お金を持つと選択肢の幅が広まるので、1つの不幸を脱却できるが、幸せになれるとは限らない

  • 1 May 2017
  • のぶやん
イケダハヤト

お金を持っていると、旅行をする時にも、かなり選択肢の幅が広がる事になります。

逆に言えば、選択肢のない旅行をすると、安いホテルを使ったり、時間が不規則な安い航空機を使うなどして夜中に到着するなど、危険な目にも合いやすくなります。お金がない暮らし=かなりの制限を付けられた中で生きる暮らしとも言えます。全ての要求を実現出来なくなるので、要求できる項目を削ぎ落として絞らなくてはいけないという事になります。

贅沢の意味とは何か

日本では、四季島という豪華列車が運行されて、列車の中にヒノキ風呂が備えられているという事ですが、果たしてそんなものにお金をかける価値があるのかどうか疑問に思う人は多いでしょう。確かに贅沢ではありますが、電車である事に変わりはなく、日本列島をいくら豪華列車(32万円~92万円)で旅をしたところで、慣れた風景が広がっているだけなんだろうと思わずにいられません。

海外にでも行けば、もう少し刺激が得られるかもしれませんが、お金がかかる以上に危険もあったり、海外に行った事がない人はどのようにすればいいか抵抗感もあって、なかなか海外に行く事も難しいのかもしれません。

人付き合いにお金が必要

人付き合いが意味のあるものかないものかは別として、人付き合いにはとにかく金が必要です。金がないなかで無理して付きあおうとすると、ケチな人というレッテルを張られて、下手をすれば友達に恨まれてしまいます。良く婚活で付き合いを広げている人がいますが、相当に頑張っても理想の人に巡り合えないという事は、自分の実力不足だと思って、自分の実力を先に高めた方が良いのかもしれません。

自分が『いい人と付き合いたい』と言っているにも関わらず、マクドナルドみたいなジャンクフードばかり食べていたのでは、理想の人に出会える訳もありません。自分の生活を見直して、短期で自分を向上させることができれば、自然に良い人にも出会える機会が巡ってくる事でしょう。

何にお金を使うべきか

最近では、海外旅行でも韓国・北京などの旅行は、激安で、ホテル込みで3万円以内で行けてしまいます。しかしながら、韓国・中国の旅行に行くのか、それとも歌舞伎町あたりで風俗に3万円をつぎ込むのかという価値観は、人それぞれです。

韓国・中国の旅行に行って得るものがあれば、経験として役に立つかもしれませんが、それがマネタイズできなければ、金銭的に見ると風俗で3万円使うのと同じ消費にあたります。

誰でも出来る事に価値なし

インターネットの情報発信は、今では『誰でも出来る事』になっています。その情報に方向性を付けて、かつ有意義な情報にできないと、インターネットで稼ぐ事は難しくなってきています。ブログでお店の宣伝をしたところで、そのブログを見てくれる人の数は増えない事が多いのです。全く興味を持っていない人が興味を持ってくれるには、どうすれば良いかを考えながらブログを書いていく必要があるでしょう。

イケダハヤトのブログなどは、高知のネタが多いですが、実際に高知の観光情報に興味を持っている人はほとんどいません。田舎暮らしは、都会の人にとって『特別感』があるかもしれませんが、その情報それ自体には、お金になるような価値はほとんど存在する余地がありません。地元の店舗を紹介する事でお金を取る程度の事しかできないので、言いかえれば長期的に考えればお金を失っていくリスクの方が高いと判断できるでしょう。騙されやすい人であれば、月額5000も支払うかもしれませんが、年間6万円をイケダハヤトに献上するとは悲しい話です。

情報を共有するレポート

会社の中で出張に行った時には、テンプレートみたいなものが準備されていない場合が多くて、出張に行ってもその情報が共有されない事が良くあります。会社がお金を出しているにも関わらず、その出張などのレポートを自分で自由形式で書かせる事に非常に多くの時間を使って勿体ない訳です。どのように行動して、どのように問題が発生して、どうすれば次の人にアドバイスできるかという事を的確にまとめて、情報共有していく事が重要でしょう。

以前であれば、情報を発信する人は少なかったわけですし、海外の情報を本にして発信するだけで珍しいと思われた時代もありました。そういう時代には、持ち込まれる文章、写真もそれなりに時間をかけた見事なものが多くありました。今の時代では、海外の情報なんてインスタみれば現地の人が発信して溢れていますので、それ自体にそれほどの価値があるという事はありません。

イケダハヤトの情報

イケダハヤトイケダハヤト

1986年神奈川県生まれ。2009年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、半導体メーカー大手に就職。と思いきや会社の経営が傾き、11ヶ月でベンチャー企業に転職。ソーシャルメディア活用のコンサルタントとして大企業のウェブマーケティングをサポートし、社会人3年目に独立。会社員生活は色々と辛かったので。2011年からはフリーランスのプロブロガーとして、高知県を中心にうろうろしています。著書に「年収150万円でぼくらは自由に生きていく(星海社)」「武器としての書く技術(中経出版)」「新世代努力論(朝日新聞出版)」などがある。

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