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インターネット販売が競争激化で儲からなくなってきている理由

  • 10 March 2018
  • のぶやん

インターネット上の販売は、最近になってますます競争激化してきています。1兆円を超える売り上げの楽天、アマゾン、Yahoo!ショッピングがしのぎを削り合っている状況で、ファッション専門に扱うZOZO TOWNが若者を中心に人気で、家電のヨドバシカメラも売り上げを伸ばしています。

このような状況で、オンラインショッピングの価格競争が激化しており、インターネットに出店しても簡単に儲からないようになってきています。

商品に含まれるコスト

インターネットで購入する商品には、様々なコストが上乗せされています。そのコストを考えると、商品を安く売り過ぎると全く利益が取れないという状況になっています。価格競争が激しさを増しており、アマゾンでは中国から直接出店する店舗も登場して競争が加速しています。

・クレジットカード手数料
・商品の郵送料
・ポイント負担金
・消費税
・広告費
・商品を保存する倉庫代金
・商品管理の人件費
・商品説明のコスト
・出店料・サーバー維持費

アマゾンでは、商品の郵送料を安く抑えようと郵送屋さんと協議も失敗して、全商品の無料化が終了しました。また、楽天がアマゾンに得意の『楽天ポイント』で攻勢を仕掛けて、楽天ポイント数倍セールを行って巻き返しを図っています。



郵送屋も簡単に儲からない

インターネットショッピングの発達で、郵送屋の郵送料は激増していますが、単価が下落して『あまり儲からない』状況に陥っています。取り扱いを増やしているにも関わらず、郵送単価が下落すると、利益が変わらない状況になってしまいます。

2014年3月には、佐川急便がアマゾン郵送から撤退して、代わりにヤマト運輸・日本郵便に切り替えて、ヤマト運輸の郵送料は激増して仕事の負担が増えたにも関わらず、単価が下落して儲かりませんでした。そこでヤマト運輸も郵送費の見直しを行うなどの流れがあります。

他社との差別化が重要

他社との差別化をどう進めていくかが非常に重要になっていくでしょう。同じサービスをしたのでは、利用者が安い方に逃げてしまいます。


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