ガラパゴス

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年齢を重ねて成長する人としない人の差は?出来る事ばかりやっていたら危険信号!

  • 31 January 2017
  • のぶやん

人が成長しても、周囲から見ると『変わってないね』と見えるかもしれない。成長するのは、内面であって、外見は老けるばかりだからだ。そして、外見が老けたかは分かりますが、内面が変わったかどうかという事は、簡単に知ることができません。

人生において成長が大切

人生において成長ほど大切なものはないでしょう。変化のない人生がつまらないとか言うだけではなくて、成長というのが生きる為に必要な能力だと感じます。ダーウィンの進化論で有名な言葉に『生き残るのは環境に応じて変化できるもの』という言葉がありますが、人間というのは簡単に変化できるものでもありません。

人間の場合には、知能が他の動物よりも発達していて、お金を稼いだりするのを『能力』という訳なので、他の動物と違ってお金を稼げるようになる事も生き残る為の変化という事が出来るでしょう。

環境の変化に対応できない

日本人は、島国という事もあって、環境の変化に非常に弱いことは間違いないでしょう。中国のような大陸にあったり、アメリカのように大きな国であったり、そしてEUのように各国が統合されて混ざりあった国家に比べると、日本という東洋の島国は、地球のガラパゴスのような状況になっています。

日本は、このような環境の中で『ガラパゴス携帯』などを生み出して携帯電話が登場してからずっと独自の市場を持ってきましたが、それがスマートフォンが登場して以来、国内メーカーの多くが携帯電話事業を縮小、撤退して、駆逐されてしまいました。

チャレンジする事で成長する

人間というのは、常に楽な方を選択したいと思いがちで、分からない事を避けがちになってしまいます。例えば、パソコンの操作方法が分からないと、パソコンを使わなくても良い方法を生み出そうとします。しかし、仕事にはパソコンの操作が必要なので、仕事で使うようになってから『仕方なく学ぶ』という人も多いです。

成長できる人というのは、新しい事にチャレンジしていける人でしょう。難しい事を避け続けていると、30代、40代になってからの成長が限られてしまって、中高年になってから収入などで困り果てる事になってしまいます。

出来る事ばかりやっていると危険

自分が能力の範囲内で出来る事ばかりやっていたら、成長というのはあり得ません。例えば、会社員が営業活動をやっていて、遊んでいてもそこそこの金が入ってくるからと言って遊んでいたら、能力は全く伸びていきません。常に『自分ができないこと』にチャレンジしていく必要があると言えるでしょう。

人の多くは、集中して20時間ほど学習時間をかければ、非常に多くの事を学んでいけるというのです。集中して20時間ほど学習すれば、『何かできる』というレベルまで持ち込む事が出来るのです。

20時間の学習で出来る

20時間のレベルで、かなり出来るレベルまで到達する事が出来るのであれば、人生というのは、やる気次第で違った方向にいくはずです。例えば、20時間ほどでコミュニケーションが取れるほど言語が話せるようになるのであれば、20時間の学習をしてから海外旅行に行く事は、海外旅行を楽しむことに非常に有効です。

プログラミングが全く出来なければ、プログラミングの概念すら理解する事ができませんが、これを20時間ほどこなしてプログラミングの基礎が理解できているだけで、プログラミングの概念を理解して多くの事を知ることができます。

年齢を減ると学びのチャンスが減る

年齢が高くなってくると、学ぶ機会がなくなってくるというのは確かでしょう。子供などもできて、子育てなどに時間が取られる事もあり、学ぶための時間を取る事が難しくなってくるのです。更に誰かに教えて貰おうと思っても、教えてくれる人が年下ばかりになってくるという事もあります。相当の気力とやる気がないと、40代、50代から新しい事を学ぶという事は難しいでしょう。

『自分にとって難易度が高い』と思える事にチャレンジして、自分が成長していくのは、何歳でも出来る事です。確かにオリンピックチャンピオンに挑戦するという事は無理かもしれませんが、自分の難易度が高いチャレンジをする事は、何歳になっても出来る事です。そして、チャレンジによってのみ人は成長する事ができます。

何歳でもチャレンジで成長する

40代ぐらいになると、『人生の先が見え始める』と言いますが、平均寿命は70歳~80歳を超えていて、40代は人生の折り返し地点でしかありません。人間は、何歳になっても成長する事は可能ですが、成長しようと思うか、成長しようと思わないかで大きな差が出てくるでしょう。

良くあるパターンが40代ぐらいになって、全くサイトを作成するの知識がないのにインターネットで事業をやろうと思って語るのですが、本人にスキルがなければ非常に高額なお金を支払わないと何も作れません。本人としては、『今さらプログラムの勉強をやっても』とか言ってプログラムから逃げたらサイトやアプリを作れる訳がありません。本人が逃げないでやれば、数年頑張ればサイトが作れるようになるのにチャレンジしようとしない人は沢山います。

失敗を改善する事で次世代化する

今、デスクトップパソコンを使う事は、流行らなくなってきています。ノートパソコンの性能が十分に上がってきたので、ノートパソコンに液晶を繋げた方がデスクトップパソコン持ち運びに便利になっています。

液晶画面であれば、スーツケースに入れて持ち運んだり、パソコンをホテルの液晶画面に接続する事もできます。優れたノートパソコンがあれば、デスクトップのような大きなものは流行らなくなっているのです。

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唯一生き残れるのは、変化できるもの(ダーウィンの進化論)

  • 18 February 2016
  • のぶやん

人間というものは、『環境にうまく適用する』ということができるわけです。しかしながら、それは時として自分を危険に晒すことにもなりかねません。
 

ガラパゴス諸島の生物が絶滅した例

ガラパゴス諸島においては、多くの固有生物が環境に合わせて自分たちを変化させて、隔離された島ごとに固有の生物を生み出しました。ガラパゴスのゾウガメなどがその典型だった訳ですけど、何故か隔離されたゾウガメは、いずれも海に乗り出すことをしませんでした。エクアドルからしばらく離れたこの島々は、それぞれの島が固有の変化を遂げていくのに十分なある程度の大きさがあった訳ですけど、外敵の侵入に対しては無防備で弱いものでした。

日本のガラパゴス携帯がスマホに代替

日本では『ガラパゴス携帯(ガラゲー)』と呼ばれる独自の携帯システムが発達しましたが、アメリカからスマートフォンが襲来して、ほとんどのガラパゴス携帯は、事実上の『全滅』を強いられてしまいました。今でも、細々と生き残っているガラパゴス携帯がありますが、独自OSを使っているなど汎用性に乏しかった事から、大量のソフトを使えるスマートフォンに対して太刀打ちできませんでした。

ガラパゴス携帯が教えてくれる事は、汎用性が高いものが生き残りに長けているという事です。人間にしても、あまりに特殊過ぎる技術をみにつけても、その技術が使い物にならなくなった時には、価値を失ってしまいます。原子力発電などがその典型と言えるでしょう。すでにソーラーパネルなどで発電が十分に採算があうようになった現代において、原子力発電が割に合わない発電技術であることは否定のしようもありません。

エネルギーが転換される時期

石油が枯渇すると言われてから久しいのですけど、最近の原油価格が大暴落しており、原油が枯渇するどころか生産過剰で余り初めています。この背景にあるのは、『発電の効率化』などが進んでおり、同じ石油でも発電できる量が変わって来たことがあります。もっと分かりやすいのが自動車なんですけど、自動車だって燃費が良くなって、同じ燃料で以前の2倍ほど走行距離が長くなっています。

変化に対応する為に情報を集めて考える

変化に柔軟に対応していく人を見ると、情報を常に集めていて、その先を読み取る力があると感じます。今の段階で強いか・弱いかではなくて、将来的にどのように変化していけば強くなれるかということを読み取っていくのです。例えば、株式市場で行っても、ある会社の業績がこれから『良くなるか・悪くなるか』を予測していくのと同じでしょう。経営者を見たり、会社を客観的に見て、洞察力から判断する事になります。

柔軟に変化できる考え方を持った人であるかどうかというのは、生き残っていくうえで非常に重要でしょう。ビジネスで成功している会社というは、常に情報を集め続けて、その中で変化に応じた決断を繰り返しています。

非正規雇用・派遣社員が増えている現状

非正規雇用・派遣社員が増えて格差が国力を落とすことから、社会問題になっています。非正規雇用・派遣社員が増えてしまった事に対して、『正社員にすればいい』みたいな議論がありますが、そんな事は単なる慰めにしかなりません。正社員にしたところで、待遇が悪かったら『名ばかり正社員』となってしまうからです。こうした時代において、人から雇用されるという事が時代に対応するうえで『いかに不利に働くか』という事をよく考える必要があるでしょう。

会社の内部にいて、何も考えずに能力が伸ばせなければ、10年後にリストラされてオワコンになってしまうだけでしょう。それを防ぐためには、自分から何かを生み出していく必要性があります。言い換えれば、会社員も自営業者だと思ってやるぐらいの覚悟が必要になっているので、能力があるなら自分で独立して仕事をとって来たほうが明らかに稼げるということでもあります。

高齢者に足を引っ張られないようにする

会社で能力がなさそうな人が周囲に多ければ、自分の能力を高めることもできませんので、自分がもっと力を発揮したいと思うのであれば、退社して自分の力を試してみるのも良いでしょう。その代わり、会社で大した成績をあげていない人は、仕事に対する姿勢も今ひとつの場合が多いので、独立しても生計を立てられないという人も多いです。
 

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