何が草津を良い場所に変えたのか?

  • 12 December 2023
  • のぶやん
何が草津を良い場所に変えたのか?

2010年に町長に就任した黒岩信忠氏

2010年に町長に就任した黒岩氏は、ビジネス感覚を町の運営に持ち込みます。それは、「投資をしたら回収する」というものです。湯畑前に投資したお金は、11億円という巨額の費用で、1つの小さな町としては巨大プロジェクトでした。

再生事業の絞り込み

町長と専門家(北山氏)との話し合いによって、草津温泉を3つの事業で絞り込みが計画されました。日帰り温泉「御座之湯」、イベントスペース「湯治広場」、湯もみショー施設「熱乃湯」リニューアルで、いずれも中心地にお金を集中投下する案となっています。それを説明会を通じた「合意形成」を行っています。建物を建てるとお金がかかりますが、広場であれば、それほど整備費用がかかりません。

日帰り温泉は、誰でも入浴することができるので、旅館に宿泊しないで日帰りする層に楽しみを提供しました。

街づくりをきちんと行う

黒岩氏は、ホテルの中で完結するようなものではなくて、その街の魅力を高めることが「全体を盛り上げることになる」と考えたということです。例えば、滞在時間を増やすための工夫として、夜のライトアップを何と1.4億円もかけて専門家に依頼するという熱の入れようです。

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