会社

会社を脱却する為には、会社を利用する事を考える

  • 18 March 2016
  • のぶやん

最近は、日本において雇用が不安定化してきており、会社の中で正社員が少数、派遣社員、アルバイトが増えてきています。会社の内部において、1つのチームで正社員1人、派遣社員5人、アルバイト5人というように責任者だけが正社員という例も増えてきています。そして、派遣社員、アルバイトなどの働き方の形態というのは、いつ首を切られてもおかしくない働き方となっています。

◆ 会社が自分の人生を保証したりはしない

会社は福利厚生などをちらつかせて、まるで『人生を保証してくれるかのように』装う場合もありますが、会社が傾けば何もなかったように従業員をリストラしようとしてきます。過去に営業成績が良かった人であったとしても、最近の成績が良くなかったり、40歳を超えていたらリストラの対象になります。貴方は過去に貢献してくれたから、今も残って下さいなどという優しい言葉をかけてくれる訳ではありません。

会社というのは、株主の所有物という側面があり、労働者は『搾取される側にある』という事を認識しなくてはいけません。言い換えれば、誰かの会社の為に働いて満足感を得たとしても、あなたの人生は全く保証されたものにはならないのです。大手の企業であれば、確かに業績が良いうちは安定した生活ぐらいの金額はくれるかもしれません。しかし、業績が悪くなると40歳を過ぎていれば、やはりポイ捨てで、将来の保証など一切してくれません。

◆ 会社を信頼するのは馬鹿なこと

ビジネスにおいて、誰かを完全に信頼したり、会社を信頼する事は無意味なことです。会社側としては、会社にとって最も都合よく使える人材を採用している訳であり、都合が悪くなったらポイ捨てです。最近では、『若い』ということであったり、

会社というものを『個人』に置き換えてほしい。自分の人生を誰か個人の為に『奉仕』して、費やすというのは、いかに馬鹿げた事かという事が良く分かるでしょう。本来は、人と人は対等であるはずなのに、会社にこき使われているうちに、数十年で会社で使われるのが当たり前になってしまうのです。サラリーマンというのは、『使えなくなった時点で終わり』です。会社を辞めさせられた後は、短期間の失業保険などがあるほかは、誰も面倒を見てくれたりはしません。

◆ 大学の中も会社化されてきている

最近では、大学の内部においても、会社と同じような傾向が見られるようになってきています。大学の教員も成果を求められるようになっていて、大学の教員の多くが不安定なワーキングプアクラスの年収200万円の講師になってしまっています。大学院の博士課程を出て、講師として働いている人が沢山いますが、大学院を出てポスドクで大学の講師から抜け出せないという人は沢山います。結局のところは、東大など旧帝大と言われる国立大でも出ていない限りは、研究職として大学で成果を出すのが難しいという事でしょう。東大を出て海外の大学院に留学して、そこでドクターをとって、それで何とか教員を手にできるという感じです。

教員の正職員になったとしても、年収1000万程度のもので、『リッチな暮らし』とは遠いものがあるでしょう。確かに学長クラスになれば、年収2000万円ぐらいいくかもしれませんが、普通の教員レベルだと年収1000万〜1200万円といったレベルであり、『豊かなサラリーマン』といった感じです。しかも、国立大学の経営という観点から教員の給与はどんどん削られてきています。

◆ 関わらない方が良いブラック企業

運が悪くブラック企業に就職してしまう事もあるでしょうが、気がついた時点で『離脱』しないと大変な事になってしまいます。ブラック企業で働く事が普通になってしまって、外の世界を知らないと、自分が安い給料で使われて、大切な時間を浪費する結果になってしまいます。ブラック企業に就職したり、働いていて『これはおかしい』と感じたのであれば、勇気を持って辞める決断をするべきでしょう。

会社で働いていて、辞めるという決断をする為には、自分の度胸以外にも実力も必要になりますが、ブラック企業で働いていると将来がありません。勇気を持って決断して、何とか自分を向上させる方法を探すほかないのです。他の人であったり、企業に依存しようとしても、企業は助けてくれるどころか、利用しようとしてくるだけです。

◆ 本当に優秀な人が末端の社員でいるはずがない

会社の中で業績を上げて『優秀だ』などと言われて表彰されるのは良い事ではありますが、その先に会社を辞める選択肢というのが存在してれば立派なものです。会社にいつまでもすがりついていると、優秀であった社員の人は、だんだんと腐ってくる場合が多いです。自分が優秀だと思えば、社内で実績をあげて、その実績をもとにして、転職するなり会社を作るなりするのが良いでしょう。

会社は、『自分が学ぶため』に入社するのであって、学び終えたらさっさと転職するなり、起業するのが良いでしょう。会社で同じことを繰り返していたとしても、能力を発揮できなくなったらポイ捨てにされるのは自分だからです。自分を大切に思うのであれば、どこでも通用する能力を身に付けていく必要があるでしょう。

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会社・企業から独立しなければいけない理由とは?自分で自分の人生を決めよう!

  • 2 December 2015
  • のぶやん

戦場の兵士というものは、非常に過酷なものであり、電話1本によって生死が決まってしまう事もあります。命令に背いてはいけないという教育をされて、危険な任務で死ぬ可能性が極めて大きい任務であったとしても、それが兵士だと言う事で戦場で使い捨てにされます。兵士になるのであれば、最初から死亡率が低い幹部学校(日本で言うならば、防衛大卒業レベル)であれば、自衛隊に入るのも悪くない選択肢かもしれません。それ以外は、まあ入らない方がいいですね。

会社の命令に逆らえない

会社で命令に逆らってしまったら、会社を即座に解雇されてしまって、再就職先を探さなければいけません。これは、辞められる権利があると言う事で軍隊よりもマシですけど、実際には35歳以上の男性が辞めると、再就職が大変なので大変な事になってしまいます。40代で会社で辞める人は、ほとんどが人脈によって再就職する人で、自分で就職を探すような人は、300社応募しても面接までもいけないという人が多いです。

今では、「上司の命令だけで動くだけではダメだ」などと言われて、自発的に考えて動けと言われる事も増えてきました。高い賃金を得ようと思うのであれば、更に高度な技能で働いていかないと賃金が得られなくなってきているのです。会社の中で活躍しようと思うのであれば、独立するのと同じぐらいに努力しないといけないし、その上にリストラされるリスクがあるのだから、これは早めに辞めた方が良いでしょう。

法人成りに必要な資金というのは、最初に登記費用としての20万円、法人住民税の均等割りというのは、年間7万程度なので大した金額ではありませんが、決算を税理士に依頼する決算費用の方がもっとかかってくるかもしれません。

20代のうちに独立すべき

独立するのは会社にいるよりも難しいですが、20代のうちに独立した方が人生が有利に働く場合も多いです。30代になると家族などの事も出てきて、独立が更に難しくなる可能性があります。ただ、30代よりも40代の方がビジネス人脈・経験ともに豊富になっているので、そこから考えると、40代で独立するのもアリかもしれません。40代で独立するのであれば、20代・30代以上にスピードが求められる事になるでしょう。

20代で問題になるのはお金です。20代であれば、100万円あれば若さを活かして様々な事ができるようになるので、とりあえず100万円を貯めたぐらいから独立を考え始めましょう。また、定期的に得られる収入源などを会社にいる時から考えるのが良いでしょう。

独立したのであれば会社化を考える

フリーランスで独立している人が、「自営業者のマネープラン」などを考えるのは間違っていると思います。自営業者だから、将来の年金が不安だとか、将来を描けないとかいう本を見かけたりしますが、フリーランスというのは、早めに会社化を想定して動き始める事が重要でしょう。1人でやるにしても、複数人でやるにしても、会社化して株式にした上で、会社のプラットフォームという資産価値を高めるという手法をとっていくべきでしょう。

個人事業主が法人化すると、法人成りをすると厚生年金や健康保険にも加入できるようになり、コストがかかる半面で、社会保障が手厚くなるというメリットも発生します。保険・年金の会社負担が大きい半面で、自分が会社に負担させることが出来るというメリットも大きいです。

事業に女性目線を取り入れた方がうまくいく

最近のビジネスの傾向として、男性臭さが出てしまえば出るほど、嫌う消費者が多くなっています。テレビや新聞、雑誌、SNSでも、女性がその消費の多くを牽引しています。女性の事を良く考える、女性の目線で物事を考える、常に優しさとホスピタリティを持って接する事が出来ていれば、ビジネスが成功に近づきます。

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労働力以外の資本が何か?優秀な人は会社で労働力として長く働かない

  • 25 November 2015
  • のぶやん

資本主義でサラリーマンがますます「負け組」になっている事は明らかです。世界中の労働人口が増えていて、会社の考える『優秀な人材』などいくらでもいるようになってきているのです。

日本におけるサラリーマンの給料は、国際競争の中で毎年のように削減されており、年収はバブル時代よりも100万円以上下落して、更に消費税などの税金が増えているので、サラリーマンの生活がどんどん苦しくなっているのです。

能力があればサラリーマンなどやらない

まあ、20代の一時的に「サラリーマンをやってみました」ぐらいならいいかもしれませんが、能力がある人がいつまでもダラダラサラリーマンを続けるとは思えません。何故ならば、金銭的に考えて、サラリーマンが得られる給料というのは、ほとんど決まっていて、20代で400万とか、30代で500万円とか、生活の質がそれで限定されてしまうからです。

能力がある人というのは、自分が1年間に400万円、500万円以上稼ぎだす事を知っていますので、サラリーマンなどやらずに自分の会社でも作って、年収1000万以上を実現しようとするでしょう。最初は困難かもしれませんが、40代・50代になって年収が軽く数千万円になり、株式で多額の資産を保有する中小企業のオーナーというのが沢山います。共通点としては、若いうちから独立を目指している人が多いという事です。

優秀であれば、会社にしがみつかない

今の時代は、会社にしがみついたところで、良い将来など約束してはくれません。20代、30代であれば、会社でも「チヤホヤしてくれる」かもしれませんけど、40代、50代になって、それなりの地位にない人というのは、「単なるあまりもの」という事になります。日本の大企業だって労働者に厳しくなってきていますので、40代、50代でリーダー格として業績が出せなくなった人に去って貰いたがっています。40代、50代の人というのは、企業の内部でも余ってきていますので、「代わりがいくらでもいる」という状況です。

20代、30代のうちに大事な労働力を安価に会社に提供する羽目になって、自分が資産を築けないまま40代・50代に突入して、そこでリーダー格として実力を発揮できなければ人生オワコンです。簡単に言ってしまえば、会社に依存しようとしたって、会社は思っているほど自分の事を考えてくれないという事です。「誰かが自分の事を考えてくれる」などという事は、この世の中ではあり得ないのです。会社は、労働者に対して良い話をするのですけど、最終的に会社に都合が悪くなった時点で、簡単に切り捨てようとします。そういった事例を私が会社の内部にいた頃にも沢山見てきました。

優秀であれば、沈む会社と縁を切る

船が沈もうとする時には、最後に一緒に沈みたいと思うのは名誉を重んじるとされる軍隊の船長ぐらいのもので、通常であれば船が沈もうとする時に誰もが逃げ出します。会社だって、ヤバそうな時というのは、外に出ていけそうな人から次々と逃げ出していきます。社長が尊敬できない人間であったり、会社の成長が見込めない、周囲にいる社員の質が低いようであれば、優秀な人はますます逃げ出そうとするでしょう。

こういった傾向というのは、会社に限った話ではなくて、全てのコミュニティやグループに共通しています。クールな所に人が集まりますし、良い人材がまた、良い人材を集めてきます。若手で今後伸びてほしい社員などが、会社に見切りをつけてやめていくようであれば、その会社自体が将来的に長く存続する事が難しいかもしれません。残念ながら、日本ではそうした「腐りきった会社」というものが、公的資金の注入を受けるなどして生き残ってしまって、日本経済を更にボロボロで更生不可能なほどに破壊してしまいました。まるで、弱体化していく旧ソ連のようです。

他人に依存しようと思ってはいけない

他人に依存しようと思った時点で、相手に利用される事になってしまいます。ビジネスの世界では、自分から他人に依存しようと思うから失敗します。他人に依存しようと思うのではなくて、パートナーシップとして形だけでも対等な関係に立つ事にするか、相手から話がくるまで自分の資産・能力を磨き上げるかという事になるでしょう。他の人に何かを依存しようと思った時点で、そこから相手に利用される事になってしまうのは、ビジネスとしての基本です。

他人に依存して何かをして貰おうと思うのではなくて、自分の裁量でできる範囲というのが何かを常に考える必要があるでしょう。会社から放り出されて、自分に何が残っているかという事です。労働力というものは、年齢とともに驚得ますし、知識というものが本当に30代よりもずっと成長したかという事も自分に問い直さなければいけません。また、労働力、貯蓄、知識以外にどういった資産があるかも良く考えなければいけないでしょう。

早めに独立を視野に入れていく

20代であれば、会社でスキルや人脈を付けていくのに懸命に働くのもアリかもしれませんが、30代になったら独立を視野に入れていかないと独立なんてできません。「優秀だ」と言われる人は、現在の場所に留まらないで、常に新しい事を始めるなど「進化を遂げていける人」です。1年前に会った人が1年前と同じような話をしていたら、それは優秀とは言えないでしょう。1年ぐらいで新しい事に切り替えてどんどん前に進んでいければ、10年後に相当の成長を見込めるという事になります。

自分が進化できると、成長できるようであれば、給料無視で安い給料で働き続ける若者がいるのもこのためです。一般的に優秀とされる人材というのは、成長意欲が非常に高いので、中小企業あたりで採用したとしても上司が使いこなせない場合がほとんどです。優秀な人間というのは、事業主どうしでビジネスパートナーとして選ぶのが良いのであって、雇用関係に置くべきではないという事でしょう。優秀な人というのは、謙虚さ・自信・客観的な分析力というのを持ち合わせていますので、普通であれば少しビジネスのお話をしてみれば分かります。

優秀な人が事業者となりたがるのは、1つの会社の雇用関係だと、他の会社から給料が得られないと言うリスクが大きいからです。事業者としてパートナー契約で複数の会社と事業を行っていた場合には、どこかの企業と取引ができなくなったとしても、別の企業と取引を行う事ができます。優秀な人材というのは、癖がありまくりだから優秀なのであって、その癖というのは会社で扱える範囲を超えている場合がほとんどです。逆に言えば、そういった人材を扱う事ができるのであれば、その会社は大きく成長できる会社と言い換える事も出来るでしょう。良い人材が集まりそうな会社は、魅力的で癖がある人が沢山いる会社という事になりそうです。

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会社なんて信用しても何も意味が無い!ブラック企業に騙されるな。

  • 20 July 2015
  • のぶやん

日本人は、大企業を信仰しているのかどうか知らないですけど、会社を信頼して、会社が自分たちに応えてくれると思い込んでいる人がいたりしますけど、大きな間違いだと思います。日本以外の外国で会社の事なんて信頼している人はほとんどいません。優秀であればあるほど、出来る限り会社員として働きたくないと感じている人が多いです。

会社にいると本質に気がつかない

会社にいるとどんぐりの背比べみたいになってしまうので、手取りが30万円ぐらいで競争しているという現実に気がつかないのです。実際にそういう少ない金額が毎月のように振り込まれるのに慣れてしまうと、資本主義について考える機会などもほとんどありません。まあ、大手企業の管理職まで上がっていく学歴とか能力があれば、もうすこし給与が取れるのでいいかもしれませんが少数ですね。

自分で何かビジネスを行うという意識を持つと言うのが資本主義で勝つ為には非常に重要になります。日本で言われる「金持ち」の大半が中小企業の社長という事を考えても、金持ちになる為には、会社の株式を持つ事がいかに重要かという事がわかります。上場企業の株を買うよりも、自分でビジネスを保有するという事が重要かなと思います。近代で言えば、自分の会社の株式の保有という事になります。
 

日本の会社員は妄想が大好き

幻想・妄想が好きなのかどうか知らないですけど、会社が何とかしてくれると最後まで思い込んだりしているので、平和だなと思う訳です。日本の教育で「ご恩と奉公」などと教え込まれて、会社の為に一生懸命に頑張っていれば、会社が良くしてくれると信じている訳ですね。若いうちに必死で労働力を提供して、老いたらポイされるという現実を良く理解していない会社員が多いです。

結婚する相手は、年収が最低600万円以上とか言っている女性とかいますけど、大企業だって出世しないヤツに対して居場所をなくしてどんどん切っていくので、転職したら年収が下がるというのは良くある事です。現在の年収なんて全くあてにならない時代であり、普通に600万円ぐらい貰ったところで、子育てするのが物凄く大変な金額です。

親の世代からの激しい思い込み

親の世代からの思い込みで、「会社が面倒を見てくれる」と信じていたりします。貰っている給料なんてアルバイトみたいなものなのに、「会社に所属している意識」が凄い強いんですね。自分で何かするという教育を受けていないので、会社が何とかしてくれると思ったりしていますけど、実際に会社とか企業は何かしてくれる事なんてありません。何かしてくれる「ふり」をするだけです。

基本的にサラリーマンの決定権というのは、非常に限定された範囲でしか決定する事ができず、何かを人に決められるという事がありません。この為に言われた事をやるだけというのが労働者なのです。朝起きる時間を決める事もできなければ、付き合う同僚を決めれないし、上司も選べないですし、仲間も選べません。こうした選択というのは、人生において非常に重要であるにも関わらず、選択権がないので抜け出すのが難しくなってしまうのです。

信用できる人だけ付き合うといい

自分が「この人は信用できる」と判断した人と付き合えばいいと思います。実際に1回でも一緒に仕事(作業)をしてみると、信用できるかできないかは良く分かるものだと思います。笑顔か無愛想かという事ではなくて、相手の行動だけに注目すればいいと感じています。多少の愛想、無愛想よりも、どのように相手が行動するという事を意識すればいいのだと思います。仕事に対するこだわり、好きなどを感じることができれば、良い仕事をする事は間違いありません。

会社員であれば、社内で「付き合う人を選ぶ」というのが非常に難しいことが多いです。上司を選ぶ事は不可能ですし、部下を選ぶのもかなり難しいと感じます。言い換えれば、会社員でいる限りは、なかなか付き合う人を選ぶという訓練を行う事ができないのです。仕事ができる人と付き合えば、自分もどんどん仕事ができるようになるし、仕事ができない人と仕事をすると自分の経験値もあがらず意味がありません。仕事ができる人というのは、メールのやり取りだけでも十分に分かります。仕事ができる人は必ずレスポンスがありますが、仕事ができない人は、とにかくレスポンスが無いのが特徴です。言い換えれば、やる気がないからです。あとは、周囲の評判が悪い人にろくな人はいません。

 

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上司の言う事を聞いたら上司ぐらいにしかなれない

会社に行ったら上司の言うことを聞くと。上司の言うことを聞いたら、上司ぐらいにしかなりませんよ。親の言うことを聞いたら、親ぐらいにしかならないよ。先生の言うことを聞いたら、指導要領ぐらいにしかならないですよ。こういう連中の言うことを聞かない人間がこれからは重要になってくるわけです。

もう「宿題やるくらいだったら、ゲームでもやってなよ」というぐらいの親じゃないとダメですね。つまり、これって結構難しいんです。20世紀に日本はあまりにもうまくいきすぎたんで、それを引き続き大量に作るという、そういうマシーンができちゃったわけですね。

40代後半から50代のオッサンが若者からウザいと思われないようにする方法

  • 7 November 2014
  • のぶやん

40代と言えば、企業の中で給与も上昇して輝ける年頃だと思うのですが、40代後半から50代にさしかかってくると、チームから不要だと思われる事も増えてきています。チームで最も不要な人をあげろという質問をチームメンバーに対して行うと、年上の上司が不要で邪魔であると考える人も多いでしょう。40代後半・50代からは、チームに必要となる力量が若いとき以上に求められます。

エイチビイエムの美容師ニュースによると、男性の美容師は、20代から34歳までが9割を占めており、35歳以上が12%、40歳以上が6%しかいません。洋服屋さんであったり、美容屋さんなどのいわゆる「若者向けファッションのお店」では、若くないと通用しないという事が普通になっています。美容師の場合には、40代を過ぎたら違う職種に移るか、オーナーとして独立するかの選択しかないとまで言われています。

新しい事に興味を持って試すこと

2012年にYahoo! JAPANは井上雅博社長(55)が退任し、後任には宮坂学執行役員(44)が昇格しています。この井上社長が記者会見で述べた事が大変に印象的ではありました井上社長は記者会見で、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使ったことがなく、携帯電話もカバンに入れたまま。いつも引け目に感じていた」と退任の理由を述べています。記者会見でこんな事を正直に言える井上社長は、さすがだと思いますし、退任される決断もさすがと思います。Yahooの執行役員の年齢は、50代から40代前半へと大幅に若返りました。

ITの会社であるYahoo Japanの社長が携帯電話をカバンに入れたままで、SNSを利用した事がないという告白は衝撃的です。スマートフォンは、使い方を覚えると非常に便利なものなんですけど、井上社長であれば、お金も十分にあるし、全て送迎付きで電車移動もほとんどないでしょうから、スマートフォンを使うのが面倒だったという事でしょう。そして、SNSを使った事がないという事は、社長にずっといるべきではないという自身の判断も的を得ているわけです。

自分が詳しくないからという理由で、新しい技術を拒否してはいけない

年上の接待に疲れる

日本の社会では、年功上列社会となっている事が多いので、多くの会社において上司が自分よりも高い年齢である場合が多いです。その上司が能力が高くて尊敬できる場合には、年齢など全く問題にならない場合が多いのですが、その上司がチームメイトから評判が悪い場合には、年齢が高い事が「コミュニケーションが取りづらい」というマイナス要素として評価される事が多くなります。

会社のチームの中であまりに年齢が離れた人がいると、若い人がその人を接待しているような雰囲気になってしまうような状況を数多く見てきました。同じようなレベルの仕事をしているにも関わらず、相手が年上というだけで自分の価値観を押し付けてきたり、話を聞こうとしなかったりするという事は、若者の気分を不快にさせてしまいます。例えば、サイバーエージェントなどは、会社の雰囲気から20代・30代の社員が多くて、40代はほとんど居ないと言われています。

40代後半から50代の人は、若者の身になって考えてほしいものです。大した成功もしていないと言っては失礼ですが、普通のオヤジの話を居酒屋なんかでグダグダと聞かされるぐらいであれば、成功者の書いた本でも読めば良いと考える若者の方が圧倒的に多いのです。職場の若者は、高齢者の接待をしているような感覚に陥ってしまうこともあるほどです。

若い人から学ぼうとすること

20代後半から30代の人は、確かに経験という面においては、40代後半、50代の人に劣るかもしれません。しかし、最新の知識であったり、IT関係の知識においては、40代、50代よりも豊富に持っている場合が多いです。若い人の持っている知識を学ぼうとする事は、40代後半、50代の人にとっても、非常にプラスになる場合が多いです。

特に最近では、20代、30代前半の人は、ITツールなどに非常に敏感な人が多くて、新しいアプリであったり、ゲームなどを楽しんでいます。そうした社会の流行を知っておくだけでも、ビジネスにプラスになったりする事が多いのです。40代後半、50代になってくると、年下の人に対して偉い態度を取るようになる人がいますが、そんな事をしていたのでは、若者が心を閉ざして新しい知識を何も教えてくれなくなってしまいます。

若者の多くが好奇心旺盛で様々なものを吸収していけるので、若い人が興味を持っている分野について頭に入れておくことが非常に重要になってくるという事です。

若者の話を真剣に聞こうとすれば、自分が知らない知識を沢山教えてくれる

若い人をサポートすること

40代後半・50代になってきたのであれば、若い人をサポートしようという考え方も必要になるでしょう。若い人に対するサポートの方法にも注意が必要で、こうしろ、ああしろと命令口調で指示を出したり、こうした方が良い、ああした方が良いと自分の経験談を語るのではなくて、あくまでその若者の能力を発揮する方向に導いてあげる事が重要であると感じます。「こうした方が良い」という上から目線ではなくて、相手の話を良く聞いてあげて、自分で解決策を導く方向に持っていくということです。

相手をサポートする上で最も重要な事は、相手に対して興味を持つと言うことなのかもしれません。人間というものは、興味のない人の話を聞きたいと思うことはないのです。どんな人であれ、良い面というものがあるので、その良い面を発見する事によって、相手の話をもっと聞きたいと思うようになるでしょう。若い人を「自分の大切なパートナー」として尊重して、心を開いてもらえるようにする事が大切になるでしょう。

相手の話を調べること

各自の持っている情報であったり、興味と言うものは、各自が異なっている事が多いので、相手の話に興味を持って話を聞くという事が大前提になります。最初のうちは、会話のテキストに書いてあるように相手の話を聞いてあげているだけで相手が納得するという事もあるでしょうが、次第に反応が無い事に相手が「つまらない人」と思えるようになってきます。継続的に会う人に対しては、会話の内容にも変化を持たせていかないといけないのです。

会話に深みを持たせていくには、相手と話した内容に対して興味を持って、相手に聞いた情報を「後から調べておく」という事が大切になってくるでしょう。そうすれば、次回の会話の時に「以前に聞いたこの事について調べてみたんだけど・・・・」という会話の切り口を持たせる事ができます。若者が興味がある事について、自分も興味を持つ時間を作ると言うことは、会話を上手に聞く上でも重要であると感じます。そういった事を怠っていると、過去の自分の経験依存の会話になってしまって、詰まらない会話しかできなくなってしまいます。

若い人と会話した内容について調べると様々な知識を身に付けられる

例えば、高齢者の中でAKB48のメンバーを見て「全部同じに見える」という人がいますが、AKB48について聞いた時にAKB48のメンバーについて調べて、数人の名前を覚えておけば、何かビジネスの話題で役に立つかもしれません。最近では、エイベックス系のE-GIRLSの話を聞くことが多いですが、カラオケで若い女性が歌う事も増えているので、覚えておくといいかもしれません。

若者世代が何か消費行動を起こしたり、話題にしたりするという事は、その商品やサービスに何らかの魅力がある事がほとんどです。話をしている人がどのようなものに対して魅力を持っているのかという事を理解すると、自分が見えない世界であったり、面白さというものが見えてくるのかもしれません。

このE-girlsですが、1980年代におっさん達の世代に流行ったRYDEENをカヴァーしたりしています。基本的に若者狙いのグループであると思うのですが、セクシー系路線でおっさん世代を狙うような事もやっているみたいです。こういうものを共通話題に話を展開するのもアリなのかなと思ったりしています。

おじさんに人気の「おじぽっくる」

可愛くて気持ち悪いおじさんを部屋の中で探すと言うゲームです。非常に狭い部屋の中で展開されるアプリなのですが、個人開発にも関わらず、スマートフォンからの動きも非常にスムーズです。おじさんを見つけるという単純なゲームながら、作りこみがハンパなくて楽しめるゲームです。
おじぽっくる

*この記事の蛇足なんですけど、今勤務している会社に不満があって、「会社を辞めたい」とか言っている人に限って、会社を辞めて独立してやっている人の話に興味もなさそうで、話を聞いてくることもないんです。会社を辞めたいと思うのであれば、会社を辞めて何かの事業をしている人と話をして、それをメモして参考にするぐらいの事はあってもいいかなと思います。

会社を辞めたいのであれば、何か事業をするしかないんですけど、それをする自信がないのであれば、今の会社で全力を発揮して頑張る方法を考えた方が良いと思うのです。ダラダラ会社に不満を言っていると、30代ぐらいまでは良いのでしょうけど、40代、50代になると戦力外通知されてしまいますからね。

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日本の会社が本当に非効率すぎる件!有給休暇が取りづらい日本

  • 9 April 2014
  • のぶやん

日本人は、休暇の消化日数が世界でも少ない事で知られています。長期休暇が取りづらい日本では、家族で旅行に行ったり、海外旅行に行くのも短期の旅行になりがちです。ヨーロッパ人のように1ヶ月も連続して休暇を取るのは、日本人にとって大変に難しい事であるとされています。その理由について考えると、日本人のチーム力が実際には上手に機能していない実態が見えてきます。

有給休暇が取りづらい日本

日本では、会社によって有給休暇の取得を前提にしたシステムが作られていないので、有給休暇を取る事は「他の人に迷惑がかかること」という事で、非常に難しい事になってしまいます。代わりに仕事をする人が居れば簡単に休めるのですが、代わりに仕事をする人がいない状況では、有給休暇の取得というのは難しくなってしまうのです。

世界各国の有給休暇の消化日数(日本は38%で半分以下)
世界各国の有給休暇の消化日数
エクスペディアの資料より

個人が仕事を1人で抱え込む姿

海外の職場においても、1人1人が責任を持った仕事を行うのが通常ですが、日本でも1人1人が責任を持った仕事を抱え込んでしまっています。もう少し簡単に言えば、各自の行っている業務のマニュアル化が進んでおらず、1人が仕事を適度に判断して運んで言えるといえるでしょう。こうした状況においては、担当者が休みを取ってしまうと、「別の人に迷惑がかかる」と考えるのも当然です。

現在、人間が行っている大半の業務と言うのは、マニュアル化が可能なものばかりです。営業にしてもマニュアル化できる部分が多い(端末の使い方から営業先の訪問スタイルまで)ですし、パソコンなどの操作について言えば、ほとんどがマニュアル化が可能なものばかりです。そうしたマニュアル化が可能なものは、全てマニュアル化しておくのが当たり前なのですが、日本は大手から中小企業までそれが行われている企業の数が少なすぎます。それは、私が何度も企業の内部で働いた中で、非効率な業務を沢山見てきました。

マニュアル化で効率を改善する

全ての業務内容をマニュアル化しておくことで、業務内容というものが大きく改善されます。そして、その作成したマニュアルについては、多くの人が共有できるように「フォルダに入れて管理する」などの姿勢が必要になります。そうして、社内での情報共有を行う事によって、スムーズに業務が行えるようになったり、多くの人が別の作業を行えるようになったりするというメリットがあるからです。

日本企業の一部で行われている「業務を改善する」という作業は、マニュアルで非効率な所をどんどん改めていくという作業でもあります。マニュアルに書いていれば気が付くような些細な事であっても、漠然と作業をしているだけでは気が付かない事も多いでしょう。業務の効率化であったり、改善を行っていく為には、何よりも初期にマニュアルを持っていることが不可欠になります。文字・画像・文章でマニュアルを作成する事を社内に徹底すべきでしょう。

マニュアルをストックする

社内でストックされたマニュアルは、全体で共有して改善を図っていく事が重要になってきます。そして、改善した人に対しての報酬なども出すようにしていくべきでしょう。どんどん社内の業務が効率化されれば、それはお客様の満足度にも結びつける事ができるようになっていきます。マニュアルをストックして、企業の資産として活用していくべきなのです。

マニュアルをストックして数年を経ていけば、その企業としてのマニュアルがどんどん変化していって、他の企業にはないユニークな強みとなっていくことは間違いありません。そうした業務改善から新しいものを作り出す時間やパワーであったり、資金や人材が生まれていく事も間違いないでしょう。マニュアルを作成した事によって生まれた余力時間・お金などを新しい投資に振り分ける事ができるようになっていくのです。

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会社なんて早く辞めちゃった方がいい

  • 28 July 2013
  • のぶやん

以前は定年が60歳だったわけですが、今の定年は65歳が当たり前になって、あと10年か20年ぐらいすれば、定年が70歳まで引き上げられると言われています。これが何を意味するかと言えば、70歳になって病気になるまで働けという事です。死ぬ間際まで働くので、年金なんて貰う事を期待しないでほしいという事でもあります。私なんて、70歳まで生きれる自信なんてありません。

働き方が変わってきてる?

日本は、第二次世界大戦の前までは、第一次産業を主力とした農業国でした。戦艦とか車とか作る技術はそこそこあったのでしょうが、本格的に工業国に転換したのは戦後の事です。戦後は、第一次産業から第二次産業に転換が進む中で、日本国内の輸出産業が活性化して、「物を作れば売れる」ような状況になっていました。それが、今では全く通用しなくなってしまいました。

これ参考になりそう:佐々木俊尚 「ノマドの時代」
http://blogos.com/article/23891/

とにかく増える外注

以前は巨大なプラットフォームというのは、1つの企業の中に存在(これを垂直統合と言ったりしますね)したのですが、1つの会社がやったのでは単価が高すぎて競争力がないので、ある程度の規格を決めて外注するというスタイルが多くなってきています。例えば、携帯電話の部品を使いまわす外注工場(EMS)の存在であったり、Apple Appなどのアプリも個人で作ったのが爆発ヒットするのは沢山あります。

日本企業に限らず、世界の多くの企業でこれまでのビジネスモデルというのは、優秀な社員を囲い込んで市場をとっていくモデルだったのですが、これからは1つの会社のプラットフォームを使った個人が影響力を持つという事が可能になったという訳です。簡単に例えると、1つのテレビ局の番組が放送されて反響を呼ぶのと、1つのブログの記事(TwitterやFacebookやGoogleで拡散された)が同等の影響力を人々に与える可能性があるという事です。

非正規雇用が増える背景

企業というものが株主の利益最大化を狙うものと定義するならば、グローバル化の中で企業が利益を上げるためには、少数の優秀である経営幹部と、実際に会社のプラットフォームを稼動させる多くの非正規雇用の安い給料の社員、そして外部の優秀なパートナーがいれば十分という事になります。

実際に会社を動かすのは、少数の優秀な幹部の知能から作り出されるプラットフォームと、それを利用して稼ごうとするパートナーとなります。多くの非正規雇用者はプラットフォームを稼動させる役割しか担う事はできず、言い換えれば代替が効いて誰でも良い仕事という事になります。

正社員が今まで担ってきたような役割というのは、例えば新聞記者のように記事を書いて、それを新聞というプラットフォームを通じて配信してきました。そうした新聞記者が書いた詰まらない記事では反応が悪くなってくるので、ここは世界を旅してきた面白いライターさんを雇って書かせた方が面白いという事になります。今までの新聞記者を担ってきた人には、実際に記事を書かせずに安い給与で記事の修正作業でもさせておけという事です。

プラットフォームを使いこなせるか

Google、Twitter、Facebookに限らず、世の中には巨大プラットフォームが多くなってきましたが、それを使いこなしている人はそれほど多くありません。このようなプラットフォームを使いこなして影響力を持つ為にも、それなりに技術が必要になっており、誰もが気軽に影響力が持てるという訳ではなさそうです。とりあえずは、プラットフォームで上位を取れるだけの技術と継続的に続ける努力が必要になり、これは会社の内部で生き残る事より大変かもしれません。

また、プラットフォームの取り分がかなり大きくなってしまうので、爆発的なヒットを連発していかないと、余るほどの取り分が得られる事はないかもしれません。個人のチャンスは無限大ですが、それでも上位に残るのは非常に大変と言えるでしょう。ある意味では、個人で億単位を稼ぎ出すプロ野球選手に似ていると思います。プロ野球の試合というプラットフォームを使いながら個人プレーヤーとして億円も稼ぎ出すというやり方は、全ての人の働き方に当てはまるようになってきたという事です。

その働き方に中流など存在せず、大リーガーとして活躍する一流プレーヤーであるか、生活もままならないプレーヤーになるかという事であると言えるでしょう。
 

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