ホワイトカラーがブルーカラーの労働者になっても失敗する理由

  • 3 November 2022
  • のぶやん

今まで、商社に勤務していたお父様がラーメン屋の専門学校に1ヵ月ほど通って、1000万円の自己資金と、800万円の借り入れで失敗するという話です。今まで、サラリーマンをやっていた人が、48歳になって脱サラするというのは、勇気も必要でしょうし、夢もある話ではありますが、それは簡単なことではありません。2018年2月~10月まで9か月で資金が枯渇したそうです。

失敗した理由は何か

先ずは、商社に勤務していたとは言え、飲食店経験が少ないと、飲食店の厳しさを知るのは難しいでしょう。また、自分なりの独自の売り込み方を「既に持っているような人」がやっても厳しいので、それがない普通のサラリーマンでは、うまくいくことが難しいと言えるでしょう。

もっとも来店者数が多い4月ですら、売り上げで44万円ということなので、飲食業界の厳しさが分かります。1日の売り上げは、1万数千円で、お客さんは20杯ぐらいしか売れなかったということです。1月あたり家賃17万円、光熱費6万円、仕入れ34万円、アルバイト1人雇って23万円など80万円を超える費用がかかり、毎月40万円を超える赤字がでたということです。

自分の持ってる特技で勝負する

飲食店全般に言えることですが、当たれば大きくて、外れれば痛い目になるとされる業種です。飲食店は、出店はお金があればできるのですが、成功を続けていくのは厳しい業界でもあります。近くに競合店ができただけで、売り上げが下がってしまうような業種でもあります。

飲食店は、お金に余裕があってこそです。お金に余裕がないと、1年ももたないうちに閉店をすることになってしまいます。飲食店は、お金に余裕がない人がやる業種ではないということです。また、飲食店をやるとしても、最初にどこかのお店できちんと「修行」をしてから行うことが失敗しない方法になります。自分の体できちんと経験を増やすことが大切です。

失敗すると立ち直りが厳しい

自分の人生をかけて1000万円以上の大金を注ぎ込んでいく訳ですけど、そこで失敗すれば、手元の資金が完全になくなってしまうことになります。人間、手元にお金が全くなくなると、何事もできない状況に陥ってしまいます。

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