定額住み放題サブスクの罠

サブスクには、細かいルール設定があって、それを理解するだけでメンドクサイです。しかも、そのルール設定は、頻繁に変更されたりするものです。

移動マニアの魅力を感じない

私は、日頃から全国を旅するような生き方をしており、かなりの日数をホテルで過ごします。その「アドレスホッパー」とも言える私が、定額住み放題に魅力を感じていない訳ですから、アドレスホッパーにとって、サブスクはほとんど魅力的なサービスではないということになります。

ホテルに住むより高くなる

ホテルに住むならば、安い個室で1泊5000円ぐらいが相場になります。安い部屋であれば、3500円ぐらいでありますし、土日で高くなった時でも、7000円あれば泊まるところが見つからないことはないでしょう。他拠点生活、定額住み放題というのは、1泊の相場が4000円ぐらいで設定されています。ホテルより僅かに安くなるだけで、場所が限定される、使い切れないと損をするというリスクを負う事になります。

移動に交通費がかかる

サブスクでは、ホテルと違って「住める家」が限定されてしまいます。全国の家に住めます！と言っておきながらも、実態は定住しなければ元が取れないような計算になっているのです。

誰が利用すればお得なのか？

サブスクで「同伴者の料金は無料」となっている場合には、2人以上でサブクスを利用すれば、確かに一般的なホテルより安価に利用できる可能性があるでしょう。地方ではホテルが高いので、『地方に住みたい人』にとっても魅力があるかもしれません。ただし、移動に（下手をすれば家賃を超える）多額の交通費がかかります。

車で移動をすることが多い人、例えば「車中泊で全国を移動している」という人には、駐車場が付いた場所が多いサブスクは人気があります。車中泊ばかりでは疲れてしまうので、やはりある程度のホテル代わりとして使える場所があると便利だからです。