会社にしがみつく程度のスキルでは生き残れない理由

  • 17 December 2017
  • のぶやん

会社にとって、会社の為にどれくらい貢献してきたかというのは、あまり重要ではありません。今後、会社にどれだけ利益を出すかのみしか着目してくれません。口で『期待しているよ』と将来がありそうなことを言っておきながら、現実的に重要なプロジェクトから外したりするという事は日常茶飯事であり、会社にいると理不尽だと感じる社員も多いです。

日本人こそ陥る厳しい境遇

日本企業は、従来のように会社の内部に正社員を大量に抱え込んでも生産性があがらない状況に陥っています。会社の内部では、根幹となる社員と、派遣社員・アルバイトなどの使い捨て労働力、さらにもっと安価な海外などにアウトソーシングとなります。また、AIと呼ばれるコンピューター化も進められています。このような状況において、日本人の使い捨て労働力が当たり前になります。

会社に最も必要がなくなるのは、従来の正社員で普通にやっていたような社員の存在です。今まで会社員が担ってきたような仕事は、『名ばかり正社員』が担うことになり、給与体系が派遣社員・アルバイトとほとんど同じような状況になります。福利厚生が少し付いている程度の微々たるものです。

残業しないで成果を出させる

最近では、日本企業の多くが『残業を行わないで成果を出す』という事を求めるようになってきています。残業を行わずに短時間で成果を出すという事は、自分で勉強をして成果を持ってこいという事でもあります。会社の中であれこれと試行錯誤を繰り返して時間を費やすのではなくて、会社で成果だけ出してくれればそれでいいという考え方に変化してきています。

従来の日本企業であれば、会社にいながら様々な仕事を吸収して、それで業績を上げていくというスタイルがとられてきました。現在、必要とされている人材は、会社の滞在時間が短いけど成果が出る『成果型の社員』になってきています。つまり、基本的な能力値があらかじめ高いことが求められているという訳です。そして、そういった事ができる社員しか会社に残れないという事になります。



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