激安1万円以下でGPUマイニング機を作る方法。激安の中古PCに激安グラボを搭載

  • 14 February 2018
  • のぶやん

日本では、仮想通貨Bitzeny、Yenten、Kotoなどで気軽に『CPUマイニング』をする事は可能です。しかし、CPUでマイニングできる仮想通貨は限られており、学生などお金がない人にとってGPUマイニングのハードルが高くなっています。

GPUマイニングするには、通常では10万円以上(特にグラフィックボードが高額)の予算が必要になり、学生などでお金がないとGPUマイニングできない状況にあります。そこで、お金に制限がある人でも、GPU機を手に入れる事ができる方法を紹介します。

激安の中古パソコンに激安の新品GPU(GT710)を搭載して1万円以内でGPU機を作る方法です。

スロットがある中古PCを買う

最初に必要になるのは、グラフィックボード付きのGPU中古パソコンです。中古パソコンは、楽天市場などで『中古 デスクトップ』と検索すると、最安値で4000円~6000円ぐらいで売っている中古PCを利用します。

マイニングに利用する中古デスクトップパソコンを買う時には、『グラフィックボードのスロットがある』という事が絶対条件になります。激安の中古PCでグラフィックボードのスロットが付いていたり、付いていなかったりとまちまちなので、購入する時に「PCI Express x16」スロットがあるかを確認しましょう。

「PCI Express x16」スロットは、多くのメーカー製のデスクトップPCに付属してます。
PCI Express x16

激安のグラボGT710を買う

Geforce GT710は、中古PCなど『電源が非常に弱いグラフィックボード』に最適の省エネタイプのグラフィックボードで、最安値3000円~4000円で売られています。20W以下なので、電源を交換せずにそのまま装着する事が可能です。このGT710なら240Wほどの中古デスクトップPCでも、電源不足になる心配はほぼありません。

ちなみに、このGT710以上のグラボを購入すると、激安の中古PCに搭載すると電源不足になってしまいます。このGeforce GT710以上の性能のグラフィックボードを激安中古PCに搭載したい時は、電源の交換をしなければ危ないです。

玄人志向 ビデオカードGEFORCE GT 710搭載 ロープロファイル 空冷FAN GF-GT710-E1GB/LP


価格:3000~4000円

非力なグラフィックボードなので通常ではマイニングに使われる事はありませんが、中古デスクトップに搭載してGPUマイニングを行いたいという事であれば、このGT710が優れた選択肢となります。

*富士通製のパソコンであれば、Geforce GT710をそのまま取りつけれる事が多いですが、HP製のパソコンなどで取り付け口がそのままで合わない場合、購入したGT710の先端を外してD-sub端子(VGA)を分離する簡単な作業が必要になります。

「PCI Express x16」スロットにGT710を差し込むだけで簡単に取り付け完了。
GT710

購入したパソコンに不幸にもPCI Experss x16がなくて、PCI Express x1のみある場合は、PCI - Express x1 to x16 延長 変換 ケーブルまたは、PCI Express x1 - x16変換カードを購入する事で、PCI Express x1を利用する事が可能になります。

BIOS画面で優先度を変更する

メーカー製のパソコンは、通常で優先度がグラフィックボードに向いていない場合、グラフィックボードを認識しない事があります。パソコンを立ち上げた時に『F2』ボタンを押すなどしてBIOS画面(青とか黒の起動画面)に移行して、優先度の変更を行います。

富士通製のパソコンなどでは、BIOS画面において、詳細 > プライマリディスプレイ >「自動」になっているものを「ICPE」に変更するだけで、ICPE優先になります。これでパソコンを起動し直すと、グラフィックボードのインストールが可能になります。HP製の中古パソコンのように、この作業をしなくても認識するパソコンもあります。

メーカー製のパソコンでも、BIOSでオーバークロック(CPUのブースト)設定ができるものがありますが、メーカー製のパソコンでオーバークロック(OC)を行うのは、電源回路の負担、冷却の問題などがあるので避けましょう。

GPUマイニングが行える

中古のパソコン+GT710を使うと、最安値8000円ほどでGPUマイニングが行えるようになります。GT710は、GPUのマイニング機としては非常に非力であり、まともにマイニングが行えない事も事実です。しかし、初期の通貨などのマイニングができたり、複数台でマイニングも可能など使い方と工夫次第です。

予算不足で、どうしてもCPUのマイニングしか行えない人にとって、GPUマイニングが行えるようになる事は選択肢を広げる事になります。僅か8000円~10000円ほどでGPUマイニング機が手に入り、しかもCPUと同時にマイニングできるという事であれば、やる価値は十分にあるでしょう。

電源の交換で高性能グラボ搭載

中古デスクトップPCでも、電源さえ交換すれば、高性能のグラフィックボードを搭載する事も可能です。そうは言っても、メーカーの特殊電源を交換するのは難しい場合(箱のサイズが合わない)も多いですし、サイズが大きいグラフィックボードを装着できない場合もあります。

電源を交換すれば、高性能グラボも搭載可能ですが、デスクトップPC電源まで交換するならマザーボードを買って新しく組み立てた方がいいと考える人が多いでしょう。玄人志向600Wがコスパ最高すぎます。


玄人志向 NEXTシリーズ 80 PLUS Bronze 600W ATX電源 KRPW-N600W/85+
価格:5000円~8000円

玄人志向 600W

GTX1050ti・・・300W以上
GTX1060・・・400W以上
GTX1070・・・500W以上
GTX1080・・・550W以上

電源を複数にして強化する方法もあります。もう1台を外部電源とすれば、ADEA 電源ケーブル デュアル マイニング用 24ピンデュアル PSU ATX 20+4ピン 30cm (1個)で拡張する事ができます。

デスクトップの電源強化が成功すれば、『USB3.0拡張カード・PCI増設ボードなどを利用する事で、ライザーカードの差込口を増設して複数のGPU搭載が可能になります。

マイニング カード 採掘 4 カード 1 PCI-E ライザー アダプター ボード 1 ~ 4 Usb3.0 マイニング特別なライザー カード採掘効率 4 Tim 4PCI E の PCI-E スロットを回す (1 turn 4 PCI express)

ライザーカードを利用する事で、複数のGPU搭載できるようになります。

Grehome USB 3.0 PCI-E Express PCI-E 1X to 16X ライザー エクステンダーカード

GT730でも大丈夫

GT710は19Wとグラボの中で特に非常に省エネですが、GT730も30Wなのでデスクトップに取りつける事は可能です。実際にGT730を電源200Wの中古パソコンに設置している人もいるようです。

玄人志向 GALAXY ビデオカード Geforce GT730搭載 GF-GT730-LE1GHD/D5
価格:6000円~8000円

 

HDDをマイニング用SSDに交換する

中古デスクトップパソコンのHDDをSSDに交換する最大のメリットは、『消費電力が大幅に下がって省エネ』になる事です。言うまでもなく、24時間のマイニングでは、省エネは非常に重要になります。

HDD・SSDを接続するSATAの規格には、SATAⅡ(300Mbyte/s)とSATAⅢ(600Mbyte/s)がありますが、中古デスクトップパソコンのほとんどがSATAⅡであり、SATAⅢ対応のものを接続する事は可能ですが、速度はSATAⅡの速度しか出ません。SDDは2.5インチですが、マウンタと呼ばれる金属に乗せて3.5インチの所に設置可能です。

BIOSでSSDを認識させた後で、専用ソフトを使ってHDDのデータをSDDに移行します。USBからLinuxを起動いて使う場合は、HHD・SSDがなくてもパソコンを動かせますが、4000円で購入できるのであれば買っておいた方が安心です。

マイニング専用の格安SSD

Biostar製 マイニング向け 内蔵SSD2.5インチ 90GB TLC SATAⅢ SG681S2E39-SM1B9-BS2 3年保証
価格:4000円~5000円

自作パソコンの構成例

自作パソコンを組み立てた場合には、中位CPU1台、中位GPU1台を含めて、最低5万円~7万円ぐらいの予算がかかってしまいます。

CPUAMD CPU Ryzen5 1600 65W AM4 BOX
マザーボードBIOSTAR AMD B350 ATXマザーボード TB350-BTC
GPU玄人志向 GEFORCE GF-GTX1050Ti-4GB/OC/SF
電源玄人志向 80 PLUS Bronze 600W ATX電源 KRPW-N600W/85+
SSDBiostar製 マイニング向け 内蔵SSD2.5インチ 90GB TLC SATAⅢ

結論

古い中古デスクトップPCにグラフィックボードを搭載してすれば、1万円以下でCPU+GPUの同時マイニングを行う事ができて、マイニング機としてそこそこ実用性があるものを完成させる事ができます。

手軽にマイニングを行える半面で、常時100Wほどの電力を消費するので、コストパフォーマンスが良いとは言えません。

本体・電気代のコスパを考えるなら激安の中古ノートパソコンでCPU専用マイニングも1つの選択肢です。中古ノートパソコンならi5で1万円台で購入出来て、1ヶ月の電気代を1000円ほどに抑える事ができます。Bitzenyの価格が上がれば、1年以内で本体代金を回収できます。

 

 

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