誰からお金を借りるかは非常に重要!日本が外国から借金するようになると危険
日本人は、日本人からお金を借りているという点があり、それは国債のコントロールを容易にしています。しかし、日本の経常収支(貿易収支・サービス収支)で赤字が続いていく状態になると、日本の対外純資産がマイナスになっていく事になるので、外国からカネを借り入れないといけない状況になってしまいます。
経常収支マイナスは危険
経常収支がマイナスになると、国が借金をどんどん背負っていく事になるので、円の信用が失われる事になってしまいます。外国から借金をしようと思っても、今の日本国債のような低金利で資金調達を行う事は不可能で、資金調達に高い金利を支払う必要が出てきます。
発展途上国では、インフラを整備する時に外国から借り入れを行ってインフラ整備を進めたりしますが、そのお金を返済するのに発展途上国は苦労します。日本では、日露戦争の戦費を調達してから、返済までに数十年ほどかかりました。
中国の経常収支も黒字
中国は、豊富な労働力を利用して、世界中(特に先進国)に輸出を行って、経常収支も黒字となっています。経常収支が黒字である事は、人民元が高くなる圧力となりえますが、中国政府にとって人民元が高くなる事は輸出にブレーキがかかる事になるので、人民元安をに誘導する政策を行っています。
日本の経常収支が黒字で、中国の経常収支も黒字で、誰が物を買っているかと言えば、アメリカがお客さんになっています。アメリカは、世界中から物を買って、経常収支が大きな赤字になっています。更に財政赤字もあって『双子の赤字』などと称されています。こんな赤字を垂れ流し手もアメリカがやっていけるのは、ドルが基軸通貨としての役割を持っていて、日本・中国が経常収支で蓄えたカネでドル・アメリカ国債を購入するからです。
基軸通貨としての米ドル
日本であったり、中国などが経常収支の黒字化(貿易・サービス収支)で得たお金を米国債に向ける事によって、米ドルは借金しながらもその地位を保つことができるようになっています。米ドルが基軸通貨として機能して、米国の中央銀行・財務省が世界の中央銀行の役割を果たしていると考えるのであれば、日本の政府財政赤字と、アメリカの政府財政赤字は同質のものと見る事もできます。
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