搾取

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旧ソ連が崩壊した理由と、格差社会によって消費行動が低迷して国家崩壊に向かう理由

  • 18 March 2016
  • のぶやん

日本で働いている80%の人はサラリーマンですが、会社の社畜として奴隷化しているという現状があります。日本は、過去のソ連に類似している部分があり、財閥を中心とした貴族が政治の実験を握ってしまっており、それが市場経済を歪め、国債の発行残高を増やす結果、増税となっています。



 老後や健康が守られる社会保障は人々の究極の理想であるのはわかるが、それは逆説的に生涯の国家や企業への隷属をもたらすのである。人間のいちばんの根本的な不安を解消する人質が、国家や企業にとられるのである。私たちは喜んで奴隷になり、生涯を保障された人間に堅実な身分を見るようになるだろう。(引用元

第二次世界大戦のアウシュヴィッツ強制収容所の入り口に掲げられた標語。
もちろん、死ぬまで自由になんてなれません。

ARBEIT MACHT FREI
WORK MAKES FREE
働けば自由になる

重工業に偏重した社会が崩壊する仕組み

近代における『強い国家』というのは、資源供給を背景として重工業の強化にあったと考えられます。旧ソ連は、軍事産業であったり、重工業に偏重した国家であり、それは『国家の見た目』としては良かったのですが、軍事及び宇宙開発部門を中心とした重工業のみに突出する事になり、一般国民に必要な物資の供給は後回しにされる結果となりました。重工業に偏重した経済だけでは、一般の消費者による消費活動が低迷するので、経済の停滞を招きます。

簡単に言ってしまえば、誰も使わないものを作り続けたところで、それは国家予算の浪費であり、誰が豊かになる訳でもないという事です。国家の中枢にいる人たちが利権を持ち始めると、本当の情報を市民に隠し始めて、情報統制を行った上で、自分たちの利権に結び付くような事業しか行わなくなります。国家の利権に結び付くような事業は、市民の生活に直結しないものが多くなっており、市民がそれで困窮したという例は、今まで数多くあります。

無意味に権威付けされた学歴

今の社会において『学歴』というのは、中国の科挙ほどの権威は持たないにしても、学歴が社会の一定の評価を受けている事は事実です。確かに学歴が高いと『使い物になる場合』が多いのですが、学歴が中途半端にあったとしても(例えば大卒など)、仕事が見つからないという例が増えています。これは、学校で教えている事が社会で『お金にならない例が多い』という事を意味しています。

特に中国などにおいては、学校で教える事は無意味な理論ばかりになっており、半分以上は時間の無駄です。そんなものに『学位』というものを与えたところで、仕事場では全く違う事をやるので使い物になりません。じゃあ、どうして学歴があるかと言えば、そこそこ真面目な人が交流して、その交流から社会の上流階級を学ぶためにあるというようなものでしょう。学歴がないとダメという事はないのですが、学歴を持っている人が余っている中においては、『それなら、持っていないより持っている人を採用しよう』となるのは当然です。本来、社会人になれば、学歴よりも社会の経歴・仕事ができるか、お金を回せるかの方が重要になるのは当然です。

搾取され続けるサラリーマン

サラリーマンの平均年収は、ピーク時の467万円から、近年では400万円レベルまで60万円も下がっています。簡単に言ってしまえば、10年~20年ほどかけて、毎年のように年収が減り続けて、ボーナスが消失したような形です。年間60万円の年収消失に加えて、さらに消費税が5~8%ほど上乗せされているので、手取りの所得は100万円ほど減少している事になります。これが経済に非常に深刻なダメージを与えている事は疑いようもありません。


引用はここから

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若者が搾取されている時代!若者を騙そうとする経営者ぶる高齢者たち

  • 5 March 2016
  • のぶやん
若者から搾取しようとしている経営者は多くて、知識がない・時代についてこれていないにも関わらず、随分と偉そうだ。若者の側も無知であれば、それだけで搾取の対象となってしまう時代です。会社に正社員として入れば、会社が『面倒を見てくれる』などと考えるのは、大きな間違えと時代を全く誤った見方をしていると分かります。

超エリート以外に価値がない時代

それが大学卒業者、すなわちホワイトカラーの構成者だったのである。そして今も、企業は採用を絞っているので、世界各国で高学歴の失業者で溢れている。大学を出たところで仕事が見つからない。グローバル化して分かったことは、もうホワイトカラーですら企業は要らなくなっているということだった。徐々にそういった企業体質になっている。必要になって来るのは、企業のマネージングができる本当の優秀なエリートだけで、普通の大学卒業者はもう居場所がない。れは欧米で顕著に起きている現象だが、日本でも同じことが起きている。エリートでなければ、普通の教育を受け、大学に入っても、もう何の意味もない。多くの大学の「学歴」は、もうすでに価値を喪失してしまっているのだ。

「教育」はその人の人生を救う。しかし、「学歴」はもうエリート校以外はすべて十把一絡げになる。これからの企業システムは人間関係が二極分化して、「経営者」か「労働者」が、より明確に分けられる。経営者になれないのであれば、労働者になるしかない。すると、企業は労働者のどこに価値を見出すか。今までは学歴だった。しかし、これからは学歴ではない。雇い入れるコストだ。もっと分かりやすい言い方をすると、安く雇える人間を重視する。「教育」はその人の人生を救う。しかし、「学歴」はもうエリート校以外はすべて十把一絡げになる。これからの企業システムは人間関係が二極分化して、「経営者」か「労働者」が、より明確に分けられる。経営者になれないのであれば、労働者になるしかない。すると、企業は労働者のどこに価値を見出すか。今までは学歴だった。しかし、これからは学歴ではない。雇い入れるコストだ。もっと分かりやすい言い方をすると、安く雇える人間を重視する。

やりがいを餌に搾取を行う

「やりがい搾取」という形の新しいブラック企業も登場してくるように思います。「給料が低くても、長時間労働でも、やりがいを感じられるから苦痛じゃない」のは本当に素晴らしいことだと思いますが、経営者との関係性については注意する必要があるでしょう。

・経営陣は積極的に賃金を上げようと努力してくれているか?
・経営陣は安定した雇用を実現するための努力をしてくれているか?
・経営陣のお金の使い方は常識的か?
・経営陣は問題解決に喜びを感じているか?
・顧客を「金のなる木」として見ていないか?
・経営陣は「あなた」を見ているか?私生活を考慮してくれているか?
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/17097

時代についてこれてない高齢者たち

毎日新聞は若者の読書時間が減っていることを嘆いているが、その根本的な理由は掘り下げられていないし、大人たちも含めて読書離れが進んでいることを棚に上げている。そもそも、ネットニュースをスマートフォン(スマホ)で読むという行為も含めると、若者がこれほど「文字」を読んでいる時代はないわけだ。もちろん、読書というのは情報や知識・教養を身につける行為であると同時に、考える、著者の考えと対話するという行為でもあり、性質が違うことはわかる。

専門能力が役にたたない時代

専門的な能力と言われる弁護士などは、競争が進んでおり、弁護士というだけでは食べていけないプア弁護士も増えてきています。また、歯医者などもスキルがないと生きていくのが難しい時代です。更に言えば、証券業界などにおいて、証券アナリストなどと言われる人も、インターネットで情報が簡単に見れる時代においては、『そんな情報どこでもあるわ』と思えるようなどっかで聞いた話をしたところで無価値になっています。

今さら資格なんて持っていたところで、就職にも、お金を生み出すにも、何も役に立たない事は明らかな事です。大事なのは資本であって、自分の資本が労働力しかないのであれば、年齢を重ねて年をとったら終わりになってしまいます。

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