仮想通貨マイニング初心者が自作PCを組む時に気を付けるポイント

  • 1 March 2018
  • のぶやん

仮想通貨マイニングの初心者が自作PCを組む時には、いくつか気を付けるポイントをまとめました。CPU・GPUのデュアルマイニングを目指すPC構成のポイントをまとめました。

・CPUはRyzen 5 1600以上
・電源は80+Gold以上が望ましい
・マイニング専用マザーボードが望ましい
・グラボはGTX1050Ti以上が望ましい
・マイニング専用SSDが望ましい

実際にコスパを考えた構成例

CPUAMD CPU Ryzen5 1600 65W AM4 BOX
マザーボードBIOSTAR AMD B350 ATXマザーボード TB350-BTC
GPU玄人志向 GEFORCE GF-GTX1050Ti-4GB/OC/SF
電源玄人志向 80 PLUS Bronze 600W ATX電源 KRPW-N600W/85+
SSDBiostar製 マイニング向け 内蔵SSD2.5インチ 90GB TLC SATAⅢ

最小構成を考えた場合の予算
CPU:24000円 (Ryzen5 1600)
マザーボード:12000円 (BIOSTAR TB350-BTC)
GPU:21000円(Geforce 1050Ti)
電源:6000円 (玄人志向600W)
SSD:4500円(BIOSTAR 90G)
-------------------------
合計:67500円 +メモリ予算

マイニングでコストパフォーマンスを考えると、CPU Ryzen5 1600、GPU Geforce1050Tiがベストな選択肢で、それ以外を必要に応じてグラボ・電源の買い増しで、マイニングの出力を上げる事ができます。

CPUのマイニングも行う理由は、CPUでマイニングが非常に容易でコスパが高い通貨があるからです。マイニングが容易な通貨を採掘して、取引所を利用して好きな通貨に交換する事ができます。

CPUマイニングではRyzen

CPUマイニングでは、インテルよりRyzenを選ぶ方が省エネ・コア数の多さでコストパフォーマンスが良くなります。GPUと並行してCPUを動かしながらデュアルマイニングを考えていたり、MoneroのようにCPUを主体で考える場合には、迷わずRyzenを選びましょう。

RyzenのCPU選択は、予算に応じて65Wで動くRyzen5 1600(6コア12スレッド)を選択するか、65Wで動くRyzen7 1700(8コア16スレッド)を選択すれば省エネでコストパフォーマンスが良くなります。

AMD CPU Ryzen7 1700 with WraithSpire 65W cooler AM4 YD1700BBAEBOX
価格:33000円~36000円

電源は80+のGold以上が欲しい

マイニングの場合には、ゲームと異なって1日中パソコンを起動させておいた状態になるので、電気代金を安くしながら耐久性も求めて80+Gold以上を購入しましょう。お金がない場合には、マザーボードを安いものを選択しても、電源にお金をかけるべきでしょう。

電源を選ぶ時には、負荷50~70%と言われており、250~300Wの利用の場合に500Wと購入するぐらいが適切であるとされています。ある程度の余裕を持った電源を持っておいた方が安心感があります。

安定感抜群でオススメCyonic
電源650Wで1万円ほどで80+Goldを購入する事ができてパフォーマンス抜群です。


Cyonic PC電源 80PLUS GOLD プラグイン 650W ATX電源 5年保証 AU-650X
価格:9500円~12000円

Corsair電源がマイナーに人気!
複数のGPUを運用する場合1000W~1500Wの電源が人気があります。650~750W電源であれば、2台を繋げて使います。


Corsair HX1200i 80PLUS PLATINUM 1200W PC 電源ユニット PS569 CP-9020070-JP
価格:33000円~36000円

プロマイナーも使うCoolerMaster
CoolerMasterは、プロのマイナーご用達となっていて、マイニング向きで特にオススメです。


CoolerMaster 80PLUS PLUTINUM認証 1200W ATX電源ユニット V1200 Platinum (型番:RSC00-AFBAG1-JP)
価格:33000円~35000円

予算を抑えるなら玄人志向
どうしても電源の予算を押さえたい場合は、玄人志向の600Wが人気になっています。2台使えば1200Wを実現できます。

玄人志向 NEXTシリーズ 80 PLUS Bronze 600W ATX電源 KRPW-N600W/85+
価格:5000円~6000円

SilverStoneは、細かい所の作りが雑でマイナーに評判が悪いので避けた方が良いでしょう。

マイニング用のマザーボード

マイニング用のマザーボードを購入するメリットは、複数のGPUを接続する事が最初から前提に作られている点です。マイニング用のマザーボードであれば、複数のGPUを接続しても不具合を起こすことがありません。

CPUに合わせたマザーボードで組み立て自体は簡単ですが、マザーボードの細かい所は非常に複雑に作られているので、性能を良く理解するには勉強する時間が必要になります。

特にGPUマイニングで人気あるマザーボードH110 PRO BTC+ (注:CPUがインテル)


ASRock Intel H110 チップセット搭載 ATX マザーボード H110 PRO BTC+
価格:14000円~15000円

BIOSTER社がマイニング用にマザーボードを販売しており、GPU6枚接続できる人気商品になっています。

BIOSTAR AMD B350チップセット搭載 Ryzen対応 ATXマザーボード TB350-BTC
価格:11000円~13000円

Ryzen CPUであれば、マザーボードも安価なものが多いです。

ASRock AMD A320チップセット搭載 Micro ATX マザーボード A320M
価格:5500円~6000円

グラフィックボードGTX1050Ti以上

マイニングの需要でグラフィックボードの在庫が不足していますが、少量であれば量販店・アマゾンなどでも購入する事ができます。グラフィックボード内のメモリも重要になるので、メモリ数値が高いものを購入しましょう。

コストパフォーマンスを考えると、GTX1050Tiが最も人気があります。省エネ75Wなのに1台13.5Mが期待できます。


玄人志向 ビデオカード GEFORCE GTX 1050Ti搭載 グラフィックボード GF-GTX1050Ti-4GB/OC/SF
価格:19000円~23000円

本来、マイニングは高価なGPUほどコストパフォーマンスが高くなる傾向がありますが、GTX1070Tiなどは品切れが相次いでいます。

玄人志向 ビデオカード 新シリーズGALAKURO Whiteモデル GEFORCE GTX 1070Ti搭載 GK-GTX1070Ti-E8GB/WHITE
価格:70000円~80000円

マイニング専用SSDで高速&安定

マイニング向け内臓SSDを使うメリットは、24時間稼働しても大丈夫な耐久性で作られている点です。その自信の現れとしてBIOSTARのSSDに3年保証が付いています。

パソコンの実用性を考えると、90GBというのはギリギリの容量であり、まさに『マイニングに特化したSSD』と言えるでしょう。

Biostar製 マイニング向け 内蔵SSD2.5インチ 90GB TLC SATAⅢ SG681S2E39-SM1B9-BS2 3年保証
価格:4000円~5000円

人気があるSamsung SSD
SSDで人気のSamsung製 自作マザーボードに設置するSSDは、コスパが良いSamsung製が人気になっています。

Samsung SSD 120GB 850 ベーシックキット V-NAND搭載 2.5インチ 内蔵型 3年保証 日本サムスン正規品(白箱) MZ-7LN120B/EC
価格:8000円~9000円

グラボ搭載するライザーカード

マザーボードに複数台のグラフィックボードを搭載する時には、ライザーカードが必要になります。マザーボードのPCI-E Express PCI-E 1Xに差し込んで、PCI-E Express 16Xにグラフィックボードを搭載します。

N.ORANIE USB 3.0 PCI-E Express PCI-E 1X to 16X ライザー エクステンダーカード USB 3.0 PCI-E Express 拡張子ケーブル ビットコイン採掘 マイニング 4pin 6Pin PCI-E 6個セット

独自性を出す事の重要性

お金をかければ、誰でもインターネットで調べた通りに自作パソコンを組み立てて、仮想通貨のマイニングを開始する事は非常に簡単です。しかし、普通にマイニングしても日本の電気代が高くてほとんど儲からない状況になってきています。

仮想通貨のマイニング儲かる為には、何か自分なりの独自性が必要になるでしょう。例えば、仕事の関係から機材を激安で調達できたり、電気料金の契約が激安など、自分の強みがマイニングと重なっている必要があります。何も強みがないのにマイニングを行っても、勝てる見込みは非常に薄いと言えるでしょう。

ここで言う独自性と言うのは、BIOSの設定をいじってブーストかけるというような単純な話ではなくて、機材をタダのような価格で入手できたり、電気代をタダみたいな価格でマイニングしたりするような独自の方法です。世界中の人と戦うマイニングでは、自分でビジネスモデルを構築しなければすぐに戦えなくなります。

例えば、実家に住んで仮想通貨のマイニングをやるというのも1つの選択肢です。実家に住む事によって家賃負担を無くすことで、家賃分を電気代に回すことができるようになります。1人暮らしをしていると、家賃+電気代で厳しい状況になり出費ばかりかかるようになります。実家に居ることで、電気代が1ヶ月2~3万円かかっても問題になりません。

関連記事