サラリーマンが陥る『まともに働く』という勘違いとは?働いても豊かになれない理由

  • 22 November 2018
  • のぶやん
貯蓄ゼロ世帯

資本主義と呼ばれる制度の下では、会社は出資した株主のためにあるものとされています。従業員は、会社を動かしますけど、その利益の大半が株主に渡るようになっていて、従業員に分配されるのはボーナスと呼ばれるごくわずかなものです。ほとんどの利益は、株主に『配当金』として分配される事になります。株主は、当然ながら出資した会社が沢山の利益を出して自分たちに配当する事を望んでいます。

株主として多額の資金を投資しておけば、利益から配当が入ってくるので、全く働かなくてもお金が入ってくる状態になります。利益を生み出す株式を沢山保有していれば、自分が労働を行わない事は、何の問題でもありません。むしろ、労働者は、『出来る限り自分が働かない方向』に向かって行かなければ、貧しくなる一方です。

貯蓄ゼロ世帯

労働者は、単なるコストである

経営者から見ると、労働者の賃金が低ければ低いほど、利益を出して株主に分配を行う事ができます。経営状態が悪くなると、今まで頑張ってきた社員も含めて労働者を『リストラ』する事になります。経営者にとっては、労働者のコストが低ければ低いほど良いので、出来るだけ労働者を安く使おうとします。日本の場合、正社員に代わって、派遣社員、アルバイトなどを増やし続けた過去があります。

日本の企業は、どんどんコストカットを進めて、正社員を派遣社員・アルバイトなどに置き換えて、それだけ人件費を削減しています。労働者は、会社に必要がなくなれば、すぐにリストラされてしまいます。

年金システムを良く理解する

労働者は、年金を働き始めてから積み立てていき、それが年金基金を通じて間接的に株式市場などの投資に回り、その運用益で分配される仕組みになっています。最初から年金基金などに預けず、自分でコツコツとため込んで、それを運用できるならば、毎年のように配当益を手にする事が出来るようになります。1年間に50万円ずつ投資にあてたとすれば、10年で500万、30年で1500万円を複利運用出来る事になります。

毎年のように一定金額で株式を購入していく事が大切になります。そうすれば、リスクを分散しながら、着実に株式市場からリターンを得る事ができるようになります。

お金がなくても投資する

どんなにお金がなくても、投資するお金を貯めて、投資していかないと、一生涯働く事になってしまいます。今は、最小5万円、10万円、20万円でも投資する事が可能なので、自分が手元に少しずつ貯めたお金は、どんどん投資していくようにしましょう。5万円で米ドルを購入する事も出来ますし、10万円、20万円で購入できる株式も沢山あります。

副業するより投資する

最近、企業では副業をする事を認める会社もありますが、副業をして小銭を稼ぐよりも、本業で稼いだ金を投資に回して、そこから収益を得た方が稼げる場合が多いです。例えば、どこかの企業の株を20万円で買って、そこから配当金を毎年3000円ずつ受け取る事ができれば、月額300円の収入になります。それを毎年のように続けていれば、受け取る金額がどんどん増えていく事になるのです。

副業をして『その場かぎりで稼ぐ』ことよりは、自分の手元にあるお金を投資にあてて、それで収益を上げた方がずっと豊かな暮らしができるようになります。

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