状況は、旅行のコンサルティング会社にでも質問しないと分からない情報になってくるのかもしれません。とりあえず、楽天トラベルの口コミを見たり、トリップアドバイザーでも見て宿泊するホテルを決めるというような状況になってくるでしょう。

ターゲッティングとタイトル

NAVERまとめの運営側も検索を意識してカテゴリに入れていますが、その手法については、まだ模索中の段階でしょう。実際に運営側ではなくて、キュレーター側でも「良い情報を作り出したい」という思いで作ってはいますが、アクセス数と個人の需要を対応させるのは、相当のボリュームが必要になります。

言い換えると、「ビジネスマン」「京都市」「ホテル」というキーワードには、確実な需要があるにしても、その需要というのは1年に1回利用されるかされないかという事になります。ある程度の需要があるキーワードで、しかも人々の多彩な需要に応じられるものというのを探し出すのは至難の業です。

渋谷なう♪に対する回答

渋谷にきたけど、渋谷の良いカフェで300円のコーヒーを飲む為に渋谷のカフェの掲載された雑誌を買うには情報コストが高すぎる可能性が出てきます。単にスマートフォンで「渋谷なう♪コーヒーショップ探すなう♪」とつぶやいた時点で、コーヒーショップの情報が欲しいと考えるのが普通です。しかし、食べログの口コミでは似たりよったりで、どのコーヒーショップが良いか決定できません。また、情報が3年前のものであれば、そもそも現在は閉店している可能性すらあります。

ベストな回答というのは、「渋谷なう♪コーヒーショップ探すなう♪」ここで、「1人で渋谷でコーヒーを飲むならこのお店5店舗がベスト」というリストが出てくれば最高なんですね。最近、渋谷で最も流行している5店舗のコーヒーショップが出てくるという流れです。こんな事は、1億総キュレーターになるぐらい情報がどんどんやり取りされる社会にならないと無理です。

「渋谷」「1人」「コーヒーショップ、喫茶店」などで検索して、一発で5種類ぐらいのコーヒーショップが出てくれば、それがベストな回答である可能性は極めて高いです。

NAVERまとめインセンティブは情報の敷居を下げる

NAVERまとめは、インセンティブがあってライターがそれを動機の1つとして情報を製作するのですが、今までの出版社などが情報作成のコストが高すぎたと言う事もできます。大した情報を作っている訳でもないのに、ライターが1日がかりで写真を撮影したり、執筆を何度も手直ししていたのでは、受け取り手の支払うコストも高くなってしまいます。受け取り手にとっては、そんな高い雑誌を買えないかもしれません。雑誌が買えない=情報ゼロとなってしまいます。

NAVERまとめは、小額のインセンティブが支払われますが、「誰でも気軽に情報の作り手になれる」という点が注目すべき点でしょう。多くの人がTwitterや食べログでつぶやいているように自分で独自の情報を保有しています。そういった情報を無料で提供するのは、コストとして無理がありますが、小額でもお金が動く事によって、情報は提供しやすくなります。

検索エンジンとしては、「誰と」「いくらで」「どのような行動をするか」というのを出来る限り正確に読み取るターゲティングしていく行動経済となっていくのですね。

行動を起こさせる動機を作る

渋谷なう♪の例では、渋谷でコーヒーショップを探すというのを想定していますが、広告を考えると「行動を起こさせる動機を与える」というのも重要です。例えば、渋谷でコーヒーショップを探している人に対して、素晴らしいレストランがある事を知ってもらう事も大事でしょう。これは「押し付け」ではなくて、素晴らしいレストランを客観的に5種類ぐらい準備してあげて、そのレストランに「行きたい」と思って貰う事が大事です。

人というのは、良い情報であれば、何でも知りたいと思っているはずです。NAVERまとめに限らず、ウェブサイトを見て、ここに行きたくなった!と思えるようなレストランを紹介できれば最高なわけです。今まで消費を控えている消費者は、そういった情報の外的刺激によって行動を開始する動機が出来る可能性がある訳です。しかも、それは押し付けではなくて、自主的に「ここに行きたい」と思って、すぐに行動しはじめるような事が最適です。今までの広告は、押し付けがましいものでしたが、これからは広告ではなくて、本当に良いもので行動させられるものを検索に表示する事が求められていくでしょう。

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NAVERまとめにおける「旬のトレンド」と「過去の話題」の融合

  • 2 April 2013
  • のぶやん

このブログもキーワード「NAVERまとめ」で上位表示を狙ってみているのですが、ブログの記事が200記事ぐらいしかないボリューム不足で、なかなかGoogle上位表示されないですね。上位表示狙うならば、最低でも1000記事、出来れば1万記事ほど必要になりそうですね。さて、NAVERまとめのトレンドについて書いてみたいと思います。

NAVERまとめでは、単なるロボットができる作業ではなくて、人間だからこそ感じられる「楽しい」、「面白い」、「感動した」など感情豊かな検索エンジンを目指しているとされています。kizasi.jpは、今日注目の話題ランキングがありますが、これも「楽しかった」「感動した」「驚いた」「怒った」などに分かれています。どのような事象に対して多くの人が反応して、それに興味を持っているかを示すものと言えます。

kizasi.jpのトレンド
トレンドのキーワード
 

例えば、「東京」「おいしい店」と検索した時には、今話題となっている美味しい店をトップの方に出してきて、東京の美味しい店の一覧が次に出てくるような構造が検索エンジンとしては優秀かもしれません。NAVERまとめにおいては、時事ネタでありながらも、それをまとめた形のものを奨励しています。

人々が知りたい今の旬と「新鮮さ」

多くの人は、お金を持て余していて、常に良いネタを探しています。例えば、「おいしいものが食べたい」「おもしろいゲームをやりたい」「どこかに旅行に行きたい」と思っていながらも、古い情報ばかりしか手に入らないのでは、新鮮さが手に入らないかもしれません。そこで、検索エンジンで、その新鮮さを持たせた回答ができれば凄く喜ばれるという事になります。

「今、面白いビジネス映画が見たい」と思った人に対して、今が旬のビジネス映画を提供出来れば最高です。今が旬のものと、昔のビジネス映画の提案を同時にできれば最高という形になるでしょう。

今の旬と過去を結びつける作業

新聞記事を見ていると分かるのですが、「安倍さんが総理大臣になりました」という事実報道だけで終わってしまったのでは、何も面白い記事ではありません。どうして安倍さんが総理大臣になったのだろうか?安倍さんは、どういう考え方を持っているのだろうか?という過去の事実も含めて、総合的に旬の情報が提供されれば、雑誌のような面白い情報を見ることができます。

旬の情報というのは、過去の情報と結びつきながら、価値を強めると考える事ができるでしょう。現在の情報だけだと、断片的すぎて面白みに欠けるし、過去の情報だと旬が感じられずに面白みに欠けるという事になります。もっと簡単に言ってしまえば、旬のトレンドを見た時には、過去のニュースを含めて、その分野に知らない人に対して「これは面白そうだ」と思わせたら勝ちです。

NAVERまとめでどうまとめるか?

NAVERまとめでも、旬の情報と過去の情報を結びつける事は可能です。旬の情報としては、Twitterなどから「現在の話題」を取り込んだ上で、過去の情報としてはWikipadiaなど整理されたサイトからとって来るという手法があるでしょう。現在は、Twitterが主体となって「現在の話題」を取り込みますが、今後はもう少しバリエーションが期待できればいいですけどね。2ちゃんねるの取り込みは、問題が大きそうですけど。

「少女時代ニュース」のように少女時代に対しての追求を強めていく形式であれば、少女時代の過去のニュースから現在のニュースまでをずっと見ていく事ができます。古い情報を付け加えながら「少女時代ニュース」が積み上がっていくのが少女時代ファンには嬉しくあるでしょう。

常に新しい話題を提供し続ける工夫

池袋のサンシャイン水族館がリニューアルしたニュースなどで言えば、サンシャイン水族館なんて単なる水族館な訳ですけど、それがリニューアルしただけで話題になって、ウェブサイトやTwitter上に出回ります。NAVERまとめも、今まで何度もリニューアルしたり、ニュースサイトのインタビューに応じたりと、新鮮な感じを出そうと努力しています。

ブログなどは、更新がとまった瞬間に訪問者が激減するのは誰もが知っている事ですが、FacebookやTwitterは、それを気軽にする事によって、更新を途絶えさせないようにしたという所がポイントになるかもしれません。発信者の負担を軽減して、情報のハードルを低下させています。

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NAVERまとめで訪問者を満足させるには?

  • 29 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめとYahoo JAPANの記者会見は、用事があってリアルタイムでみる事ができなかったのですが、報道を見る限りでは、Yahoo JAPANとNHN JAPAN社は、日本人のユーザーニーズに合った形での検索を提供しようという目標で一致したようです。

従来の検索エンジンの問題点

Googleのような従来の検索エンジンの問題点は、自分が何かの問題が起こって解決したいと思った時にホームページを上から順に見ていって、全てを読んで、解決策を自分でノートにとって考えなくてはいけないという所にありました。例えば、子供が風邪をひいて、医者に行くまでの間の対処方法が知りたいとして、「子供」「風邪」と検索しても、なかなか解決策に至らない事が多かったのです。

NAVERまとめの会見にもありましたが、「東京でお花見する為のレストランを探したい」というだけで、検索で「花が見えるレストラン」を探して、それを1つ1つメモしながら検証してからお花見に行っていました。この検索の問題点は、時間がかかるという事ばかりではなくて、検索上位に出てきたお店が「必ずしも良いお店とは限らない」という問題点がありました。NAVERまとめでは、お店の一覧を見ながら比較してお店を決定できるようなまとめも出てきています。

経験に基づいたコンテンツ作成

NHN社の森川氏は、検索については「キーワード検索は限定的、あいまいな情報を検索するのが弱点。ユーザーの知識、体験、趣味嗜好を合わせて検索の満足度を高めようとした。美しい、美味しい、楽しいなどの経験でコンテンツがつくられている」と、NAVERまとめこそが検索品質を向上させられる唯一のサービスであると説明。(参照元)したという事で、経験に基づいたNAVERまとめを重視している姿勢が分かります。

NAVERまとめというのは、確かに検索エンジンでは得られない回答を準備してくれるので大変に有益なサービスです。以前であれば、「人力検索はてな」のようなものがありましたが、人力検索はてなの場合には、体系化された答えというものが用意されていた訳ではありません。NAVERまとめでは、NAVERまとめという統一されたプラットフォームの上で、見やすくてしっかりとした回答が最初から準備されているのが大変に魅力的です。

キュレーターとしての楽しみ方

私がまとめを作る時は、単に「さくらの花が見えるレストラン」で、食べログなどから取ってくるのでなはくて、お店の内部が分かる写真を入れてみたり、そのお店の評判が分かるようなまとめを作るように心がけています。自分がレストランを訪問する時には、単に外見だけではなくて、味であったり、雰囲気なども重視したいと思うのは当然です。

実際に自分が行った感想はもちろん、口コミなども参考にして書けば、素敵なまとめが出来上がります。しかし、それだけ膨大な労力が必要になり、時間をかければかけるほど、お金では割りに合わない可能性も出てくるのですけどね。「お金だけではなくて、皆の役に立ちたい」と思ったり、自分の知識をウェブ上にメモしたり共有したいという同期も含んだ上でNAVERまとめに取り組めば、素晴らしいまとめが出来上がる事でしょう。
 

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NAVERまとめでGoogleの検索エンジンからのアクセスを増やす方法

  • 20 March 2013
  • のぶやん

NAVERまとめで2013年1月1日から「外部の流入」が重視されるようになったので、外部からの流入をいかに増やすかという事が非常に重要になってきています。NAVERまとめが外部流入を重視する背景としては、NAVERまとめ内部でグルグルとユーザーを回したところで広告効果は限られているからです。新しいユーザー(つまりユニークユーザー)を外部からNAVERまとめに引き込む事は、広告に効果を持たせる上でも重要になってきます。

NAVERが求めるような「質の良いまとめ」を作るべきですが、それだけで「皆に見て貰える」というのは誤解があります。いくら良い製品を作っても、それを誰も知らなければ意味がありません。もっと簡単に言えば、良いまとめというのは、自己満足しただけのまとめではなくて、社会的にしっかりと認知されて、ユーザーもしっかり集められるまとめと言い換える事もできます。

最初に量を作る事は必要

NAVERまとめの質をどうのこうの考える前に、ある程度の量を作る事が必要になる事は確かです。どのまとめが拡散されるかは、実際にはNAVERまとめの運営側でも判断できないぐらいですので、ある程度以上の質のまとめを沢山作って、ユーザーに「面白い」「拡散したい」と思われるのを待つ必要がありそうです。

具体的には、5つのまとめを作って、1つのまとめがTwitterやFacebookで共有されたら運が良い方です。人によっては、10個まとめを作っても、1つのアタリが出ない可能性すらあります。とりあえず、自分で得意とする分野で100個ぐらいまとめを作って、どのようなまとめが多くの人に受け入れられるかを自分なりに探る必要があるでしょう。

話題になりそうな事が前提に

Google検索で上位を狙うには、何かと話題になった方が検索エンジンに効果を与える事ができます。NAVERまとめで、普通にニュースを配信しただけでは、大きな検索エンジンの伸びは期待できなくなっています。何らかの「オチ」を入れないといけないのです。それがユーザーにとって「新しい発見」となり、共有を伸ばしていく事に繋がります。

(1)オチを自分で考える
2ちゃんねるであったり、2ちゃんねるまとめサイトなどと同じようなまとめをNAVERまとめで作ったところで、「どこかで見たな」と思われて共有数が伸びないまとめが多くなってきました。典型的な例として「オモシロ画像」というものですが、既にどこかで見た画像ばかりで、新鮮さは失われつつあります。そこで、オチを自分で考える必要がでてきます。NAVERまとめでも似たようなまとめが溢れてきており、オチがなければ差別化が難しい状態になってきています。

(2)カテゴリとターゲットを絞る

カテゴリとターゲットが明確になっていれば、ユーザーは共有しやすくなります。例えば、ターゲットが女性に向けてのものであったり、男性に向けてのものであったりというようにターゲットを明確にします。ターゲットを明確にしすぎると、誰にでも読まれるものではなくなりますが、他のまとめと「違い」が面白いと思われるまとめになる可能性があります。

TwitterやFacebookの共有を得る

NAVERまとめは、単に作成しただけで話題になるのは、かなり難しいと言えます。以前からもこのブログに書いていますが、FacebookやTwitterで共有される必要性があります。この共有される手法としては、幾つかの方法があります。このFacebookやTwitterでの共有は、Googleの評価でも非常に重要視される事が分かってきています。

(1)自分のTwitterで共有して、そこから拡散を狙う
自分のTwitterアカウントに沢山のフォロワーがいるのであれば、この方法は有効に機能するでしょうが、自分のTwitterでつぶやいたところで、全く拡散されなければ、ほとんど意味をなさない事になります。しかし、長期的に見るとTwitter上からリンクされている事実は、Google検索エンジンに有利になる可能性が高くなります。

(2)ソーシャルニュース系を狙う
楽天ニュース、OneTopi、はてなブックマークなどのソーシャルニュース系で拡散を狙います。いずれのサービスも、共有されるとは限りませんが、長期的に見るとGoogle検索において有利になる可能性があります。

タイトルの工夫が必要

タイトルの工夫は、検索エンジンに引っかかる為には何としても必要になってきます。ニッチキーワードでは、3位以内に入らないとアクセスは集まらないですし、ビックキーワードでも10位以内に入らないと、多くのアクセスは期待できません。ニッチキーワードとビックキーワードを意識しながらタイトルを工夫する必要があります。

(1) 狙うキーワードをしっかり決める
自分がどのキーワードでGoogle検索の上位を狙っていくのかは、非常に重要になってきます。ビックキーワードで狙いたくもなりますが、ビックキーワードで上位を取るには、それだけ共有数であったり、ネット上で話題になる必要がでてきます。自分の拡散力と相談して、ニッチキーワード狙いも良いでしょう。Googleで検索すれば分かりますが、日本語のニッチキーワードの市場における情報は、まだまだ不足しがちで、まともな情報がWikipadiaしかないというような場合も沢山あります。狙えるキーワードは、星の数ほどあるでしょう。

(2)複合キーワードで狙う
単発のキーワードでGoogleの上位になるのは良い事ではありますが、それは簡単な事ではありません。複合キーワードで上位を狙っていくのが現実的と言えるでしょう。例えば、「美女」「髪型」のような形で2つのキーワードを組み合わせるという手法で、検索上位を狙います。

「過去まとめ」のブラッシュアップ

過去のまとめで、力を入れた「多くの人に見て欲しい良いまとめ」と自分が感じているにも関わらず、アクセスがほとんど集まらないという事もあるでしょう。そのような時には、過去まとめの更新作業を行ってみた方が良いでしょう。情報が古くなっている事もありますし、情報を付け加える事によってGoogleで上位に伸びる可能性もあります。

(1)過去まとめの「内容の追加と削除」
NAVERまとめで、まとめを作成して放置したところで、半分以上のまとめには、ほとんどアクセスが集まらなくなるでしょう。そうしたまとめに対して、「内容の追加と削除」を行う事によって、新たにインターネット上で注目される可能性が出てきます。過去のまとめを

(2)過去まとめの再共有する
NAVERまとめでは、過去のまとめで検索エンジンの上位にならなければ、ほとんど見られないまとめになってしまいます。そうしたまとめを再び検索エンジンの上に乗せていくには、再度ソーシャルの上に流して、インターネット上で認知して貰う必要性が出てきます。

新しいまとめで焼き直し

ブログでも良く使われる手法ですが、以前に時間をかけて作ったまとめがGoogle検索エンジンから無視されたりした場合には、それと似たようなまとめでタイトルや内容を大幅に変更した形で「焼き直し」を行います。2つのまとめが類似しすぎると、単なるコピーになって何も意味ないので、2つのまとめは、かなり異なる印象を与えるような工夫をする必要があるでしょう。

(1)焼き直しで新しいまとめを作る
タイトルを大幅に変更して、内容も大幅に変更した形で、新しいまとめとしてまとめを作り直します。もちろん、自分の過去のまとめは参考にしますが、引用元などは全て変更した上で、新しいまとめとして焼き直しを行う手法です。以前のまとめに比べて内容を充実させる事で、Google検索の上位を狙います。

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