自分が「嫌いな人」がチャンスを与える

  • 6 October 2014
  • のぶやん
サラリーマン労働者

大人になって、職場で働くようになると、自分が好きな人・嫌いな人というのを分けるようになります。そして、嫌いな人になるべく接しないようにしたいと思って、嫌いな人を見たら避けるようになるという人も多いでしょう。そういった行動というのは、自然な事でもあるのですが、自分の意識をもう少し変えてみると、自分の世界を広くするチャンスも出てきます

サラリーマン労働者

自分の狭い思考

嫌いなものというのは、自分が受け入れていないものであり、必要がないと思い込んでいるものが多いです。社会人になると、多くの人は今までの経験から自分が好き・嫌いを判断するようになってしまいます。そうすると、自分の中でその価値観に合わないものを自然と排除して、そのような話をする人間=嫌いと認定してしまう場合が多いのです。

例えば、数学が苦手(=嫌い)という人がいたとすれば、その人の前で数学の話をしてばかりいたら、話が合わないとなるでしょう。その人が得意なのは歴史であり、数学の話なんてしても面白くないと思うかもしれません。しかし、歴史が得意な人が、苦手な数学を「克服」すれば、もっと賢い人間になれる可能性もあります。

自分の欲求と苦手な相手

会社を辞めたいと思っている会社員は沢山いますが、現実に辞める会社員というのは少数派です。それでも、会社員の多くが会社を辞めた人間を「ニート」と言って軽蔑しており、仕事をしていない人はダメ人間と言います。自分が「会社を何とか辞めたい」と常々言っているにも関わらず、会社を辞めた人を指して「ダメ人間」というのは、何か矛盾しています。

会社の中にいる人間と、会社を辞めてニートをしている人間というのは、お友達になるというのは相当に難しいでしょう。それは、価値観が違うという説明がされますが、実は根本的に「会社に所属していたいと思わない」という・では同じなのかもしれないと思うのです。

車に乗ってこなかった自分

私は、車を必要ないと思って、ずっと乗ってきませんでした。しかしながら、免許を持っているからという理由で、友達の車を運転させて貰ったのです。その結果として、「確かにこれは面白いな」と。ゆっくり乗れば、それなりに安全に乗りこなせそうな気もしてきました。嫌いだ、苦手だという意識のあった車ですが、たまに乗るならいいかなという気もしてきました。

もしかすると、車の話ができるぐらいに心の余裕ができてきたのかもしれないと思う自分もいます。自分から相手を受け入れていく余裕ができれば、世界をどんどん広げていく事がてきて、苦手とか、嫌いという意識が薄くなります。そうする事は、自分の世界観を広げると言う上で非常に大事なのではないかと思います。

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