くら寿司は、シャリが小さくて、おまけに値上げしてます。企業努力と言えばそうなのかもしれませんが、短期間の値上げで「価格に対する満足度」が大幅に低下しました。くら寿司でおなか一杯に食べようとすれば、2000円は軽く超えてきて、下手をすれば3000円以上もかかるようになっています。すでに「庶民が気軽に行ける場所」ではない印象を受けます。
くら寿司と言えば、GOTO EATの時に「無限くら寿司」というので話題になったお店で、あの時には夜中でも予約が取れないほどに混雑していました。私も何度もくら寿司にいって、楽しく食べた記憶があります。あれから2年がたち、くら寿司に久しぶりに行ったんです。
以前は、混雑していた店内ですが、くら寿司に午後6:00頃に行ったらガラガラで空いていました。何故かと言えば、値上げして客離れを起こしたからです。
以前の100円寿司と言えば、『1000円ぐらいでおなか一杯に食べられる場所』であり、ファミレスと同列に楽しめる場所だったんです。色々な種類の寿司を低価で楽しめる場所は、ファミリー向けにも人気がありました。今は、もはや子供が食べても1000円を軽く超えて、好き放題に食べていたら、軽く3000円を超えてしまいます。
シャリが驚くほど小さくなっていました。衝撃を受けるほどに小さくなっていたんです。だいたい3分の2ぐらいになっています。つまり、大体30%ぐらい値上げされていたということです。さらに、価格も上がっているので、実質的に価格が2倍になってしまったような感覚を受けます。
くら寿司は、もともと110円寿司(100円寿司)のうりなんですが、今では最安が125円になり、はまちなどは130円になっています。以前であれば、おなか一杯に食べても1500円ぐらいでしたが、今ではおなか一杯に食べたら軽く2000円を超えるどころか、2500円、3000円なんて金額にもなりかねません。くら寿司は、すでに庶民が気軽に来る場所ではなくなってしまっています。
くら寿司のはまちは、100円→115円→130円と、短期間に30%も高くなってしまいました。そして、値段があがったのに、シャリが小さくなってしまいました。簡単に言えば、50%以上の値上げを行ったということです。これでは、客足が遠のいて当然と言えるでしょう。家族で食べたら、軽く6000円、7000円もかかってしまって、気軽に外食できたものではありません。
安い価格で、いろいろな種類を楽しめるのが100円寿司の楽しさだったのですが、はまちばかりオーダーしている自分には、楽しさを感じることはありません。漬けマグロとか、全く美味しくないんです。安い価格で提供されているもので、美味しいと思って食べられるのは、サーモンと、はまちぐらいのものです。
回転すしの良さは、「安くて種類を楽しめる」というものでした。寿司を食べたいとは思いますが、別に寿司である必要はないのです。要は、何でもいいから、とにかく安く種類を楽しめればいいと思っていたりするのです。それが実現できない100円寿司屋は、「つまらない場所」になってしまいました。
回転ずしで3000円を支払うぐらいであれば、普通のすし屋で3000円支払った方がいいです。普通にすし屋に行けば、夕食でも3000円でセットをオーダーすることができます。わざわざ回転ずしにいく理由もないです。