プレゼンテーションと盛る力がないとマーケティングが成功しない?盛る力がさらなる成功を呼び寄せる?虚言癖とは違うのか?

  • 15 December 2018
  • のぶやん
プレゼンテーションと盛る力がないとマーケティングが成功しない?

缶詰の中でも特に愛好者が多くて人気のツナ缶(いなば ライトツナスーパーノンオイル 5缶)は、1缶100円ほどで売られています。このツナ缶は、レストランなどでも利用されたりしていますが、レストランで盛り付けた瞬間に数倍~数十倍の価格に跳ね上がります。

高級料理店などでは、その料理自体の単価よりも、その場の雰囲気を楽しむという事にお金を支払っている部分があるので、料理自体が盛り付けで高くなっていたとしても、それ自体は有りになっているのです。

プレゼンテーションと盛る力がないとマーケティングが成功しない?

求められるプレゼン能力

商品の差がほとんどない社会においては、高いプレゼンテーション能力が求められる社会になっています。嘘を付いて商品を売っているという罪悪感があるうちは、商品は売れません。自分でも嘘ではないと信じ込んで売り込む人が商品を売る事ができて営業成績もトップになる事ができます。

ペーパーテストでは、暗記する事が求められますが、それだけではビジネスに役に立たない事があります。ビジネスで成功するためには、周囲の人を巻き込んでお金を集めたり、説得力を持った話し方をする必要があります。

誰でも話を盛る事はある

誰でも話を大きくする行為を日常的に行うようになっています。その典型的な例がSNSで、特に写真のインスタグラムでは、旅行などの写真で良い所だけを加工して見せびらかすという事が流行しています。

ホテルで提供する部屋の写真であったり、レストランが提供する写真と実物が全く異なっていたという事が苦情沙汰になる事もあります。そんな事が頻繁に起こると、誰もホテルが提供している写真を信用・参照しなくなって、実際に訪問した人が撮影した写真を信じるようになってきています。

テレビで行われる過剰表現

テレビでも過剰表現というのは、良く行われており、それが時に問題視される事があります。例えば、一般的な外科医を『神の手を持つ外科医』と持ちあげてみたりなど、表現は過剰であるけれど、嘘ではないという事が良くあり、世間も「まあ、優秀な人なんだろうな」という感じで受け止めたりします。

日本のテレビ番組の盛り方は、公共放送とされるNHKでさえ、役者に演技させたり、嘘を本当のように流したりする過剰表現が頻繁に問題になっています。そうしないと視聴率が取れないという事もありますが、結果的に視聴者を騙している事になっています。

実物以上に盛る写真集

写真集は、プロのカメラマンが本人を実力以上に撮影して、それを売り物にするように加工・編集して市場に出されます。このために、本人すら驚くほどに美しく見える写真が完成します。その写真集が売れれば、世間にも高く評価されるようになり、CMなどの他の仕事にも繋がる事があるでしょう。

特に芸能関係では、少しぐらいオーバーに表現する事が悪い事と思われる事は少ないので、年齢を2歳ぐらいサバを読んだり、写真を加工したりすることは、良くある事として認識されています。

儲け話をする証券マン

証券マンは、株を売るためにしきりに『株が儲かる』という話をします。しかし、ほとんどの証券マンが自分でオススメする株を保有している訳ではありません。『そんなに儲かるのだったら、あなたが株の売買をすればいいじゃないか』というのは、誰でも疑問に思う事でしょう。

証券マンは、自分で買いもしない株を赤の他人に売りつけているという事になります。自分で本当に良いと思っている銘柄ならば、自分でも必ず購入するはずですが、それをせずに他人に売りつけるというのは、どういう事なんでしょうか?

最強の営業マンになるためには、自分も株式を購入した上で『私も買っています』という事です。あとは、自分が良いと完全に信じ込んで自信満々に売らなければ、誰も勧められて買う人はいないでしょう。優秀な証券営業マンは、将来の話をするなどして会話を大いに盛り上げて、妄想を膨らませた顧客に株を買ってもらいます。顧客の夢を膨らませるというのが商売の職業です。

出来ない事を出来ると発言する中国人

中国では、履歴書で少しでも出来る事をPRする傾向があります。日本語を少し勉強しただけで、日本語が出来ると履歴書に書いたりするという事です。採用された後から、日本語が下手な事が分かっても、そこで日本語を良く勉強して、実際に話せるようになるという事が良く行われています。

人口が13億人を超える国において、競争社会で勝つことは容易な事ではありません。学歴があって、コネがある人は沢山いる訳で、その中でさらに勝ち上がるための激しい競争社会で『盛る力』を試し合う事になります。履歴書でも盛る力ぐらいないと相手にもされません。それは中国人に限った事ではなくて、自由に履歴書でPRして、自分を強く見せて勝ち上がっていくのは、イギリス、アメリカなどの社会でも良く見られる事です。

STAP細胞の小保方さん

STAP細胞でメディアに出演した小保方さんは、インターネット上で『虚言癖』があると言われたりしています。記者会見において、STAP細胞を200回ほど実現したという発言を行ったのは、自分を防衛するために嘘をついたものだと思われています。何故なら、その後の検証でSTAP細胞は再現できなかったからです。

プライドの高さ、他人より有利に立ちたいという思いから、自分の資産・経歴・状況などを誤魔化すのは、虚言癖であるとされています。他の人に嘘をついても、その嘘を「いずれ実現できる現実」と思う事で現実との境目が曖昧になり、他人を傷つけた上で人間関係が壊れていきます。

プライドの高さで陥る虚言癖

理想が高い状態にある人が現実とのギャップに苦しむと「虚言癖」が発動されます。

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