海外口座のサポート業務に騙されるな!海外の口座は自分自身で開設すべき理由

  • 20 May 2017
  • のぶやん

何の流行か知りませんけど、HSBC香港の口座などをわざわざ香港で開設しても、それを持て余している人が沢山います。使うあてもないのに開設しなければいいのにと思うのですけど、『とりあえず持っておこう』という感じでしょうか。それで、口座にアクセスできなくなったとか嘆いている人がいますが、どうして自分で口座も管理できないのに口座開設するのか謎です。

サポート業者に騙されるな

HSBC香港の口座開設などというサポート業者は沢山あります。それらは、ツアーと称して人を集めて、集団でHSBCに乗り込んで口座開設をさせて、まとめて口座開設をして手数料を頂くというようなビジネスをやっています。1回の口座開設料金は、1万円~10万円までまちまちです。

海外法人サポートと称した人のブログなどを見ると、連絡先がGmailとかで、オイオイと思ったりします。Gmailで大事な個人情報をやり取りしている時点で、もう金融系の業者を名乗る資格がありません。HSBCなど海外口座を開設したいというのであれば、自分で現地のHSBC銀行に行って、聞いてみればいいのです。それで必要書類を確認して、口座開設できるぐらい自分でできないと、口座を持っても意味がないでしょう。

最近、歓迎されないサポート業者

HSBCも当初は日本人の客から預金がある事を喜んで受けていたので、サポート業者とされる人たちが連れてくる客を相手にしていました。日本人は、サラリーマンでも、人によって1000万円単位の預金をしてくれるのでありがたい存在なのでしょう。日本でも株式売買益にかかる税金は20%と他の税金と比較すると低いので、サラリーマンが香港に口座開設する意味はあまりないと思うのですが、海外口座があって困る事はないと多くのサラリーマンが口座開設していたようです。

最近は、国際的に税務の監視体制も強まってきて、サポート業者という人が大量に連れてくる顧客は、歓迎されなくなってきた傾向があるようです。そもそも、サポート業者たる人が連れてくる人は、英語・中国語などの外国語が全くできなかったり、それ以上に現地の状況を全く理解できなかったりして、それ自体がHSBCにとっても顧客の資質を欠いているからです。カネがあるだけで口座開設されても、頂く手数料以上にトラブルの要因になる可能性が出てきたのです。
 

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