団塊の世代が一斉退職してますます没落した日本

  • 2 May 2017
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内需に依存してきた日本は、少子高齢化が加速する中で内需が大幅に減少する事が見込まれていて、国内の企業はジワジワと減少していくと見られています。それでも少子高齢化で雇用に対する需要はあり、失業率は問題になりませんが、日本人全体の技術スキルなどは、確実に落ちていくでしょう。

団塊の世代の退職

『団塊の世代』と言われた昭和の時期に活躍した方々が60歳を超えて一斉に退職して、年金生活に入っています。今まで良く頑張ってこられて大変だったと思うのですが、団塊の世代の凄まじい労働人口の一斉退職は、日本にとって労働力不足を引き起こしています。代わりに20代の大卒を採用したりしていますが、20代の大卒はまだひよっこで使いものになりませんし、そもそも少子高齢化で団塊の世代ほど多くありません。

中小企業では、若い人を採用したくても採用できない企業が増えています。

低下する日本人の技術レベル

日本は、国内市場の消費が世界でトップレベルだったので、それに合わせて家電製品などを作れば、良く売れて世界でも販売できるという循環にありました。それは、今では中国企業に製造が全て移ってしまった上、IT分野をアメリカに取られてしまって、日本企業の立ち位置は非常に危ないものになってしまっています。特に下請けしていた中小の製造業である企業は、高度技術を持たない限りは生き残れなくなってきています。

中小企業では、新しい技術開発を行おうとしても、それに応じた人材を確保する事は至難の業で、人材を確保したとしても、従来のように世界レベルで通用するものを開発するのが困難になってきています。医療品などは戦えていますが、工業製品は、中国で製造が難しい高度化した細かい部品を作る製造業以外は、状況が毎年のように厳しくなっている現実があります。

24時間営業が解消に向かう

日本は、24時間営業のコンビニがあって『世界一便利』とさえ言われているけど、本当に便利なのでしょうか?コンビニは確かに24時間営業で便利ではありますが、別に24時間営業である必要はどこにもなくて、夜の9時に閉まって、朝の6時にオープンすれば、普通の生活は営むことができます。それなのに24時間営業になっている理由は、お店の側も『24時間営業にした方がコストが安くなるから』という理由でもあります。

多くのお店が24時間営業を廃止にしている理由は、人手不足にあるようです。デニーズが24時間営業を行っていますが、店長が昼間に出勤して、副店長が夜に出勤すという形で回して、それにアルバイトを含めてやっているという事でした。夜中に営業して儲かるから営業するのであって、夜中に営業して赤字が出るようだと営業しないでしょう。

外注による効率化

日本では、外食産業が諸外国に比べて発達しており、特に東京はレストラン数が世界で最も多いとされています。旅行者にとって食べ物に困る事がないほどレストランだらけで、多くの日本人が外食で食事を済ませてしまっています。

確かに日本の外食は究極なまでに効率化されて安くなりましたが、そういった外食で済ませる事は、間違いなく食に対する意識を低下させる事に繋がります。保険の運用を人に任せ、年金の運用を人に任せて、大事な食の部分を人に任せたかと思ったら料理の部分まで人任せです。こんなに人任せにして、自分は空いた時間で働かないといけないのでしょうか。

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