いいとこ取りできない仕組みづくり

  • 24 January 2025
  • のぶやん

チームの中にテイカーが紛れ込んでいると、テイカーのために何かをしてあげたくないという思いになってしまい「自分の資源の出し惜しみ」を始めることになります。そうなると、チームに良い情報が出回らないことになって、チームとしての価値が低下していきます。

人間は自分自身の損失を嫌う

人間というのは、自分自身が受け取る時にはニコニコ笑顔ですが、自分の損失を嫌う傾向があります。人間というのは、利益になることよりも、不利益になることの方をより大きな損失と感じるのです。

いいとこ取りはできない仕組み

傍観者で「いいとこ取り」をしようとしても、出来ない仕組みにしていくことは大切です。その一方で、ギバーだけで構成する集団というのも、何もしていない人を攻撃するような「窮屈な感じになる場合」もあることは確かです。そのバランスをとってチームや組織を運営する必要があります。

テイカーばかりの集団になる

ギバーが何も出さないようになっていくと、ギバーから吸い上げるだけの「テイカーが集まる集団」になっていきます。テイカーを排除することによって、多くの人が「本領を発揮」できる環境が整っていきます。

テイカーの特徴として、「文句を言うことで人を動かそうとする」傾向があります。自分自身が何もせず、周囲の誰かに世話を焼いて欲しいと思っているのです。

乗らなければ損をする

皆が何かしている集団においては、自分自身が何もやらないと「仲間外れになる」ことを意味しています。それは、自分自身の損失に繋がる場合があるので、仲間外れにされないように「何かをしよう」という気になるのが普通の心理になります。

人当たりの悪いギバー

人当たりが悪いギバーは、雰囲気は悪い感じがするけど、組織の貢献は考えると言う人たちです。そういう人たちは、組織においては「孤立しやすい」存在になり、やはり長期的に見ると組織の発展には役立たない可能性があります。しかし、長期的に見て「信頼を勝ち得る」可能性もあり、様子を見ることが必要です。

何もしない人よりは、ずっとマシではありますが、周囲の雰囲気を悪くするという意味で周囲に嫌われてしまうと、協力関係が構築できずに何もできなくなってしまいます。

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