シャープの債務超過転落と、東芝の過去最大赤字がヤバい。沈みゆく日本企業


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  • 12 May 2016
  • のぶやん

シャープは、会社資産をすべて売却したとしても、借金を返済できないという『債務超過』に陥った事が判明しました。もともと、債務超過に陥っていたのは、誰の目にも明らかでしたが、公式発表として債務超過に陥った事が発表されて、東証1部から東証2部に鞍替えとなりました。こんな債務を抱えた会社が上場を維持している事自体が本当はおかしなことです。

シャープ債務超過で事業は赤字垂れ流し

シャープの場合には、債務超過というだけではなくて、事業として赤字の垂れ流しが行われています。シャープは鴻海(ホンハイ)精密工業から社長を受け入れて立て直しをするとされていますが、立て直しに当たっては、シャープの徹底したコストカットによって、多くの失業者を生み出す事は目に見えているでしょう。今では、巨大資本になったホンハイがテコ入れするとはいえ、液晶以外に強みを持たず、競争力が失われているシャープを再建するのは、かなり大変そうです。少なくとも、日本の企業はどこも手を挙げませんでした。

液晶ディスプレーは、パソコンの液晶ディスプレーなどであれば、既に1万円ほどで買えてしまいます。安くなった液晶ディスプレーでは、大規模な市場に大規模に供給するシステムが必要で、今後とも業界の再編が加速していくものとみられています。そういった中で競争力の低いシャープがホンハイの傘下に入ったのは必然であったのかもしれません。

東芝の純損失が過去最大の4832億円

東芝の2016年3月期連結決算純損失が過去最大の4832億円という発表がされています。4832億円というのは、凄まじい赤字の金額であり、これを乗り切るだけの体力を東芝が持ち合わせているとは思えません。東芝の場合には、既にビジネスモデルが完全に破綻しており、日本政府が原発を廃炉にした時点において、倒産は確実になるでしょう。日立・三菱・東芝などが政府に多額の献金を送ったり、癒着するなどして原発再稼働などを進めていますが、そんなことは長続きするはずもありません。

東芝が出した営業赤字というのは7191億円でしたが、それを事業売却によって何とか4832億円にまで純損失を抑え込んだのでした。純損益は、医療機器子会社の東芝メディカルシステムズの売却益として3817億円を計上したことで4832億円の赤字と発表していますが、利益が出る事業を売却してもこの有様で、残っているのは利益が出づらい事業ばかりで、どうやって赤字を解消して借金を返済するというのでしょうか。もう、無理なんです。誰も買い手はつかないですし、どうしようもない状況に陥っています。

大事故を起こした日本の原発は、今すぐ廃炉にするべきなのに、一部の企業の為に恐ろしい原発を廃炉にしないのは、完全に頭の狂った選択なのです。ダメなものは、何をやってもダメなんです。バブル崩壊後に公的資金を注入して、非効率な経営を長引かせたツケは、派遣社員などの末端の人間が負う事になり、その結果として日本経済が更に悪化するというデフレスパイラルに陥りました。既に悪循環と言われる状況ではなくて、危機的状況になっており、日本政府ですら救えないレベルの巨額の債務、そしてビジネスモデル自体が破綻した企業を抱える結果となっています。

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