NAVERまとめを作っていると楽しいけれど
NAVERまとめを作るのは、情報を作るという上でブログと同じに楽しいけれど、何といっても時間がかかります。午後9時頃から始めて、1つのまとめを作るのに夜中の2時頃までかかります。5時間もかかって出来たまとめでも、公開した後からスペルミスなどが発覚して、手直しが必要になる事も良くあります。どのまとめに関しても、公開した後に多くの手直しを加えています。
タイトルが最も悩む
タイトルが非常に問題で、タイトルを外すとどんなに良いまとめを作ってもPVを稼げなくなります。「タイトルで釣る」訳ではないですけど、5時間もかけて自信作のまとめを作った時にも、タイトルで釣れなければ、それほど自分が可愛そうになる事はありませんね。
Googleの検索に最適化することを全く考えなければいいのでしょうけど、それは現実的に無理があります。NAVER運営側は、「そんな事はお構いなしに良いまとめを作ってください」というかもしれませんが、この日本の検索エンジンは、Yahoo JAPANの検索も含めてGoogleに支配されてます。NAVERまとめも健闘してはいますが、Google検索+それを採用したYahoo検索を無視できるような状況ではありません。
Twitterの反応が楽しみ
Twitterで多くの人はそのままの形で共有するのですが、10人に1人ぐらいの割合でコメントを入れて共有する人がいます。そういった共有する人の意見は、まとめた側としては嬉しいと思うものです。また、共有されたTwitterに書かれた意見を参考にして手直しするという事も良くあります。
お金無視しないと良い物は出来ない
「お金を無視しないと良いものできない」というような「どこかで聞いたような話」は、ウェブの世界でコンテンツを作っていると簡単に実感できます。それは、歯科医師が保険治療を使って患者さんにベストを尽くしたら赤字になるのと似たようなものかもしれません。コンテンツに全力を傾けて5時間かけて、それに2時間かけて訂正を加えて、合計7時間以上かけて作ったNAVERまとめの1つのコンテンツで1000円稼ぐのがやっとかもしれません。
別にNAVERまとめの0.2ポイントという単価が低いわけではなくて(この単価はGoogle Adsenseを参考にしているので同じぐらい)、この単価は適正なんですけど、ウェブ自体がそんなに稼げるものではないのです。それは良く考えたら当然の事で、パソコン1つでどんどんお金が入ってくるなら、みんな会社をやめてウェブコンテンツを作っているでしょう。
収入はNAVERまとめと別に用意しておいて、NAVERまとめのコンテンツに時間をかけて良い物を作ろうという姿勢もあっていいのかなとは思います。それは、NAVERまとめに限った話ではないのですが、アイディアの蓄積であったり、考え方の幅を広げるという意味で、いろいろな作業をやってみるのはいい事ではあると思います。それがコンテンツとして残るのですからね。ただ、いつ消えるか分からない不安定なものだという事は認識しておくべきでしょう。
1つのまとめの手直しに時間がかかる
NAVERまとめを公開した後には、必ずスマートフォンからも確認するようにはしていますが、自分でパソコン入力した誤字脱字を見つけたり、文章がおかしい事が良くあります。まとめを公開した後でも、何度か自分のまとめを見直して、このような誤字・脱字があったら修正しておくべきでしょう。
また、スマートフォンで見るとパソコンから見るよりも、情報が分かりづらくなるなる事が良くあります。例えば、「大見出し」「写真」「写真」と並べた時には、パソコンから見ると大見出しと写真の関連性は一目瞭然ですが、スマートフォンでは、大見出しと写真が関連あるのかどうか分からないように見える事が良くあります。写真の説明文で、大見出しと関連性があるような記述が必要になるという事などを注意して、スマートフォンのユーザーに分かりやすいコンテンツ作りをする必要がでてきています。
NAVERまとめで公開したコンテンツに関して、喫茶店などで自分のスマートフォンから自分で公開したコンテンツを見直してみると、意外に関連性が分かりづらくなっていたり、表現が複雑になっている場所を見つける事があるので、後からパソコンの方で修正するようにしています。
自分を出さないまとめ作り
「私は~と思います」「私はこのレストランに行って楽しかった、嬉しかった」と書きたくなる(というか書いてしまう)事がありますが、これはNGです。NAVERまとめに限らず、ウェブのコンテンツに客観性を持たせるには、自分がどうであったかという事よりは、人の意見を取り入れていく必要があります。何故かと言えば、例えば「俺の好きな曲」をまとめても、他の人にとってあまり意味がないからです。
ただし、自分の意見も「スパイス」として入れていく事はあってもいいかもしれません。例えば、自分が「お勧めしないレストラン」でも、場所などが良くて「知っておきたいレストラン」というのはあるものです。そういうのは、ゆる~い言葉を使って、そのレストランがあまり美味しくないような事実を書いておくべきでしょう。
そこそこのまとめの重要性
時として自分のこだわりを捨てて、下書きがある程度まとまった所で「公開」していく事は必要だと感じます。これもNAVERまとめに限った事ではないですが、100%完璧なものを仕上げるという事は無理だからです。70%ぐらい仕上がって、「見て喜んでもらえるレベル」に仕上がったところで公開して、あとは公開した後に少しずつ直すというのも良い方法だと思います。
確かに質にこだわる事は大切ですけど、質にこだわりすぎると、何も公開できなくなってしまうからです。とりあえず公開しておいて、後で手直ししたり、次のコンテンツ作りに繋げていくという事も大切になって来ることではあると思います。コンテンツを1つの作品と考えると、作品同士が連動を重ねて、別の作品を生み出すという事も十分に考えられるからです。
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