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自分自身が行きたい場所の旅行にChat GPTは使えるのでしょうか？

エクスペディアがChat GPTを利用

エクスペディアは、2023年4月にChat GPTを利用して、旅行に行きたい場所の宿泊施設を「1260兆通りから最適化した情報を提供する」という試みを始めています。例えば、「東京の観光に行くけど、どのホテルがいい？」という具合に聞けば、それに対する提案があるということです。

将棋で勝利するのに似ている

将棋の世界では、2010年頃には、既に将棋のAIが将棋の騎士に勝利するようになっていました。実際の生活は、将棋よりもさらに複雑ではありますが、ホテルなどの予約であれば、かなりパターンを絞り込めるようにはなっています。例えば、東京都のホテル・旅館を合わせると3000（ホテル700、旅館1200、簡易1000）ほどあり、宿泊できる客数は15万人ほどになっています。

今日、東京でどこに宿泊しようかな？と思った時のパターンは、ホテルか、旅館か、簡易宿泊かで選び、そこから価格を選べば、かなり絞り込めます。

旅行者がチャットと会話して決める

今まで、電話のオペレーターと会話して決めていた旅行先について、今後はChat GPTと相談して決めようということになっていくということです。ある意味で、どこまで「人間のワガママ」に付き合えるかという事にもなります。

ホテル業界はOTAに依存してる

ホテル業界は、今では「予約サイトに依存している」とも言われています。予約サイトで検索するのが当たり前のようになり、予約サイトから予約が入る状況になっています。