起業家

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人生は短いので、思った方向に進んでいく事が多い

  • 3 December 2018
  • のぶやん
人生は短いので、思った方向に進んでいく事が多い

人生は、思った方向にしか進まないというけど、本当にそうだなと思います。サラリーマンは、会社の中でポジションを目標として猛烈に働く人もいますし、起業を目指して会社を作る人もいれば、研究者になる人もいます。いずれも、20代の時点でほとんど決まるルートであり、30代からそのルートを変更するのは、大変に困難を伴います。

高度化した社会の中では、知識の習得に膨大な時間がかかり、夜も寝ないで働いたり、研究したりしている人が沢山います。

人生は短いので、思った方向に進んでいく事が多い

起業家は、最初から起業家を目指す

起業をしたいと自分の中で思い描いていないと、リスクをとって起業したいという気持ちにはならないでしょう。日本においては、自営業ですら減少傾向にあり、会社を新しく立てて成功させるどころかフリーランスで自分の生活を立てていく事すら大変です。多くの起業家は、出資を受けながらも、質素な暮らしぶりをしており、全ての時間を自分の会社を伸ばすために注ぎ込んでいます。

『周囲と協力しながら時代の流れに乗れるかどうか?』という事が、成功のキーポイントになりそうです。

研究者は最初から研究者を目指す

研究者になりたいという人は、ほとんど全ての人達が研究分野を目指してきた人で、多くの人は親も教育関係者だった人が多い。研究者というのは、本当に研究が好きでやっていると少なくとも本人が思い込んで人生を賭けていくぐらいでないと、とてもやっていけない職業。特に日本では、若手研究者がポスドクで手詰まりになるなど、非常に深刻な問題も指摘されています。

高山佳奈子さんは、京都大学という日本最高峰の教授ではありますが、インターネット上で公表した年収940万円(手取りだと多分800万円以下?)ぐらいでした。ちなみに、940万円というのは、地方公務員の課長レベルでも貰える県があるぐらいなので、教授が今まで払ってきた代償と、その忙しさから比べると、割に合わない職業であると言えるでしょう。頭が良ければ、地方公務員にでもなっていた方が給料は良いのです。有名私大にでも行けば、年収は1000万円を超えるそうなので、高山先生のように優秀な方であれば、将来的に有名私大に移籍するかもしれません。

研究者というのは、給料が低いですけど、名誉がある職業として人々から『知識人』と呼ばれるばかりではなくて、VISA申請などにおいて博士を保有していると、それだけでVISA取得に有利になる職業と言えるでしょう。また、研究者に対する永住権などは、その他の職業よりも比較的出やすいものになっています。これは『研究が国家に貢献する』とされているので、国が優遇しているからです。

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起業家を目指す時代は古い?分散型ネットワークで個人同士が繋がる時代

  • 5 April 2018
  • のぶやん
仮想通貨

メタップスCEOが動画の中でDMM会長に『ブロックチェーンがあれば、会社がなくても回る仕組みになっているので、起業家という職業自体が古いかもしれない』と言っています。

組織で何かプロダクトを作って動かすという事が効率が悪くなって、個人で繋がり(ネットワーク)を見つける時代になっているという事です。

仮想通貨

起業家を目指す時代は古い

起業家で会社を大きくするという時代は、分散型ネットワークが発達していくと効率的とは言えなくなってきています。仮想通貨の分散型ネットワークシステムは、オンライン上でお金をやり取りしやすくなります。

今は、オンラインでいいね!する事は単なる共感を意味していますが、それをいいね!と同時にお金を渡す時代が来る可能性があるという事です。

ホームページも最初は趣味

最初はウェブサイトも趣味のレベルで行う人が多くて、あまりお金になると思われていませんでした。後から広告ビジネスが発達して、2003年頃からGoogle Adsenseが発達しました。

個人にノウハウが集中する時代

企業では開発チームが開発したプロダクツを多くの従業員を使って販売するスタイルを取っています。このスタイルは、工業製品を生み出す上では有効ですが、ソフトウェアを生み出す上で必ずしも有効であるとは限りません。

Goolge社などは、非常に優秀とされるエンジニアを大量に雇用していますが、仮想通貨を生み出せた訳ではありません。仮想通貨は、1人(もしくは数名)のエンジニアが生み出して、ナカモトサトシとして公表したとされています。

情報がインターネットで容易にコピーできる時代には、公開された情報を基にして誰か1人の人間がプロダクツを生み出す事が可能になっています。つまり、お金があったから生み出せる訳ではなくて、お金がなくてもソフトのプロダクツは生み出す事ができるという特徴があります。

個人からサービスが生まれる理由

個人・もしくは小さなベンチャー企業からソフトウェア・サービスが生まれる理由としては、企業の従業員でプロダクツを生み出す『動機・理由』が生まれないからでしょう。新しいものを企業の内部で発明しても、給料がほとんど変わらないので、人はダラダラ働いて給料を得る方を選択します。

個人が1人~数名でネットワークを活用して開発を行うと、企業が開発するより安いコストで開発する事ができます。また、個人間が情報交換すれば、その情報量は膨大なものになって、1企業が保有・開発する情報量を凌ぐものになります。組織というものは、それを維持するだけで莫大なコストがかかり、効率的ではありません。

資産価値の下落が早い

企業が保有する資産価値がどんどん下落していく事により、今まで得られていた収益が得られづらくなります。新しいイノベーションで開発を進めていかないと難しいですが、組織の内部で新しい部署を創設していくというのは難しいことです。

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正しい方向性に時間をかければ、ベンチャー企業の成功確率が大幅に上がる

  • 23 April 2017
  • のぶやん

失敗しているベンチャー企業と成功したベンチャー企業の違いを見ると、失敗しているベンチャー企業のメンバーは、豪華なのにメンバーのコミットが少なすぎる事が多いです。

失敗しているベンチャー企業

失敗しているベンチャー企業は、メンバーが成功してもいないうちから六本木に遊びに出たり、渋谷に遊びに出たりしています。インスタグラムとか見ていると分かるのですが、ベンチャー企業を立ち上げた事に満足して、一生懸命にやっていないのです。一生懸命にやっているのは資金繰りばかりで、その実態が『集めた資金を使うベンチャー遊び』になっているベンチャー企業も沢山あります。

アメリカで成功しているベンチャー企業は、メンバーの関与度合が全く別次元で、寝る間も惜しんで働いている事が分かります。寝る、食う、体の維持の為に運動する以外には、ほとんどが仕事(その多くがプログラム)しているという訳です。華やかさのかけらもなくて、1日中デスクワークをやって企業価値を上げていく作業です。

高いスキルで挑む事

ベンチャー企業というのは、少人数で社会に価値を提供しなければならないので、メンバーのスキルが非常に重要になります。スキルの高い少人数のメンバーで、最大限のコミットメントをしてようやくサービスが形になるといった具合です。競合となる既存のサービスを倒して、新しい社会を確立しなければいけないので、サービス改善でやる事は非常に多いという事になります。

LINEの森川さんが立ち上げたベンチャー企業であるC Channelを見ていると、女の子のショート動画を大量に作って、Facebookで大人気になり、Facebookのいいねが恐らく日本でトップレベル(数百万いいね)となっており、相当の告知力・ブランド力を持った事が分かっています。もちろん、ブランド力をお金にする事が必要ですが、ソーシャルメディアの活用として注目されています。

会社にいるのは当たり前

多くのベンチャー企業がそうであるように、会社にずっといたりして、ずっと仕事をしているのは当然と考えるべきでしょう。その上で、サービスが成功していくためには、メンバーのスキルであったり、見識の広さ、他社との客観的比較などを行って、例えばSNSのフォロワーを1つの指標としても、圧倒的に数を集めていれば、それだけでベンチャー企業としてマーケティングの能力を持っている証明になるので、そこを必死で当たりたいところでもあります。

会社を立ち上げた事に満足感を抱いてしまって、具体的なサービスに打ち込むことができないまま、ダラダラとサービスを運営しているパターンは良くあります。

誰がリスクを取るのかを見極める

リスクを取った人がリターンが大きくなるようにしなくてはなりませんが、世の中にはトリックを仕掛けたがる人は沢山います。ベンチャーに出資する場合に出資者がトリックを仕掛けてくる事もありますし(グノシーのように上場したけど創業者が3.53%しか持っておらずに儲からないケース)、『成果報酬でお願します』などと自分に都合が良い事を言いながら取引してこようと騙してくる人(そういう人から何かを盗み取ろうぐらいに思っている人は、良い人間が周囲に集まらないので間違いなく成功しない)もいます。いずれにしても、良く勉強しておく事で、そうした不利な条件を避ける事ができます。

誰がリスクを取っているのかと言う事を常に認識する事で、ベンチャー企業を設立するところから、運営するところまで、トリックによるトラブルを回避しながら運営する事が可能になります。出資を受ける際には、誰か専門家のアドバイスを聞きながらも、そんなことをうのみにせず、自分でもある程度の時間をかけて勉強する必要があるでしょう。

集客媒体の重要性

どのように集客を行うかという集客プランは非常に重要で、大型の出資金を受けたベンチャー企業がサービスでどんどん金を使ってテレビCMを打ったり、インターネット上に広告を出しても成果が出るというほど甘くなくなってきています。それはベンチャー企業が行う事ではなくて、大手となったIT企業が行えば良い訳です。それよりも、顧客を抱えた何らかの集客媒体というものがないと、何をやるにしても勝負する事ができなくなってしまいます。

ビジネスのプランの段階でも集客媒体を真剣に考えておく必要があって、実際にC ChannelのようにFacebookに動画を出しまくって大量のいいね!を集めてブランディングを試みたりと、簡単に上がらない自社サイトの売り上げを補完する役割としてソーシャルメディアを利用する方法があります。しかし、実際に儲かるのは、はやり楽天市場、ZOZO TOWNのような販売サイトであり、販売サイトの集客というのが今後はますます重要になるでしょう。

そういう意味では、ベンチャー起業する前に既にいろいろと材料を持っている人(例えば、アクセスが大量にあるウェブサイトを保有しているなど)であれば、強いと言えるでしょう。もう前回のブログにも書いた通りですけど、ソーシャルメディアで宣伝を行わないで、有益な情報を集めてきて提供して、フォロワーを増やす事が先と言う事です。

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ベンチャー企業家のSNSで失敗する人は分かる

  • 23 December 2016
  • のぶやん

ベンチャー企業家で成功する人がどんな人であるかはサッパリ分からないですけど、失敗する人を見抜くことは可能です。ベンチャー起業家で1年~2年ぐらいで投資した金を使ってしまう人の特徴としては、『必死で働いていない』という事が多いです。友達に誘われると断れないで、事業を他のメンバーに任せて遊びに出ちゃうタイプの人が創業メンバーだと、成功するのはさすがに無理でしょう。地味に生活を過ごして、地味に頑張っても成功するとは限らないですが、投資家、取引先、そして創業メンバーなど、周囲の人は事業に挑む姿勢をしっかりと見ていることでしょう。

周囲の人から、いつ、寝てるの?働き過ぎじゃない?と言われるようなら、ベンチャー企業の社長としては合格でしょう。もちろん、従業員として企業に勤めるのであれば、そんなに働く必要はどこにもなくて、1日8時間労働で給料分の仕事ができれば十分です。

収入以上に派手に生活している

ベンチャー企業に参加している初期メンバーのSNSをチェック(Facebook,Instagramなど)してみて、収入に見合わずに派手に遊んでいたり、派手な生活をしていたら、そのベンチャー企業はうまくいかないでしょう。特に男性の場合には、ベンチャー企業で月収20万円しかないにも関わらず、彼女の求めに応じて海外旅行に行ったり、休日に頻繁に遊びに出たりしていた場合には、ほとんど間違いなくベンチャー企業が失敗しています。

社長が遊び好きで、飲んでばかりいるという場合には、もはや成功とは程遠いどころか、資金を投資して貰ったという自覚がなくてお金を使ってしまって終わりになる可能性が極めて強いと言えるでしょう。お友達との付き合いだからと飲み会に頻繁に顔をだしている社長の自覚がない社長というのは、ビジネスをやる人間ではないので、失敗する事は間違いないでしょう。

投資化が細かくチェックしている

お金を出すからには、投資家も黙って見ているのは最初だけでしょう。半年ぐらい経過を見て、あまりうまくいってないようだと、会議などで少し強く言われるようになるでしょう。1年ぐらいしてダメそうだと、早くも資金の引き上げを検討しはじめる投資化もいます。投資家が見ているのは、事業がうまくいっているかどうかよりも、創業者がしっかりと真面目に働いているかという事と、メンバーにやる気が見られるかという事でしょう。もし、創業者が遊んでいる様子があったのであれば、資金が尽きた時に追加融資というのは絶望的です。

SNSには十分に注意した方がいいでしょう。遊んでいる写真などを出そうものなら、下手をすれば、会社がうまくいかなかった時には、『遊んでいて事業の金を使っていたのだから、金返せ』と言われてもいい訳できなくなってしまいます。いつも、自分に問いかけたい。本当に、本当に本気で事業に取り組んでいるのか?と。
 

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