人々の需要がどこにあり、投資するべき先はどこか?

  • 5 October 2019
  • のぶやん

コワーキングスペースを運営しているWeWorkという会社は、時価総額は470億ドル(5兆円)にも達して、ソフトバンクが100億ドル(1兆円以上)も投資した会社ですが、2018年に純損失は19億ドル、売上高は18億ドルになっていました。豪華なオフィスを格安で借りられるということで、世界中に次々とコワーキングスペースをオープンしており、東京でもオープンしています。

特にマンハッタンに多数のコワーキングスペースをオープンさせていて、マンハッタンの最大規模のオフィス顧客であるとされています。

コワーキングスペースの需要

コワーキングスペースは、フリーランスや小規模会社に活用される事例が多くて、都内で3万円~15万円ほどの価格になっています。この背景としては、インターネットを活用したYoutuberのように、コストをかけないで働く個人が増えてきており、そうした人々が次のステップに進むために事務所を借り入れるケースが増えているのです。

Weworkは、2018年2月に日本に上陸して以降、次々とオープンさせてきました。その知名度を武器として、僅か数か月後の2018年9月までに6000人もの会員を集めています。最近では、フリーランスだけではなくて、大手企業の1つの部署が1部屋を契約して使っているケースがあるようです。

使い勝手の良さが重視される

最近では、ブーツなどよりも、スニーカーがどんどん売れる時代になってきています。スニーカーは、ファッション性がそこそこである事に加えて、スポーツから登山まで使い勝手が広いのです。人々の需要が「使い勝手の良さ」になってきている事は間違いないでしょう。

ユニクロの服装も、使い勝手の良さを重視するようになってきており、『持ち運べるシリーズ』が人気となっています。ポータブルにコンパクトにまとめられる『持ち運べるダウン』であったり、『持ち運べるベスト』などは、使い勝手から人気となっています。もし、旅行に行かなかった場合でも、普段着で使う事ができるので利用用途が広くて便利です。

人々の需要を知る手法

人々の需要が知りたければ、その当事者になるのが一番の手っ取り早い方法です。例えば、旅行に行きたい人が何を持っていけば便利なのか?ということを良く考えるわけです。服装から寝袋まで『持ち運びができれば便利』と考える人が多いですし、そのために人々がお金を支払おうとします。

ワークスタイルを変化させる

以前のように朝に会社に出社して、夕方まで勤務して帰るようなスタイルは、もう過去のものになろうとしています。自分のワークスタイルの確立というのは、自分の人生を豊かにする上で大切です。自分のワークスタイルを自分で決める事は、時代の需要として重要になってきています。

スタートアップ企業などは、都心でコワーキングスペースを使う手法などでコストを抑えてきましたが、そもそも「オフィスがいらない」時代という認識を持つ必要がありそうです。

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