見切り発車する中国と、良く考えて実行する日本

  • 23 May 2017
  • WEB情報屋

日本企業がたじろぐ華人経営者の圧倒的「奇人」力
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/50072

中国人と日本人の教育は全く異なっていて、日本人は『見切り発車』を嫌うので、事業家には向かないかもしれない。LINEであったり、NAVERまとめが韓国企業から生み出されたのは、グレーゾーンであったところを賢く攻めたからだった。著作権がギリギリのところを攻めたり、友達の個人情報まで勝手に取得して繋がるシステムでLINEを構築したりした。

中国人の多くは準備が下手

中国人は、準備が下手でその場でやりくりしようと頑張る人が多いです。ある意味では、非常に未熟な状態であり、勢いだけでどんどん進んでいた旧日本軍みたいなところがあるのかもしれません。日本でも、バブル前に審査など曖昧に貸し出しを行ったり、NYにあるタワーを採算度外視で購入するような事はありました。

中国人の多くは、今でも画一的な教育しか受けておらず、自分で考える(準備能力)が不足しています。その為に長期の視点で物事をとらえず、目の前の利益を追い求めて損失を被る事が多いという特徴もあります。今でこそ、慎重に全ての物事を良く決める日本人ですが、かつては中国人と同じように情報を集める事を知らず、見切り発車を行っていた時期もあります。最初はメチャクチャであったとしても、経験を積むうちに修正されて計画性が増していく事はあるでしょう。それだけガチガチになりますが。

先に取り組んだ人が勝ち

小米の雷軍は、『風が強ければ豚も空を飛ぶ』と発言していて、時代の風が強い状態だったら誰でもいけるという趣旨の発言をしています。見切り発車の小米は、2011年に最初の1号携帯を発表して以降、中国でトップ5に入るまでに成長していましたが、2017年になると既に上位に入れないほど失速しています。

小米の特徴は、アップルを真似て安く作る所にありましたが、他社も全く同じ方法を取り始めた事で優位性が薄れて、携帯販売数が大幅に失速する事になりました。今の中国では、『先に真似たものが勝ち』という事で、海外のものをいち早く真似るという姿勢で挑む企業が増えています。

アップルを真似る企業は沢山あったかもしれませんが、その中で小米科技が大きな成功をしたのは、やはり雷軍にそれなりの資金と、技術に対する経験・理解があったからでしょう。

計画立ててもダメな時はある

エベレストに登頂する時には、綿密な計画を練っていくのが普通ですが、計画を立てたところで、天気が予想外に崩れたりすれば、死ぬときはあります。もちろん、計画を綿密に立てる事で、生存率を飛躍的に高める事はできますが、それでも限界がある事は間違いありません。

ポーカーで勝率を上げる為に確立を考えながら練習を繰り返して、それで最前線で戦っているプロであったとしても、ほとんど全て勝てるという事はありません。最初から手がダメな時というのは、プロだったとしても勝負せずにおりるという選択をしないといけない事も多いです。

どんどん進めて失敗する例

特に日本のように人口も増えておらず、少子高齢化が起こっている経済状況では、どんどん進めたところで失敗のリスクは非常に大きいと言えるでしょう。中国のように成長している経済であれば、見切り発車で失敗したとしても、別分野で応用したり、他の事業で稼いだりすることができるかもしれませんが、日本で大きな失敗は命取りになりかねず、慎重にならざる得ないという事情もあります。

実際、慎重にやった企業が生き残って、情報を集めないままに見切り発車でどんどん進めたシャープや東芝が非常に危険な状況に陥っていいます。お金を持っているはずの企業がその使い道を誤って、あっという間に企業が潰れてしまったのです。

10年後を考えた行動

急がば回れという言葉があるように、確かに良く考える事は非常に重要です。しかし、考えすぎていたら中国の経済成長なんてあっという間に終わってしまう事も確かです。基本的な考え方として、『勝てる時に大きく勝って、それを維持する』というだけでしょう。子供だって、生む年齢というのは期間限定で、男女ともに40歳ぐらいまでが限界とされています。

既存のルールだけの上で勝負していたのでは、周囲から搾取されるだけになってしまいます。中国でも、日本でもグレーゾーンで違法にならないように研究しながら、ルールだけにとらわれない柔軟性を持つ事が大切になるでしょう。例えば、日本の法律に自分があわないからと、海外移住などをしてビジネスを行っている人もいます。真面目すぎる人は、新しいビジネスには向かないと言えるでしょう。

人間の欲が失敗を導く

1億円あったとすれば、3%で運用して300万円なので食べていけるはずなんです。しかし、それに失敗してしまう人がいるのは、1億円を10%で運用したくなるからでしょう。

タグ: 
カテゴリ: 

関連記事


税金の無駄使い3兆円東京五輪は中止