青春18きっぷ「廃止」へ!連続した3日間、5日間に改悪

  • 23 December 2024
  • のぶやん
青春18きっぷ廃止

事実上の廃止へ

青春18きっぷは、その名前だけ残って、完全になくなりました。連続した3日間、5日間しか利用できないようでは、長期の旅行など絶望的であり、青春18きっぷ廃止という噂が現実になってしまったと言えるでしょう。

連続した3日間、5日間に使うという制限だけではなくて、バラバラに利用できなくなりました。これは、事実上「青春18きっぷの廃止」とも言える措置といえるでしょう。噂は現実になってしまうものですね。残ったのは、青春18きっぷという名前だけであり、実際には「冬の乗り放題パス」になっています。

62万枚も売れた青春18きっぷ

青春18きっぷは、かなりの知名度と人気を誇っていて、2023年で62万枚も売れています。74億円もの売り上げを誇るきっぷは、JRにとっても無視できないきっぷです。青春18きっぷを学生時代に使ってたユーザーが、そのまま高齢化して、安い青春18きっぷを使われると収益があがらないというJRの懐事情もあるかもしれません。

日本国内の旅行は高速化

日本は、寝台列車も廃止されて、青春18きっぷも廃止された。時代の流れと言えばそうかもしれませんが、もう貧乏旅行が通じることはなくなった。貧乏に対して非常に厳しい社会になっているということです。

シニアに18きっぷを使って欲しくない

JRは「顧客にも高速化で高い料金を払って欲しい」と思っているようです。金がある、なしに関わらず。例えば、中央線でグリーン車どうですか?と、グリーン車も値上げに踏み切っています。金がないシニアなどを相手にしていては、ビジネスにならないので、そういう人は切り捨てるということです。

秋の乗り放題パスでテスト

JRが秋に出している「秋の乗り放題パス」というものは、「新青春18きっぷ」の諸条件と同じで、料金は7850円となっています。このきっぷを通じて、利用状況などをテストしていた可能性はあるでしょう。

草津温泉に行った思い出

あれは19歳、20歳頃だったと思いますが、青春18きっぷを使って、仲間と草津温泉に行った思い出があります。バラバラに利用できる「青春18きっぷ」は、仲間と移動する有効な手段でした。それがバラバラに利用できなくなりました。

東日本フリーパス化した

東日本フリーパスは、連続した7日間11330円で乗り放題になります、東日本エリアであれば、明らかに東日本フリーパスの方が安く旅行できるようになります。しかも、東日本フリーパスでは、「いわて銀河鉄道」など、JR以外にも乗れてしまったりします。

自動改札に対応は便利

今まで、自動改札に対応していなかったので、駅員に見せる必要がありました。しかし、自動改札に対応するようになったのは、良いことです。ただし、注意が必要で、何度も財布に出し入れする用途が考えられるので、磁器が破損してしまう可能性が結構あるのです。

東日本フリーパスを利用した時には、折れ曲がったり、クレジットカードと衝突して磁器が読み取れなくなったりします。磁器が付いたものは、何度も出し入れするのに極めて不向きなのです。何か100均で入れ物でも買って、それに入れて持ち歩くのがオススメになります。

1982年から40年の歴史

1982年から開始された「青春18きっぷ」は、40年以上の歴史があります。その歴史を延長することなく、青春18きっぷは、終わりとなりました。お金がない若い人にも旅行を楽しんで欲しいという考え方で出された切符ですが、遂に終わってしまいました。

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