鳥貴族の業績がヤバイ。


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  • 11 June 2021
  • のぶやん

鳥貴族が3年連続の赤字に苦しんでいます。

2021年7月期(連結)の業績予想は、売上高227億6900万円、営業利益19億4100万円の赤字、当期純利益8億6100万円の赤字と発表されています。赤字が3年連続であり、このまま赤字が続いた場合には、銀行からの借り入れなどが難しくなる可能性もあり、企業の存続も危ぶまれる事態に発展する可能性もあるでしょう。

値上げによる客離れ

鳥貴族は2017年10月、それまで「全品280円」から、298円(いずれも税別)に値上げしました。1品あたり僅か18円の値上げでしたが、安く食べれるというイメージが大幅に悪化して、客離れが進んだとされています。なぜ、僅か18円の値上げで客離れが進んだかと言えば、顧客心理を無視した全品の値上げでイメージを悪化させた可能性があるでしょう。

来店客数を増やしたり、単価をあげたりするには、値上げを行わずに「むしろ値下げ」を行って来店客数を増やして、単価の高いものをメニューに入れることが有効になります。

消費税の値上げとダブルパンチ

鳥貴族が値上げしたタイミングは、消費税があがるタイミング(2019年10月)に近かったこともあり、値上げにより消費者心理が悪化したことは間違いないでしょう。消費税の値上げと、鳥貴族の18円の値上げのダブルパンチを受けると、会計時に支払う金額は、消費者から見て「安くなかった」という気持ちになり、お得感がなくなってしまうのです。

商品の価値が同じであるにも関わらず、値上げだけ断行してしまったことで、消費者離れを起こしてしまいました。値上げをしたことで、顧客は顧客離れを起こしたうえ、さらに注文数を減少させたことで、店舗が儲からなくなってしまいました。鳥貴族の値上げは完全に失敗しました。

競合他社による競争

鳥貴族の快進撃を受けて、他の居酒屋チェーン店も、焼き鳥メニューの拡充、似たような店舗の開店があり、競争が激化していきました。競争が激化したのは、経営努力で競合他社を駆逐する必要があったにも関わらず、値上げに頼って逆に業績不振を招いてしまいました。鳥貴族が値上げするならば、自然と安く販売している競合他社に流れてしまうことになりますね。

DINAMIXが運営する「鳥二郎」は、価格を270円に据え置いたので、そちらに客が流れたとも言われています。そもそも、居酒屋などは、「行っても、行かなくてもいい」業態であり、インフラ会社と違って安定していない業界ともされています。そのために、値上げのようなことをすると、他社に奪われてしまう危険性が高いのでしょう。

お酒を飲まない人の増加

今の20代を中心に「お酒を飲まない人」が増加しています。その中で、居酒屋チェーン店を選ばない人が増えているのです。20代の間では、居酒屋チェーン店は、「高くてダサい」というイメージが定着しています。特に居酒屋チェーン店は、ワタミのように街の至る所にある日常風景に感じるので、わざわざ大事な友人と行く場所ではないと判断されるのです。

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