個人の実用情報が重視される時代に2ちゃんねるの存在意義が薄れる

  • 21 May 2017
  • のぶやん

個人ブログは、2000年代の前半に大量のブログサービスによって活発化しました。今では、個人ブログを独自ドメインでWrodpressなどを使ってある程度の収益を見込んで運営する人も増えてきています。個人ブログには、実に多様な情報が掲載されるようになってきていて、インターネットで実用的な情報を調べられるようになってきています。

実用的な情報というのは、ランサーズで無名ライターが激安で請け負った情報ではなくて、実際に自分が使ってみた商品のレビューとか、サービスのレビューなどが役に立ちます。そういう情報は、2ちゃんねるに整理されて出てくる事はありません。

実用情報が薄い2ちゃんねる

2ちゃんねるの得意分野は、ニュースなどに多くの人がアクセスする事による『掘り出し』ですが、その一方で実用情報に非常に弱いという特徴があります。これは、2ちゃんねるに誰も有意義な情報を出さない為に起こるからで、有意義な情報はお金を貰わないと誰も提供しないのです。自分のブログであれば、広告を掲載して少ないながら稼ぐ事ができるとあって、『自分の持ち場』として、インターネットに情報を公開します。

2ちゃんねるでは、エンターテイメントのコミュニティとしては悪くないですが、実用情報は全く期待できません。『それが嘘か本当か』と言うその前に、『本当に使える情報は誰も匿名で書きこまない』というのが当たり前の事だからです。『いい情報ですよ』と全く知らない人が教えてくれる情報は、そのほぼすべてが広告です。

使える情報をどう発信するか

自分が情報を発信する発信主体となる事は、多くの人を集める上で大切になります。情報を集めて、発信する人の周囲には、常に人が集まるものです。無料であれ、有料であれ、沢山の情報を発信する事に意味があるでしょう。

人のブログに一生懸命になってコメントを書きこんだところで、自分にとって1円の収入にもなりません。それよりも、自分で情報発信する場所を設定して、そこで1円でもお金を稼ぎながら情報発信していく方が様々なスキルが身に付く事は間違いないでしょう。結局のところは、自分で情報発信しながら動かないとスキルは何も身に付かないのです。自分が情報発信しない=情報発信する人の養分になっていくだけです。

堀江氏の1万円オンラインサロン

使える情報を発信する人のところに人が集まってくるようになっています。堀江貴文氏のDMMオンラインサロン(堀江貴文イノベーション大学校)は、月会費が1万円を超えているにも関わらず、既に参加希望者が1000人を超えています。堀江氏は、インターネットラウンジにおいて凄い人気講師になっている訳です。そこでは、堀江氏から話を聞きたいという人だけではなくて、相互に交流したいという人たちが集まっています。

大学では、年間100万円もの学費を徴収していますが、実際に授業の質はピンキリで、半分以上の授業は全く使いものにならない受けなくても良い授業です。学生という身分と、立派な建物を使う権利を与えられますが、これを大学生で使いこなせる人はごく一部でしょう。ほとんどの人は使いこなせず、高い授業料を払う為にアルバイトを懸命に行っているという実態があります。大学に入学するカネがあるならば、オンラインサロンで鍛えた方が良いかもしれないというのは、事実かもしれません。

誰も出さない実用情報に価値あり

Googleで検索エンジンの上位に期待するのは、実用的に使える情報です。しかし、実際にはGoogle検索したところで、実用的に使える情報よりは、Howtoと称した匿名ライターが書いたメチャクチャな記事が上位表示されます。実際に実用的に使える情報を無料で取得する事は、ほとんど無理だと思った方がいいかもしれません。実際に情報が公開されているとしても、使い方を良く知らないとうまく活用できません。

情報をキャッチする能力を高める為にどうすればいいか?と言えば、日頃から自分でノートにまとめておいたり、特定分野に詳しくなったり、言語を習得したりして、勉強をしておく事が大切という事になるでしょう。

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