湯快リゾートがスキー場よりも人気の理由は?

  • 30 December 2021
  • のぶやん
湯快リゾートがスキー場よりも人気の理由は?

スキー場のレンタルが高額すぎる

スキー場にファミリーで行くのは、温泉地に行くよりも随分と高くついてしまうのです。スキー場は、ツアーで休日に参加するとレンタル込みで1.5万円もかかるのです。他に楽しいことがなければ、それでもスキー場にいくかもしれませんが、他に楽しいことがあれば、1人で1.5万円もかかるスキーは、コスパが悪いということになります。

愉快リゾートの能登半島の施設などは、新大阪駅から能登半島までの7時間半もかかるバス往復1泊2食付きで1万2000円という激安価格を実現しています。これは、スキーツアーより「温泉ツアーの方がいいのではないか」と思えてしまいます。バスで遠くの大都市から客を連れてくるビジネスモデルなのです。

ディズニーランドより高額

スキーに行くためには、ディズニーランド(入場料が約9000円)を支払う必要があります。それでも、スキーをするよりも安上がりなのです。スキーは、それだけコストが高いということになります。しかも、何度も行かないと上達しないので、簡単に楽しめない娯楽なのです。そんなに簡単・手軽に楽しめない娯楽に手を出すより、簡単・手軽にディズニーランド・USJに行った方が良いというのは、理解できる話です。

料金の明確化と価格破壊

湯快リゾートの特徴は、料金が明瞭であることと、価格破壊を行った事です。1万円ほどで、朝食、夕食、温泉が付いてくるので、ファミリーで行って旅館の中で楽しむことができます。いつ宿泊しても7800円で朝食、夕食、温泉付きという分かりやすい料金設定で、多くの顧客の獲得に成功しました。

最低限の従業員しか配置せず、1つの大型施設に10人以下の正社員しかいません。他は、アルバイトスタッフを大量に雇用するスタイルになっています。ただ、アルバイトスタッフでも募集をかけることが難しいので、年末年始などに派遣社員を雇用するようになっています。

経営破綻した温泉旅館の買い取り

石川県・能登半島の温泉旅館「金波荘」は、2009年12月に経営破綻して130年の歴史に幕を下ろしました。そこで買い取ったのが湯快リゾートだったのです。従来の旅館の不要なサービスを取り除き、布団を最初から敷いておいたり、浴衣が入口においてあって自分で持っていくスタイルになっています。

温泉のテーマパークであり、漫画本などもおいてあってファミリーで楽しめます。

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