労働するほど貧しくなる事実！

5000万の資産で月額10万円の所得

5000万円×3％＝150万円であり、税金20％かかったとしても、120万円の所得を得ることができます。つまり、5000万円の所得をもっていれば、あとは10万円ぐらいバイトして暮らせば、十分に暮らしとしては成立するということになります。5000万円を借りるのに金利が2％だとすると、それを投資に回して1％のリターンを得られれば、年間50万円の収入が得られることになるのです。

労働するほど貧しくなる

何で労働すれば貧しくなるのか？と言えば、人間の体はロボットではないからです。人間は、限られた時間しか働くことができないのです。特に時給1000円では、働いても、働いても豊かになれない蟹工船状態に陥ってしまいます。資本家が行うことは、労働者にそうした事実に気が付かせないようにして、何とかして今の給料で働いてもらうことなのです。例えば、やりがい搾取などがそれにあたります。

資本家は、労働者からの搾取で成立する

資本家の利益は、労働者から搾取することで成立しています。資本家は、労働者の給料を抑え込むことで、利益を出そうとしているからです。

労働者に富が還元されない

近年、問題になってきているのは、労働者に富が還元されない問題です。企業は、労働者に富を還元せず、内部留保にまわったり、株主に還元されたりしています。労働者に対しては、成果主義だという話になって、派遣労働者から搾取した富を正社員に与えるような「労働者どうしで富を奪い合う」ようになってきているのです。