家入一真が運営するクラウドファンディングCAMP FIRE(キャンプファイヤ)が1.5億円の大赤字でも、将来性ありそう

  • 23 December 2017
  • のぶやん
クラウドファンディングCAMP FIRE

家入一真さんと言えば、インターネット業界で知らない人がいないほどの有名人で、レンサバGMOペパボ創業者です。29歳の時にジャスダック市場へ最年少で上場して、数十億円という大金を手にしますが、散財してしまって今はあまり残っていないという事です。それでも、1978年生まれ(38歳)という年齢は、まだまだ第一線で活躍できる年齢で、多くの後輩たちに親しまれています。


クラウドファンディングは、インターネットを通じてお金を集められるシステムで、お金以外のお礼でお返しするというシステムになっています。寄付の要素が非常に強くて、お金を集めて何かやりたい人であったり、社会貢献の要素も強いサービスになっています。
クラウドファンディングCAMP FIRE

10億円の資金調達に成功

2017年11月に官報で発表された第6期キャンプファイアーの決算は、当期純損失が1億5079万円を計上しており、厳しい内容の決算になっています。累積の利益余剰金がマイナス2億7051万円という事で、クラウドファンディングのビジネスは、なかなか利益が出づらい状況にある事が分かります。

キャンプファイアーの赤字金額は大きいですが、2017年1月に3.3億円、2017年6月に6億円を調達に成功しており、赤字を出しながらも手持ちの資金にはまだ余裕があります。友達から資金を募るアプリ『polca』などもリリースしており、クラウドファンディングだけではないビジネスモデルの多角化で利益に結び付けていこうとする段階だと思われます。

米国で成功したクラウドファンディング

日本においてどれぐらいのクラウドファンディングの市場があるかは、未知数です。2009年にアメリカで設立されたKickstarterは、クラウドファンディング事業で既に数千億円も集めていて、クラウドファンディング事業の成功例としてあげられています。特徴としては、Amazon Paymentを利用している(手数料3-5%)点と、日本に比べて手数料が安い(5%)という点があります。このKickstarterは、2017年に日本にも上陸してきました。

日本では、キリスト教の国々に比べると『寄付する』という文化・考え方自体が薄いと言われる事もあり、そのような国民意識をクラウドファンディングが変えていき、世の中の多くの人を幸せにするのではないかと期待されています。

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