Mixiの利用が大学生2%という衝撃

  • 10 December 2012
  • WEB情報屋

Mixiの大学生利用率が2010年に97%あったものが、2012年の調査で2%にまで減少したという事が話題になっていました。ミクシィは、現在の大学生の間では、ほとんど利用されていないという現状が明らかになったわけです。

Google TrendにおけるMixiの下落ぶり(PC版だが、トレンドは反映されています。)

ミクシィ

 

2010年から2012年に起きた変化

・コンテンツ共有方法の変化

先ず、2010年頃からNAVERまとめなどのキュレーションサービスが急成長してきたという事があります。こうしたキュレーションサービスが伸びる背景としては、全てGoogleなどに依存せずに「リアルタイムで共有できる」という一点に尽きます。リアルタイムで共有するのに適したプラットフォームを提供しているのがTwitterであり、Facebookであったわけで、そこにMixiは入っていません。

Twitterにしても、Facebookにしても、外部のサイトで「いいねボタン」「Tweetボタン」が設置されて、それで共有されるというスタイルが確立されてしまいました。Mixiボタンが設置されるのはずっと後になってからの事で、これはGoogleプラスと同じようにユーザーに受け入れられていません。Mixiは外部サイトとの連携に失敗して、外部サイトからアクセス集めができていないのですね。

NAVERまとめだって、奨励者がNAVERまとめの内部リンク貼りまくって、内部からのアクセス集めに集中していたら、そのうちにマジで終わりますね。外部サイトからアクセス引っ張ってくるユーザーをもっと重宝して、外部サイトからNAVERまとめにジャンジャンアクセス引っ張ってこないと、Mixiの二の舞になりかねません。

・スマホの普及

Greeがスマートフォンを中心のサイトにしたのに対して、ミクシィはスマートフォンに対応するのが遅れました。スマホでは、アプリケーションをインストールして、シンプルに使える事が条件になります。そこで、Twitterであったり、Lineなどのシンプルさが大学生にも受け入れられていると考えられます。

・ミクシィのユーザー層高齢化

ミクシィは、開始から既に10年近くを経ていて、かつてはインターネットの中心にいた20代、30代のユーザー層は、既に30代、40代になっています。このような中で、ミクシィのユーザー層が高齢化したと指摘する声もあります。

勢いを増していくスマホのアプリ

・LINEの伸びがハンパない

今、勢いがあるとすれば、無料通話機能のLINEでしょう。これは、ソーシャルネットワークとはちょっと違っていて、どちらかと言えばチャットと無料通話がメインとなっています。従来のソーシャルネットワークは終焉を迎えて、これからはスマートフォンで実用生活に活用できる分野のコンテンツが伸びていくでしょうね。

・旅行も、買い物もスマートフォンで

旅行する時には、今まで面倒だった「航空チケットの購入」がスマートフォンの1クリックでできたら便利ですよね。あとは、買い物だって、外出先の家電量販店で価格をチェックして、スマホの方が安ければネットで購入することもできます。いずれにしても、スマートフォンで気軽にできるサービスが受け入れられる方向に変わってきていますね。この流れは、5年-10年は続くでしょう。

MixiとLINEの最大の違い

・LINEは通話料が抑えられる

Mixiがこれほど低下して、LINEがこれほど伸びる背景には、LINEを使うことが「携帯電話の料金を安くできる」という経済的メリットを享受できる点にあると考えられます。大学生は金がなくてもスマートフォンの固定料金契約をしている訳であり、そこで携帯の通話料金を安くあげようとする試みでLINEが使われていると考えるべきでしょう。一方のMixiはいくら使っても何も経済的メリットを享受できません。

・Mixiのコミュニティは管理メリットがゼロ

Mixiのコミュニティが荒れ果てた理由としては、管理者に対して何もメリットをもたらさなかったという事でしょう。Mixiのコミュニティの管理者に対して広告料金の分配などを行っていけば管理者もやる気が出たかもしれませんが、管理者がMixiをやめた時点でコミュニティは荒廃して、全く使えないコミュニティになってしまいます。

 

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