投資家に労働者が勝てないゲームによる少子化

  • 29 February 2024
  • のぶやん
内閣府 少子化

少子化の根本的な原因は、投資を行った方が、労働を行うよりも稼げてしまう構造上の問題になります。

投資家に勝てないゲーム

NISAで1800万円の投資を行えば、3%の配当を得るとして54万円の完全な非課税配当を得ることが出来るようになります。54万円は、1ヵ月あたりにすると約4.5万円に相当します。国民年金が6万円の支給であるとすると、4.5万円の配当金というのは少ない数字ではありません。しかも、国民年金が雑所得になるのに対して、NISAは完全に非課税になります。

個人投資の非効率化

日本のようにデフレ社会だと、自分自身に投資するよりも、大資本に投資した方が勝てるようになり、大資本に資本が集中することになっていきます。

女性との競争にさらされる

女性の社会進出が進んだことで、男性は、女性との競争にもさらされるようになっています。軍隊ですら、女性の上官がいることが当たり前のようになっています。

男性自身が稼ぐ力を失う

男性自身が稼ぐ力を失っているということは、少子化の原因になっています。簡単に言えば、男性は自己投資しても稼げるようにならないような厳しい状況と言うことです。このような中で勝ち残るためには、昭和の時代以上に「リスクを取り続ける行動」が必要になります。周囲の言う通りに行動したのでは、結果がでません。

お金の行き先を変える

普通の人間というのは、限られたお金の中で生きていかなくてはいけません。その限定されたお金で、普通にやりくりしたのでは、普通の生活以下の生活になってしまうので、普通ではないやり方を生み出さなくてはいけないということになります。

NISAの非課税枠を利用

NISAは「収入が全て非課税」になるというシステムになっているので、実質的な投資リターンは、表面リターンよりも相当に高くなります。他の収入源を持つぐらいであれば、全てNISAからの収入を得た方が非課税になることが多いからです。

1800万円を投資すれば、1年間に54万円だけ非課税所得が得られることになります。そうすると、年収500万円のサラリーマン(手取り400万)だとすれば、1割以上の収入がアップするということになるのです。

自己投資を抑制する動き

少子化については、経済学的な観点から見ると、自己投資(子供含む)よりも、他者投資(株式・債権投資)のリターンが上回る時、多くの人が他者投資を強制的に選択させられる。 20代で自分にお金を使わず、みんな株式投資しているような状況。自己投資の将来リターンが低いとそういう社会になる。

テレビを見ると馬鹿になる

テレビを見たりしていると、昭和時代から脱却することが出来なくなります。つまり、馬鹿になるということです。

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