労働者では豊かになれない時代にどうすべきか？

20歳からずっとサラリーマンをやっていて、40歳になって「脱サラ」が難しいことは容易に想像できます。やはり、下準備がないと、人間は突然に脱サラなんてできるものではないのです。

職場に増える非正規雇用

日本の労働者の3分の1は「非正規雇用」であるとされています。かつての武士が、強力な鉄砲の出現で「徴兵制」となったのと同様、かつての専門職が「非正規雇用の誰でもできるような仕事」に置き換わってきているのです。そのため、正社員という職業が不必要になってきています。

私生活を重視する人も増える

自分が何のために働いているのか？ということを考える人も増えて、職場だけで人生を終えられないと感じる人も増えています。また、「労働で働くだけでは豊かになれない」時代になってきたということもあるでしょう。一生懸命に働けば給料がどんどん伸びていくような時代ではなくなってきています。

必要になる能力が変化する

時代によって「必要になる能力」は変化していきます。今では、マーケティングの最前線は、インターネットの動画広告などになっています。動画広告などに精通していなければ、インターネット企業に高額の広告料金を支払うことになってしまうのです。

今の時代に求められるのは、「インターネット上で売る力」であり、情報処理能力＋想像力＝動画の企画などのスキルで稼ぐ人が増えてきています。情報処理で稼ぐところに手を出せないと、負け組になってしまう社会構造になっています。

社会人で勉強しないとダメ

社会人になってから新しい知識をどんどん勉強しない人は、時代に取り残されることになっていきます。社会人になってからも「学ぶ」という姿勢を捨てないことが大切になります。

退職してからも働く人たち

60歳で定年退職にならず、60歳を過ぎても働き続ける人が増えてきました。