顧客の信頼を失った時にどう対処するか-松屋の腐った肉事件から
前の記事で松屋でどう見ても見本と違う腐った肉とみられる物体の提供を受けて、松屋に二度と行かないと言う記事を書きました。日本の店舗で働いているのは、ほとんどやる気のないアルバイトなので、店舗でどんな文句を言った所で本部に伝わるかどうかわからないのです。最良の最善策は、トラブルが起こったら、それをブログに書いたり周囲に伝えたりして、自分は二度とトラブルが起こった会社を利用しないという事です。そういううトラブルが起こる会社というのは、ワタミでも、マクドナルドでも遠からず経営危機になるからです。
戦いの半分以上が戦う前に決まる
日本の陸軍では、補給を軽視したと言われています。日本の海軍では、修復を軽視していたと言われています。日本の空軍では、軽さだけを重んじて、人命を軽視していました。いずれにしても、軽視してはいけないエンジニアの部分を軽視する傾向があり、幹部などがエンジニアを下っ端か何かと勘違いしていたという事があるでしょう。実際には、今でも企業の幹部でそういった勘違いをしている人は多くて、ITに詳しい人がいるのに重宝できなかったりと、日本の企業が世界的に考え方が非常に遅れる要因となっています。
現在のアルバイトがそうですけど、船の乗組員が上からの指示によって動いているという状況では、臨機応変に対応できません。現場の責任者として対応する事が求められないのです。私も様々な企業に入って技術者として活動しましたが、現場での権限が非常に曖昧になっており、上からの支持を待たないといけないという状況になってしまいます。事前の話し合いであったり、訓練も全くないような状況で、勝手に判断しろ、お前の責任だというのは、非常に無責任な話です。組織として成立していないような曖昧なマネジメントでは、何かあった時に対処できません。
日本軍は、攻撃の事しか頭になかった
修復者だけではなくて、暗号の解読者、そして医療班、偵察機の数など、戦略的に重要なものまで軽視されていました。ゼロ戦にいたっては、優秀と言われながらも、それは「速さ、軽さ、旋回性能」などが重視され過ぎており、パイロットの安全性など重視荒れませんでした。その結果として、1発でも食らったらすぐに墜落するという事が起こってしまいます。もっとも替えが効かないパイロットが沢山死ぬことになったのです。
長期的な少子高齢化が国力に重大な影響を及ぼす事など考えず、国の政治家たちというのは、中央集権国家を良い事に少子高齢化を放置して、「今だけ良ければ全ていい」という考え方です。現在も、日本政府が軍国主義化していますけど、工業力、経済力が低迷する中で、防衛費を強化しようと言うのだから、頭が狂っているとしか言いようがないでしょう。国が滅びます。
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